ソニーBMGが、コンピュータで再生すると「rootkit」と呼ばれるソフトウェアをインストールしてしまうコピー防止機能付きCDを発売したことから、不快で面倒なある問題が持ち上がっている。 同社は現在、すでに出回っている470万枚のCDを対象に、前代未聞とも言えるリコールや交換プログラムに乗り出しているが、これに関連して、ソニーBMGの失策はコンピュータ業界やエンターテイメント業界に向けられたある疑問を浮き彫りにしていると、業界の専門家らは述べている。その疑問とは「ユーザーのコンピュータをコントロールする権利はだれのものか」というものだ。 ソニーBMGのCDは、コンピュータのハードディスクの奥深くにrootkitプログラムをインストールしてコピー防止用ツールを見えなくした。同社の措置に批判的な人々は、これらのCDが許容できる一線を越えてしまったと述べている。だが、このような措置を講じたのは同
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