幾つか既に報道がなされているが、今日4月18日に知財本部で検証・評価・企画委員会が開催され、知的財産推進計画2016の素案の検討がされている。 知財計画2016の素案構成(pdf)は目次レベルのものしか公開されていないが、知財計画の中身は、その下の委員会である次世代知財システム検討委員会報告書(pdf)、知財紛争処理システム検討委員会報告書(pdf)、知財教育タスクフォース議論の整理(pdf)の内容を踏まえたものになると思われるので、ここでは、特に法改正に関わる前の2つの報告書についてどのようなことが書かれているかを見ておきたいと思う。 (1)次世代知財システム検討委員会報告書の内容 この報告書(pdf)は、その目次に書かれている通り、「2.デジタル・ネットワーク時代の知財システム」において柔軟性のある権利制限規定とライセンスの円滑化の話を、「3.新たな情報財の創出と知財システム」において
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