サンフランシスコ発--Advanced Micro Devices(AMD)は2006年第3四半期に「Opteron」プロセッサの「Rev F」バージョンを発売する予定だが、これに伴って同社の製品ラインからはシングルコアのサーバ用プロセッサが姿を消し、同時に4コアモデルにつながる道が開けることになる。 AMDはこれまでにもRev Fの詳細を説明したことがあったが、米国時間6日に行われた説明会では、製品マーケティング担当マネージャーのKishna Weaver氏が、これまで2006年中頃としていた発売時期を第3四半期(中)にまで絞り込んだ。 AMDはOpteronの投入で、長い間続いているIntelとの競争で新しい戦いの場をつくり出した。Xeonプロセッサを擁するIntelは、しばらく前までx86サーバ市場をほぼ独り占めしていた。だが、AMDはOpteron登場以降、デュアルコアの採用を含む