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2007年8月8日のブックマーク (5件)

  • ポール・オースターインタビュー for GQ Japan by 山形浩生

    Paul Auster インタビュー (『GQ Japan』1996 年春) 山形浩生 (その時の録音カセットが出てきたので mp3 にした。wmp版 と RealAudio。全部で 50 分くらい(あと wmp版が firefox ではうまくいかん)。) ポール・オースターの仕事場は、ニューヨークはブルックリンのパーク・スロープと呼ばれる一帯にある。落ち着いた静かな近隣で、煉瓦造のアパート群がならぶ感じはちょっとスノッブなボストンを思わせる。実際、文化的にも非常に由緒正しい場所で、レズビアン・コミュニティが独自の文化圏を形成しているのがこのあたり。かつてグリニッジ・ビレッジにゲイ・コミュニティが成立し、新しい文化を華開かせたように 有名どころではアンドレア・「すべて男が悪いんじゃ!」・ドウォーキンもこの近辺の住人だし、あまり有名でないところでは、拙訳『ニグロフォビア』が最近刊行されたダリ

  • ほりえもんに見るメディアリテラシーの憂鬱 - すちゃらかな日常 松岡美樹

    「インターネットはあなた(情報の受け手)まかせよ」 前回はそんな前フリをした。いまや情報化社会なんて言葉が3回くらい死語になり、ゾンビになってそのたんびに生き返っちゃうほど情報があふれてるわけだけど(どないやねん)、情報の受け手の側はそれらを自分の目で仕分けし、正しく取捨選択する心のファイアウォールをもってなきゃなんない。これって特にネットの世界では切実な問題だ。メディアリテラシーである。 じゃあ題に入る前に、まず前提になる情報の確からしさから考えてみよう。たとえば紙のメディアならばどうか? 「そこに存在する書き物」は当然しかるべきプロの手を経ており、一定レベル以上に信頼できるものである、てな共通認識がある。もちろん書き手のレベルや意識にもよるけど、一応はそういう社会的な暗黙の合意が存在する。 活字になって世の中に出るまでには、何段階ものチェックがある。もちろん書いた人だって(まともな

    ほりえもんに見るメディアリテラシーの憂鬱 - すちゃらかな日常 松岡美樹
  • 「生きてきた私」を言祝ぐ技術 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 極端に幸福な、あるいは不幸な人生を送った人には「系の中で、あなたのニッチはユニークでした。 あなたが自分の人生をどう感じたのかは、私の知ったことではありませんが」 ほどほどの人生を送った人には「あなたの代わりはいくらでもいますから、世の中何も変わりません。 安心して下さい。そんな絶望は、周囲のみんなに共有されているものですから」 神様が科学的な存在ならば、亡くなる人に神様が語る言葉は、たぶんこんなかんじ。 科学技術は、人がより楽になるために発達してきた。 より長く生きるため。苦痛を感じないため。 いろんな技術が発達したけれど、楽になるはずの技術が実際にやってきたのは、 「解決」でなくて「先送り」。 帳尻合わせは最後の最後でやってきて、亡くなる

  • ひげをうまく剃れてない増田達へ…

    つるっつるに剃りたいのではなく、無精ひげにならない程度にそれれば良いというなら電気シェーバーのがおすすめ。早く剃れるし、剃り跡のひげの長さが均一になるから。 ただ、深剃りをしようとすると、どうしても外側の網に皮膚を押し付けた状態になってしまうから、皮膚を削っちゃうのは確か。 長期的につるつるにそり続けたいならT字のが肌の負担はずっと少ない。 ただ、T字は確かに扱いが難しくきちんと使わないと、カンナみたいに柔らかい肌の表面をごそっと削ってしまう。これが肌がボロボロになってる増田諸氏の状態だと思う。 1.T字できれいにそりたいなら、まずお風呂に5,6分つかるか、やけどしない程度に熱々のタオルを30秒??1分当てて、ひげを柔らかくする。 (熱々のタオルは水含ませて軽く絞ったタオルを電子レンジでチンしましょう) 2.電気にしろT字にしろどうしても多少は肌を削ってしまうため、まわりの雑菌で肌を荒らさ

    ひげをうまく剃れてない増田達へ…
  • 鈴木眞理子|こくほ随想|社会保険出版社

    「格差社会と人生の謳歌」 一億総中流化と言われたはずの日だったが、近頃格差社会とか下流化社会という言葉が飛び交う。高収入の家庭の子は良い教育によって高収入の職業につき、所得の低い家庭ではその逆になるという。若者の将来への希望や意欲まで格差を生じさせると暗くなる。 資源のない敗戦国日が先進諸国の仲間入りができたのは、一重に質と量が豊かであった中間労働者のおかげだった。勉強すれば親より良い職に、働けばより豊かにという希望があったからだ。この馬力があった中間層が上流と下流の両極に分化して空洞化するという。普通に考えるなら上流、下流も二極分化するので中流は必ず一定量存在しているはずだが、中間層の減少と弱体化は、先進資主義国ではその存亡に繋がる深刻な危機だ。 過去には立身出世の野心家が大勢いた日も、少子化と過保護な育児のため、不登校やニート、働いていてもフリーターや結婚しないパラサイトシング

    semis
    semis 2007/08/08