人型ロボットが新産業を創出 神奈川県商工労働部ならびに、かわさき・神奈川ロボットビジネス協議会は、パシフィコ横浜にて、ロボット関連の知的財産(知財)の企業活用、産学連携をテーマに「ロボット知財フォーラム in かながわ」を開催した。 特許庁 特許審査第2部 生産機械 主任上席審査官である西村泰英氏 基調講演には、特許庁 特許審査第2部 生産機械 主任上席審査官である西村泰英氏が「ロボット知財戦略・技術開発の方向性について 〜特許出願技術動向調査(ロボット)」と題し講演を行った。 西村氏は、「どんな技術分野に属するのが"ロボット"と言うのかの分類が分かりにくい。そのため、特許としてもロボットという明確な区分けをしておらず、要素技術の集合体と見ている」と、特許の視点ではロボットという定義が難しいとし、「ロボットと知財の融合結果が今日のテーマ」(同)とした。 ロボットの用途の多くは産業用だ。数年