ライセンス化による 権利保護と許諾を通して マラリアワクチンを 世界に普及させ、 数多くの命を救いたい。 ハマダラカという蚊によって媒介される「マラリア」。エイズ、結核とともに世界三大感染症のひとつに挙げられ、アフリカ諸国を中心に年間約4億人が感染し、50万人もの犠牲者を出しています。このマラリアの撲滅に向け、“夢のワクチン”の開発に挑んでいるのが大阪大学微生物病研究所の堀井俊宏教授です。今回はこのマラリアワクチンの特許出願にたずさわった弁理士の難波泰明先生も交え、開発研究にまつわるエピソードや知的財産との関わりについてお話しをお伺いしました。