国内に関するshin-oharaのブックマーク (566)

  • 2006-11-21

    エンジニアのフランス人、J君と茶飲み話をしていた。「最近宮崎駿にはまっている」とのことで、アニメの話をした。なによりもいちばんいいのはポッコ・ロッソだ、というのが彼の意見である(”紅の豚”のことである)。最近見たのは「耳をすませば」(だったかな)だ、というので、ありゃ東京都下のベッドタウンの風景でねえ、などと多摩ニュータウンのあたりの説明や、郊外化問題などの話をした。パリの郊外出身の彼には、この郊外の様子はよくわかるみたいなのだが、多摩丘陵に少々センチメンタルな思いもある私は、いやわかるはずがない、などとワガママいいながら、事細かに説明した。「海が聞こえる」の高知あたりのマッチョ男の話なども続いて雑談は進んだ。 いやそれでさ、おもしろいのはいいんだけど宮崎駿にかぎらず日のアニメに一貫して不満な点がある、という。なんで恋愛がトピックにならんのだ、というのだ。なにー、と思って説明してもらった

    2006-11-21
    shin-ohara
    shin-ohara 2006/11/22
    もしそうなら社会論的文化論的にワリと深刻な話かも知らんな、と。
  • 「平和」については全力でスルー - opeblo

    「国を愛する心を育てる道徳の時間の指導の工夫.pdf つい、先日クローズアップ現代で放送された愛国心教育の教師の方の研究レポート。読んでて結構面白かったです。 というのも、「日のイメージは平和という児童が多い」し、「国を愛する」こととは「平和」、これからの日に期待することは「世界平和のために頑張っていく」といった風に、認識調査では「平和」が結構登場するのにも関わらず、その後は「平和」が全く出てこなくて、全力でスルーされているからでした。(すいません、全力かどうか知りません。この言葉を使いたかっただけです。) その下の「国を愛する心を育てるための視点」というのも、児童の国に関する認識を元に分類したと言いつつ、「平和」がスポッと抜けてますよね。「色んな花が咲く四季がある日は素晴しい」と無理矢理教えるぐらいなら、「平和な日は素晴しい」と教えた方がまだやりやすいとも思ったりするんですが。

    「平和」については全力でスルー - opeblo
  • 核武装論? - やじゅんのページ/The World according to YAJUN

    ラヴェル:ピアノ協奏曲 アルゲリッチ 〜記事(2008/01/15) バッハ:マタイ受難曲 ガーディナー 〜記事(2008/01/01) ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 フルトヴェングラー 〜記事(2007/02/19) のだめカンタービレ 二ノ宮知子 笑えるだけではない、奥の深い面白さ。目から鱗です。 〜記事(2008/01/07) ULTRA BLUE 宇多田ヒカル 〜記事(2006/08/20) バイカルチャーと日人 櫛田健児 友人が書いた。なぜ日人の英語が下手なのか、うならせる説明をしています。そのうち記事で取り上げてみたいと思います。 ヤバい経済学 S. レヴィット 中村屋のボース 中島岳志 憲法と平和を問いなおす 長谷部恭男 週末にレーシックの3ヶ月後検診に行きました。視力下がったんじゃないかなーと不安に思って行ったら、左2.0、右1.

  • 密度の濃い一元的コミュニティ内での教育訓練の必要性 - Munchener Brucke

    いじめ問題の処方箋として内藤朝雄氏が提言している、子どもを学校という閉鎖的で一元的なコミュニティから開放するという意見はしごく尤もな意見である。「しかと」という行為も、多元的なコミュニティ環境下においては実効性を失い「いじめ」としての効力を失う。 ただこの提言が広く世論に受け入れられるにはハードルがある。日では政府の政策以前の問題として、国民世論として集団社会訓練の場としての期待役割が根強い。大人たちが交通や通信の進歩により閉鎖的な地域コミュニティから開放され、会社一家主義からも開放されて多元的なコミュニティを手に入れているにもかかわらず、自分の子どもには閉鎖環境における社会集団訓練を受けさせたがっているのである。これはなぜであろう? 大人でさえも、昔の濃いコミュニティを懐かしんだり、愛社精神を見直すような言動も復活する昨今。必ずしも多元的なコミュニティが共通の理想になっていないことも注

    密度の濃い一元的コミュニティ内での教育訓練の必要性 - Munchener Brucke
    shin-ohara
    shin-ohara 2006/11/21
    >>開放されたドライな学校と、集団行動を重視する濃い学校と、選択肢を用意するのがよいのではないか:それが後々問題(たとえば就職差別等)を生まないのであればそれもあり、とは思うな。
  • 高原基彰blog: 二元的政治

  • いじめの政治性 - Munchener Brucke

    最近いじめに関するエントリーが非常に増えているが、一般論、きれいごとの域を出ないものが多く、読むに足らない。 その中で「シロクマの屑籠(汎適所属)」氏のエントリーは秀逸であった。 ・敵の明確化といじめの正当化 しっかり醸成したいじめシステムの場合、いじめ首謀者(とその強い影響下にあるクラスメート)はいじめられる側の何らかの属性にかこつけて被害者をクラスの敵として明確化し、いじめが正当化されるような構造ができあがることもある。理解されにくい言動の者・臭い者・みてくれの悪い者・クラス内で主流を占める価値観に迎合しない者、などなどの属性は、「クラスの敵」「いじめても構わない奴」としての焼印を押すのにさぞ好都合だろう。こうした何らかの属性を被害者が持っている場合には、「いじめられても仕方の無い奴」という空気が醸成されやすく、そうなるといじめへのブレーキは非常に弱いものとなってしまう。 これはまさし

    いじめの政治性 - Munchener Brucke
  • 世論調査 72%が核についての議論容認 - Munchener Brucke

    http://www.news24.jp/71015.htmlテレビの調査だが、この世論調査は恣意的過ぎる。読売新聞はまだ独自の調査を発表していないが、11/8の読売新聞の社説[核論議]「議論すら封じるのはおかしい」を追認した格好だ。 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061107ig90.htm 核武装議論を容認するのと、核武装を容認するのは月とスッポンである。来なら「核武装議論」について問う設問と、「核武装」について問う設問を併せるべきではなかったか? これでは「日人の間で核武装容認論が拡がっている」という誤った空気が醸成しかねない。 この調査はまた、麻生外務大臣や中川政調会長の背中を後押しするためのものであったとしたら遺憾だ。私も自民党の若手議員が核武装議論をしたって全然構わないと思っている。国民の中に一定数の核武装論者がい

    世論調査 72%が核についての議論容認 - Munchener Brucke
    shin-ohara
    shin-ohara 2006/11/14
    ぐわ、マジですか。私も個人的には「議論は容認」だがメディアがこういう短絡を(あえてなのか素でなのかは知らんが)するのであれば少し考え方を改めんと駄目かな、と思う。
  • 物事には手順が - finalventの日記

    ⇒H-Yamaguchi.net: 最悪の教育 批判にとらないでほしいのだが。 重要なことは、教員のかた自殺しないで、の前に、教員辞めたらぁ?ではないか。 手順として。 というのは、すべての教員が、とは思わないが、そういう圧力圏にいる教員のかたは、教員であること自体がその圧力圏の装置なので、それはもう、無茶、というのがあると思う。 「生徒たちへの思い」は重すぎ。 妊娠3ヶ月のアスリートはグランドを走れないと同じ。

    物事には手順が - finalventの日記
  • 最悪の教育 - H-Yamaguchi.net

    これまでもそうだったと思うが、教育関係者に対する風当たりは最近特に強い。トンデモ事例に事欠かない、という批判は正直かなりのところあたっていると思う。ただ、それはやはり全体からみれば一部のことだろう。私は教員としては新米なので、部外者からの視点にかなり近いとは思うが、それでも、大半の教員の方は懸命に仕事に取り組まれているものと思う。 この問題については、いろいろな背景が語られている。大学の入学試験のやり方、高校間の競争、少子化、そもそも必修科目は何であるべきか、その他もろもろいろいろな条件が重なっている。もちろん、だからといって歴史やら何やらを教えなくていいということにはならないわけだ。学校の教育方針を決めた方々は、当然承知のうえでやったはず。真剣に悩んだ結果ではあったのだと思うが、まちがっていたといわれればそれまで。 この問題について、誰がどのような責任をとるべきかについても、寛大なものか

    最悪の教育 - H-Yamaguchi.net
    shin-ohara
    shin-ohara 2006/11/09
    先生が死んでも死なんでもどう受け取るかは生徒次第だし、その受け取りを誘導するのがマスコミやネットや大人たちや同級生間の雰囲気だったりするので一概には云えませんが、と子供の頃の気分を思い出しつつ思う。
  • 日本の核武装問題に関する国内議論への所感

    の核武装に関する中川氏や麻生氏の発言が問題になっている。政治やマスコミの現場での取り上げられ方は奇妙でしかないのだが、従来の日政治が正面から取り上げなかった以上、仕方ないかもしれない。以前にもやや関連する内容を書いたが、つらつらとこの問題への感想を述べてみたい。 麻生氏と中川氏の発言はかなり計算されている。中川氏は飛ばしているようにも見えるが明確に管理された発言の印象がある。どのような角度から考えても、諸外国への牽制なのであるが、同時に日国内への負荷テストを兼ねているだろう。そのため麻生氏よりやや身軽と思われる中川氏の発言は、行政府ではなくあくまで一政党の議員の発言として受け止められる。例えば米国などでは立法府側におけるこの種の意見の多様さは元よりいくらでもある話なので問題が無い。実際は日の議院内閣制においては結構重い内容を含むのだが。その意味では米国の政治の現場を配慮した形跡も

    日本の核武装問題に関する国内議論への所感
  • 核武保有是非論をすることの是非論というややこしい話 - あんとに庵◆備忘録

    ニュース聞いてると、我がカトリックが誇る口の悪い政治家代表、麻生太郎が野党から突っ込みいれられている。イメージとして、麻生さんが核持ちOKな印象を受ける扱いに?でも、なんかよく聞くと変。 どーも「核議論の是非」を問われているようだ。「核を保有することの是非」じゃなくて「核保有議論をすることの是非」だそうだ。なんだそりゃ?言論の自由のある国でそりゃないだろう。「神はいるのか?いないのか?という議論はしちゃ駄目」などというのと同じぐらいおかしくないか? これについては愛蔵太さんとこで麻生さんの言が取り上げられている。他の記事もなかなか為になる。 ○愛・蔵太の少し調べて書く日記 http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20061105/kaku ■[時事]日核武装論ってそんなに盛んだったのか。あと麻生太郎氏の発言は会議録のほうが面白い ・・以下が愛・蔵太さんが抜粋し

    核武保有是非論をすることの是非論というややこしい話 - あんとに庵◆備忘録
  • 日本核武装論ってそんなに盛んだったのか。あと麻生太郎氏の発言は会議録のほうが面白い - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    見出しは演出です。 こんなところから。 →核論議容認発言:共産、社民も麻生外相の罷免要求(毎日新聞) 共産党の志位和夫委員長は4日、東京都内で開かれている「赤旗まつり」で講演し、核保有論議の容認発言をした麻生太郎外相について「内外から厳しい批判があっても発言を繰り返している。どうにも止まらないならやめてもらうしかない」と他の野党と連携して罷免を要求する考えを示した。 また、社民党の福島瑞穂党首は4日、講演で訪れた札幌市で記者会見し、核保有議論を認める麻生太郎外相に対し「不信任案を出すべき段階にある」と述べた。【有田浩子、葛西大博】 毎日新聞 2006年11月4日 19時26分 (最終更新時間 11月4日 20時09分) ちょっとテキストが「繰返し」という部分に関して見あたらなかったけど、以下のところから、 →花岡信昭:このご時世に「議論封殺」の不可解さ(nikkei BPnet) 花岡信昭

    日本核武装論ってそんなに盛んだったのか。あと麻生太郎氏の発言は会議録のほうが面白い - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 未履修問題、こんなに破られちゃう「ルール」ってどうなの? - good2nd

    http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061103/p1 経由で、 「未履修」問題の真の原因はどこに? を読みました。 で、この件については僕はこれにわりと近い見方をしてました。各高校ばかり責められてますが、文科省がまるで「裏切られた」みたいな態度なのは、正直ちょっと納得できないのです。そりゃあ、学習指導要領には「法的拘束力」があるんだそうだし(だったらもっと違う名前にすればいいのに)、事態についての責任は各学校にあるのは間違いないと思いますよ。特に虚偽の報告なんてのは、申し開きのできることじゃない。ええ、確かに各高校は悪いことしたと思います。先生たちは何らかの形で責任とるべきです。そして生徒は補修で山川の世界史一問一答を丸暗記すべし(嘘)*1。 まぁだけど、これだけ大量に出てくるとですね、むしろその「ルール」の方に無理があったと考えるのが当然なんじゃないかとも思う

    未履修問題、こんなに破られちゃう「ルール」ってどうなの? - good2nd
  • 「われわれ/彼ら」図式の多様性 - Apeman’s diary

    昨日のエントリへの補足です。 そもそも人間が「われわれ/彼ら」という図式でものを考えることが避けがたいことなのかどうか。これはこれで大きな問題だが、「われわれ/彼ら」図式を乗り越えた、という自己認識はしばしば隠れた「彼ら」を想定しているだけのことに過ぎないんではないか(人権思想が歴史的には「野蛮人」を排除して成立したことを考えても)。とすれば、むしろ「われわれ/彼ら」という図式でものを考えていることを自覚したうえで、その境界線は多様に引きうることを強調すべきだろう。 「われわれ/彼ら」の切断というのは基的には「私が誰に共感するか」の問題なのだが、事実問題としては「利害の対立」と言い換えてもいいだろう。利害の対立軸などというものはいたるところにある。ある点では利害の対立する二つの集団が、別の点では利害を共にする、なんてことは普通にあるし、「いまのわれわれ」と「将来のわれわれ」の間にすら利害

    「われわれ/彼ら」図式の多様性 - Apeman’s diary
  • 綱渡り - 新小児科医のつぶやき

    手抜きと思われるのは致しかたありませんが、コメントに頂いたお話が実話とすると鳥肌が立つようなものばかりです。エントリーに再掲する価値があると思います。一部抜粋にさせて頂いております、原文は昨日のコメント欄にあります。 まずは勤務医様。chaimd様から頂いた東京の小児救急事情を読まれての感想です。 小児科の診療に関するコメントを拝見し、絶句しました。山手線を取り囲むように一部世田谷区を含んで全滅状態ですね。ここに挙がった病院は比較的設立されたのが新しく 急速に増加する周辺人口に対応した地域医療の切り札として鳴り物入りだった記憶があります。どうやら地域住民の要望に答えきれなくなってるようです。 特に東京の西部地区の病院に顕著ですが、ここに夜間小児が受診出来なかったら一体どこにかかるのでしょうか。こういったベッドタウンは昼間こそ都心へ電車で小1時間でアクセス可能で買い物や通勤に便利な点が人気な

    綱渡り - 新小児科医のつぶやき
  • 東京事情 - 新小児科医のつぶやき

    東京も首都圏の事も良く知らない私が東京の事を書くのは大任過ぎたような気がします。それでも書き始めたからにはそれなりに進まないと行けませんので、スタンスはあくまでも外部(内部から見るのは不可能なもんで・・・)から見た印象とします。 東京を知らない辛さはchaimd様から頂いた情報分析が十分に出来ない事です。コメントを再掲します。 ×都立母子保健院 - 世田谷区 閉院 ×東京臨海病院 - 江戸川区 小児科救急診療体制 完全休止のお知らせ http://www.tokyorinkai.jp/gairai/f_1.html#12 ×国立東京災害医療センター 平成18年11月1日より小児科常勤医が不在になります。 http://www.hosp.go.jp/~tdmc/sin_syouni.htm ×佐々総合病院 小児科当直終了のお知らせ http://www.sassa-hospital.com/

    東京事情 - 新小児科医のつぶやき
  • 2006-11-02

    寒い。そろそろ数値解をもとめます。その前に色々とあるわけだが。 あとスキー行きたい、スキー。 細かいところが結構まんどくさい。一回まとめたのを印刷して見てみれば良いわけだが、俺ってばてんで機械音痴なので後輩がいないと今の部屋ではプリントアウトも出来なかったりする。だめだめだなあ。 3元連立方程式が出てきた。困った。面倒臭い。そしてゲロ吐きたくなるくらい非線形。連立方程式を解くと二階の方程式になって初期条件がどうのこうのと。 結局二元の連立方程式解くにも初期条件はふたついるし、それを解いて二階の方程式にしても初期条件はふたつ必要ということで、それは明日考える。 元ネタはホステスメイクを扱ってるんですが、モデルの人が普通に綺麗めなので違いがあんまし分かんなかったりする。こんな俺はダメな人でしょうか? http://portal.nifty.com/2006/11/02/b/index.htm

    2006-11-02
  • 論壇時評「平等への選択」 - H-Yamaguchi.net

    法政大学法学部教授の杉田敦氏による「平等への選択」と題した文章。サブタイトルに「深刻化する格差告発 再配分政策の論争を」とある。今ホットなテーマだけに、論壇にもさまざまな主張が入り乱れている。その中で一部を抜き出すとすれば、どうしても評者の考えがあらわれる。この人が書く「論壇時評」については以前にもとりあげたことがある。よく目にとまるのは、私の考え方がこれに近いからなんだろう。 いくつかの文章が紹介されている。 ◎平舘英明「搾取される流浪の労働者たち」、週刊金曜日9月29日号 若年ホームレスが「五重の排除」の対象となっている、という。「五重の排除」というのは、①家族福祉からの排除、②学校教育からの排除、企業福祉(雇用保険)からの排除、④公的福祉(生活保護)からの排除、⑤自分からの排除、とのこと。 どれもつらそうだが、ひょっとすると「自分からの排除」というのが一番つらいかも。「自らの存在意義

    論壇時評「平等への選択」 - H-Yamaguchi.net
  • 南京事件否定派が増殖するメカニズム、そして「水俣」との共通性 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    トラバいただいたhttp://d.hatena.ne.jp/good2nd/20061030へのコメントのつもりで。 南京事件の場合、被害国(この言い方、あまり好きではありませんが)に現時点で民主主義がない、言論の自由がないという特殊性がありますから、被害国の主張=全てウソくさい、というイメージが成立しやすいのだと思います。 ただし中国=ウソ・極悪・プロパガンダ、日=ウソがない・イノセント、というわけではない。それは、これまで私がさんざ示してきたとおりです。むしろ、中国=ウソつきというイメージに乗じて、さんざウソやデマや印象操作を並べ立てる、及びそれらが無批判に受け入れられるというメカニズムが顕在化していると思うのですね。 これらが安易に受け入れられる理由を考えると、まず「被害者感情」を持つことが許されるということ。つまり、邪悪な中国に脅されるイノセントな日人の私、という自己像を手に入

    南京事件否定派が増殖するメカニズム、そして「水俣」との共通性 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 日本軍の戦死者に占める餓死者の割合 - Apeman’s diary

    数日前にブクマしておいた記事。 「現代史家・秦郁彦 東条宰相「復権」は慎重に判断を」(Sankei Web 【正論】、平成18(2006)年10月15日[日]) 〔サイパン陥落〜東条内閣崩壊から〕半年後、和平を模索しはじめた昭和天皇は個別に重臣を呼んで収拾策を尋ねたが、東条は「陛下の赤子(せきし)なお一人の餓死者ありたるを聞かず」と開き直り、戦局は「今のところ五分五分」だとして、徹底抗戦を主張した。侍立した藤田尚徳侍従長は「陛下の御表情にもありありと御不満の模様」と記録している。 終戦はそれから半年後のことだが、ガダルカナル、ニューギニア、レイテ、インパール戦など戦陣に倒れた約230万の兵士のうち、広義の餓死者は私の試算で60万に達する。内外の戦史に類を見ない高比率だ。天皇が不満どころか、不信の思いをつのらせたとしてもふしぎはない。 「陛下の赤子(せきし)なお一人の餓死者ありたるを聞かず」

    日本軍の戦死者に占める餓死者の割合 - Apeman’s diary