【新型インフルエンザ】外出を6割に抑えれば、感染者数は15分の1に 国立感染研試算 (1/2ページ) 2008.12.7 21:13 発生すれば日本で17万〜64万人が死亡するとも推定される「新型インフルエンザ」で、国内での発生後に人々が外出を自粛すると、患者数を大幅に抑えることができるとの試算を、国立感染症研究所の大日康史・主任研究官がはじき出した。 試算では、国内の新型インフルエンザ患者第1号を「東京の八王子市在住、丸の内で勤務するビジネスマン」と想定。海外出張先で新型インフルエンザに感染して帰国したが気付かず2日出勤した−と仮定し、学校閉鎖や企業の事業縮小などの感染拡大防止策を取る場合と、何も対策を講じない場合とで、首都圏で感染者の増加がどう違うかをコンピューターによるシミュレーションで比べた。 すると感染拡大防止策を講じ、電車の利用など外出者が普段の6割程度にまで減った場合、国内