漫画村などの被害が深刻化し、従来の課題であったブロッキングについて4月13日に政府が緊急避難の解釈を示したことが賛否の騒ぎとなりました。その効果もあってか海賊版はいったん収まりを見せ、政府は検討会議(タスクフォース)を設置、9回に及ぶ集中討議を行いました。 ブロッキングを巡っては出版・権利者が賛成、通信・ISPが反対という構図で見られました。とはいえ各業界内も濃淡があり、意見はまだら模様でした。表のテーブルでは語られない業界事情もあり、それぞれ一枚板ではありません。
漫画村などの被害が深刻化し、従来の課題であったブロッキングについて4月13日に政府が緊急避難の解釈を示したことが賛否の騒ぎとなりました。その効果もあってか海賊版はいったん収まりを見せ、政府は検討会議(タスクフォース)を設置、9回に及ぶ集中討議を行いました。 ブロッキングを巡っては出版・権利者が賛成、通信・ISPが反対という構図で見られました。とはいえ各業界内も濃淡があり、意見はまだら模様でした。表のテーブルでは語られない業界事情もあり、それぞれ一枚板ではありません。
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■知財計画のモノモノしい議論 知財本部 検証・評価・企画委員会@霞が関。 知財計画2016策定のための最終会議です。島尻大臣出席のもと、29名の委員が並びました。 第4次産業革命時代の知財イノベーションの推進、知財サイクルの普及・浸透、コンテンツの新規展開の推進、知財システムの基盤整備。 政府調整の結果、素案ができてきました。 しかし本来、この場ではほぼ計画はできていて、シャンシャンとなるべきところ、今回は違います。まず資料は「会議後回収」、傍聴席には配布もされないというモノモノしさ。資料の中も「調整中」の文字が散見されます。それほどナイーブな内容をはらんでいたということです。 結論から言うと、この日、委員からも、意見や注文が相次ぎました。それを踏まえてさらに事務局・委員間の調整が必要で、それは関係省庁との再調整が必要です。さらには与党との調整が必要かもしれません。知財計画の策定、持ち越し
■次世代知財システムで世界をリードしたい 次世代知財システム検討委員会。とりまとめ会合。 アジェンダは、フェアユース、AI、3Dプリンティング、データベース。 世界をリードする議論だったと自負します。 「IoT、ビッグデータ、AIなどデジタル・ネットワークの発達を最大限に活用することで、新たなビジネス・イノベーションを促進するとともに、社会を豊かにする新しい文化の発展に結びつけていくための次世代の知財システム」という基本認識は合意に至りました。 AIが生む創作物に関しては、保護策とプラットフォーム対策を検討するとともに、世界に先駆けて取り組んでいる日本の議論を海外発信する、という点も合意。 国境を越える侵害問題について、リーチサイトへの法制対応を進める。オンライン広告についても手を打つ。対策の実効性を高めるためにプラットフォームとも連携する。という点も合意です。 ネット化に対応する仕組み。
■知財本部:やっぱり紛糾しました〜 次世代知財システム検討委員会。とりまとめ会合。のはずだったが、とりまとめられず、今回と次回の2回かけて落としこむ。それもまだ怪しいのですが。 アジェンダは、フェアユース、AI、3Dプリンティング、データベース。 事務局案。IoT、ビッグデータ、AIなどデジタル・ネットワークの発達を最大限に活用することで、新たなビジネス・イノベーションを促進するとともに、社会を豊かにする新しい文化の発展に結びつけていくための次世代の知財システム。 これは合意。 ネット化に対応する仕組みとしては、米国型フェアユース、英国型フェアディーリングなど柔軟な権利制限、拡大集中許諾、裁定制度の拡充、報酬請求権化などさまざまな手段を検討し、新システムを構築する方向。 AIが生む創作物に関しては、保護策とプラットフォーム対策を検討するとともに、世界に先駆けて取り組んでいる日本の議論を海外
■AI創作物の知財問題 知財本部・次世代知財システム検討委員会@霞が関。AI論議の続き。佳境です。 事務局が整理したAI創作物の論点は、「現行制度のまま」vs「AI創作物を保護」。 後者の場合、1)著作権以外の新権利、2)創作物登録制、3)AI登録制の3例。 前回の議論を踏まえ、めっちゃ大胆な整理です。 AI登録制なんて、赤松さんの提案ですけど、AIに人格を認める制度ですよ! しかしやはり議論は逆噴射。委員から意見が噴出しました。とりあえずぼくが引っかかって咄嗟にメモしたものを並べます。脳内変換してますので、正確なところは政府議事録で確認いただければと存じます。 瀬尾委員:これまでの知財は「人が作る」ことを前提にした制度だった。それが大崩れする。時代認識を整理することが重要。 福井委員:創作のあり方がどう変わるかを認識するにはAIの実態やビジネスモデルの把握が必要。その上で、自然権・人格権
■ビッグデータとデータベースの知財問題 知財本部「次世代知財システム検討委員会」。 TPPも決着し、「ソーシャル化=スマホ+クラウド+ソーシャル」の次、ビッグデータやAIやIoTといった大波が来ることを受け、知財問題をどうとらえるかという問いです。 KADOKAWA川上さんが著作権制度を「アメリカと同じにする」ことを提案しました。冗談ぽいが、TPP合意もあり、ぼくはマジに受け止めるべきと考えます。EUと同一、でもいい。次世代の知財は、日本独自の制度を維持することの意味を問うべき。国内制度とグローバルの整理。大論点。しかしこの議論を政府としてどう扱うか。冒頭から荒れ模様です。 まずはビッグデータとデータベース、BDとDBについての議論が始まりました。川上さんと東大・喜連川さんから、データベースの「創作性」を問い直す問題提起。ネット+AIがどんどんデータを作っていく時代、創作性によって保護する
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