以下は、2008年頃に書かれた文章である。 ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち 作者: 速水健朗出版社/メーカー: 原書房発売日: 2008/06/09メディア: 単行本購入: 25人 クリック: 781回この商品を含むブログ (213件) を見る この本はとても面白くて勉強になった。特に、浜崎あゆみの歌詞とケータイ小説の関連性、それら一緒くたの郊外文化圏についての記述は、なるほど。浜崎あゆみのステッカーを貼ったワゴンRや、ふわふわのファーに包まれた改造マジェスタをみるたび、最近は速水さんの本書を思い出す。 ただ、国道沿いの民として違和感があった点がひとつあって、それは、速水さんの文章ではオタクのキャラクター消費様式とケータイ小説の消費様式の相違点が強調されているけれども、私には似て見えるということだ。ヤンキー文化とオタク文化は、近親憎悪的図式を孕みつつも、それぞれの文化圏
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