「カリオストロの城」フランスで初上映。40年間公開されなかったのは、ルパン三世の著作権トラブルが原因?
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今日は細田守監督の現在公開中の最新映画である『未来のミライ』を紹介します。 以前、『バケモノの子』のレビューで書いた通り、私は細田守監督の直近の作品は映画館で観てきたので、今作もと思ってはいたのですが、前評判が悪かったので、かなり躊躇をしていました。 するとタイミングよく、子育て中の男性から「斗比主さんの感想を聞きたい!」と背中を押されたので、それならと思い観てきて、本日レビューをする次第です。 すでに公開から時間も経っていますし、ネタバレはあまり気にしないで書きます。そういうのが気になる人や、私のブログを普段から読んでいない人は、そっ閉じをお勧めします。 タイトルにある通り、私は本作について相当モヤモヤしました。 ざっくりとしたストーリー ざっくりとしたストーリーはこんな感じです。 現代日本で、3歳ぐらいに見える男の子くんちゃん(設定では4歳)が、下に妹ができ(名前は未来ちゃん)、お母さ
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 西暦2020年公開 エヴァがついに完結する。 2007年から『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再起動し、『:序』『:破』『:Q』の3作を公開してきた。その最新作、第4部『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の劇場公開が決定。 人の本質とは何か? 人は何のために生きるのか? エヴァのテーマは、いつの時代にも通じる普遍的な核を持っている。 シンジ、レイ、アスカ、マリ、個性にあふれたキャラクターたちが、人造人間エヴァンゲリオンに搭乗し、それぞれの生き方を模索する。 人と世界の再生を視野に入れた壮大な世界観と細部まで作り込まれた緻密な設定、デジタル技術を駆使した最新映像が次々と登場し、美しいデザインと色彩、情感あふれる表現が心に刺さる。 スピーディーで濃密、一度観たら病みつきになるその語り口は、興行収入80億円超えの大作『シン・ゴジラ』も記憶に新し
海外のアニメファンが選ぶ「泣けるアニメ」ランキングでは、常に上位に入る「火垂るの墓」。今回は、この作品を観た海外の映画ファンによるレビューを翻訳して、皆さんにお届けします。レビューは、Amazonと映画レビューサイトIMDbから抜粋しました。 ※Amazonの採点は満点が星5個、 IMDbは星10個となります。「評価無し」のレビューもIMDbのものです。また、ネタバレを含んでいますので、作品未見の方はご注意下さい。 ↓では、レビュー翻訳をどうぞ。 ● 「立ち直ることが難しく、忘れることはできない」 アメリカ 評価:★★★★★★★★★★ 最初に言っておきたいのだが、もしあなたがこの作品をまだ観ていないなら、このレビューを読んだ後(もしくは読む前でも)、できるだけ早くこの映画を観るべきだ。買っても借りてもいい。なぜなら、イサオ・タカハタが生み出したこの傑作の価値を伝えるのに、私の言葉だけでは不
大塚 以前、『かぐや姫の物語』のミカド(御門)のアゴについて記事を書いてましたよね? ───読んでくださったんですか! ありがとうございます。 大塚 私、ちょっとあれに異論を唱えたいんですよー。 ───(ゴクリ……)は、はい。 大塚 『かぐや姫の物語』は、『竹取物語』をかなり忠実に映像にした作品。でもそれだけじゃなくて、現代にも通じる「幸せとは何か?」というテーマをすごく追求してます。この「幸せ」というキーワードが、ミカドのアゴにもつながってる。私、ぜったいミカドはブータンのワンチュク国王がモデルだと思います。 ───ワンチュク国王!? 12月に発売された『ひかりナビで読む竹取物語』の著者、大塚ひかりさんインタビュー。 前編ではスタジオジブリ最新作の『かぐや姫の物語』について、古典エッセイストの立場からいろいろとお聞きします。 「長いのでは?」と話題になったミカドのアゴ。『ジ・アート・オブ
3月13日今夜、スタジオジブリの高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」が金曜ロードSHOW!で地上波初放送する。ノーカット放送するために放送枠を拡大し、いつもより約1時間前倒しの夜7時56分からの放送だ。 ストーリーについては、もはや説明するまでもない。「竹取物語です(完)」といった感じだ。もちろん、かぐや姫と幼い頃から知る「捨丸」というキャラクターが登場したり、御門のアゴがめっちゃ長かったりと、「竹取物語」中にはない要素も登場するが、基本的には忠実に作られている。 「かぐや姫の物語」でいつも話題になるのがキャッチコピーの「姫の犯した罪と罰」。上映当時も「結局、姫の犯した罪って何? 罰ってどういうことだったの?」という感想が目立った。「かぐや姫の物語 罪と罰」で検索をかけた人もたくさんいるはずだ。 エキレビ!にも、久保内信行による「『かぐや姫の物語』考察。『姫の犯した罪と罰』とは何か」という記事
『ホテルの墓』・・・間違えた、『火垂るの墓』やった。ホテルの墓ってどんな墓やねん。 初っ端から素で打ち間違えてしまいました。何に疲れているのか分かりませんが、少し疲れているようです。 気を取り直して仕切り直し。 『火垂るの墓』という映画があります。 戦争という大人の勝手に振り回される幼い兄妹、そして戦争という大きな渦の中、ゴミのように消えていく二人の命。号泣不可避の映画です。 イギリスの映画雑誌でも、見た後トラウマになる映画の第6位にランクインしたとか。 しかし、こんな泣ける映画に 「ちょっと待った!その設定おかしい!」 とクレームをつけた不届き者・・・じゃなくてある人たちがいました。 それが元海軍士官たち。 主人公の清太の父親は海軍軍人。いちおう大尉という設定で巡洋艦に乗っていたようですが・・・。 しかし劇中でレイテ沖海戦が起こり、連合艦隊は壊滅。父も行方知れず(おそらく戦死)に。 それ
学問は最近のものになるほど難しくなっていく。 もくじ 近代哲学が難しい理由 構造主義はかなり新しいから、かなり難しい じつはあなたも、「構造主義」的な考え方をしている 差別しない=構造主義的 人の思考は所属する社会の影響を受ける 構造主義・四銃士 ミシェル・フーコー ロラン・バルト クロード・レヴィ=ストロース ジャック・ラカン 今日の一首 後記 考えてみればそれは当然の話で、学問は積み上げていくものだから、すでに先人によって積み上げられているものがたくさんある場合、それらを土台に新しいことを考えているが現在の人々だからだ。 近代哲学が難しい理由 哲学も同じで、たとえば古代ギリシャのアリストテレスとかプラトンの考え方は、まだ非常に理解しやすい。 が、そこから時代を経てフッサールとかハイデガーとかサルトルなんかになってくると、いきなり「コイツ何言ってんだ」状態になってしまうのは、彼らがそれま
海軍 @6zzOp 「君の名は」は初めてみると時系列でごっちゃになりやすいのでこちらを 黒い線はもともとの三葉が死ぬ世界線の時間軸 赤い線は入れ替わりの時間 青い線は実際に会いに行く時間 緑の線は運命が変わって、三葉が生きている世界線 #君の名は pic.twitter.com/U8KGx39CcB 2018-01-03 22:07:55
評価:★★★☆3つ半 (僕的主観:★★★☆3つ半) 声優が変わってから初めて映画館に見にいった。友人が、というかてれびんが、最近のドラえもんでは断トツの面白さ、というので。読後は、期待していたためか、まぁ普通の良作だった、という印象。僕自身最近のドラえもんの最近の映画を見込んでいないせいか、評価がこれでいいのか、自分の中にしっかりとしたロジックがあるわけではないので、何とも断言しきれないですが。考えてみると、7作目の『のび太と鉄人兵団』以降、映画は見ていない。今回見に行こうと思い立ったのは、子供に物語の経験をたくさん得てほしいと思っていて、色々基礎的な(と僕はが思うもの)を見せているのですが、やっぱりドラえもんは、必須だよな、と思って。適齢期に、時代に即したものを見続けていると、その後の人生がとても彩るに価値があると思っているので、こういうベタなのは、できる限りリアルタイムでいったほうがい
トップニュース『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 キャラクターや舞台設定の巧みさ ――「すずさん」というキャラクターですが、原作での描かれ方と映画とで異なる部分に注目も集まりました。監督は、すずさんをどのように描こうとしたのでしょうか? 片渕須直監督(以下、片渕): 本当ならば、こうの史代さんの原作はまるごと全部映画にしなければ意味がないと思っています。ただ、それは自ずと限界があり、1つは製作費の問題、もう1つは興行にかけられる約2時間という上限があるだろうなと考えました。そこで、残すべきだと思ったのは、すずさんが「なぜ日常生活を営んでいたはずだったのに、その中で何に追い詰められて、自分が戦争をする側という意識に至ってしまったのか」という部分だったのかなと思うんです。 それは一人で生きているなかでは
2016年11月に公開されて以来、大ヒット上映中の映画『この世界の片隅に』。3月3日(金)には、第40回日本アカデミー賞「最優秀賞アニメーション作品賞」の受賞が決まりますます注目が集まる本作。ダ・ヴィンチニュースは、『この世界の片隅に』監督の片渕須直さんと『機動戦士ガンダム』などを手掛けてきた日本を代表するアニメ監督・富野由悠季さんの対談に密着。おニ人の対談の模様が配信される文化放送のインターネットオンデマンド配信サービス「AG-ON Premium」の収録現場に伺った。 富野監督『この世界の片隅に』から戦争と歴史を語る ――今回、映画『この世界の片隅に』をご覧になった富野由悠季監督と、片渕須直監督とのはじめての対談になります。本日はよろしくお願いいたします。 富野由悠季監督(以下、富野): よろしくお願いいたします。『この世界の片隅に』を観て、開始10分くらいで衝撃を受けたことがあります
・あらすじ テレビ番組「アクション仮面」の撮影中、アクション仮面の力の源「アクションストーン」を奪われてしまう。 一方、夏休みが始まったしんのすけはみさえとの買い物中に迷い込んだアクション仮面カードが当たるチョコビを購入。 そのチョコビにはNo.99の幻のカードが入っていた。 カードがきっかけで、しんのすけはアクションストーンを取り返す冒険にでかけることになる…。 最初で最後!臼井儀人(原作)テイストのクレしん映画クレヨンしんちゃんファンを標榜する人の多くは、実は原作には詳しくない。 原作とは全く別に、2代目監督「原恵一」がマイルドに見やすくしてくれたギャグといい話で幅広い層が見やすいテレビ版のクレヨンしんちゃんを確立したあとのクレしんを好んで「クレしんファンだ」と言ってる人達が大半だろう。 かくいう私もアニメ(原恵一)クレしんファン。 映画もテレビ版も原恵一時代の作品が脳裏に焼き付いてい
「アメリカ許さん‼今度こそ絶対勝つ‼」(本人のセリフそのまま) 本人は原爆が投下されたことと、晴美ちゃんがなくなったことが特にショックだったようで、アメリカ悪い悪いと帰ってきてからも怒ってた。 そういう見方も当然あるだろうと思うので、 親からは余計な教育的誘導?みたいなのは敢えて一切してません。 補足 最後の一文のお陰で釣りじゃないかと言われてたので。 私は原作既読。息子と夫は真っ白な状態で観ました。当然この戦争について学んだことのない大人と知識の少ない子供とでは感想も異なるだろうとは思ってたけど、こうも明確に「敵認定」したものを憎む、やられたらやり返すっていうのを強く願うものなんだなあと思ったので書いた。 最後の一文は、実は息子は夏に原爆ドームをみてきて心に思うことがあったらしく、Youtubeで見たこの映画の予告編にちらっと写った原爆ドームに心惹かれてこの映画をみたがっていて、念願かな
性懲りもなくまた『君の名は。』の話。ネタバレあり注意。 『君の名は。』の第二弾パンフレットが映画館で発売開始されました。で、ファンからの問答コーナーにて、 質問「終盤、司の左手薬指に指輪がありますが、学生結婚したのですか? 相手は奥寺先輩ですか?」 新海誠「よく気づきましたね! あくまでも裏設定ですが、奥寺先輩と婚約したのだと思っています。」 ね? ね? ね? ほらほら!!!! やっぱりそうじゃん!! 『君の名は。』二回目観てきた(ネタバレあり) - かーずSPのはてな 僕、前から言ってたでしょ?! やっぱり奥寺先輩の婚約者は司だったんだよ!! ……まあ僕、三回目の時は終盤のカフェでの司の指、めっちゃガン見みてたんですけど指輪に気づけなかったんですが。 しかも奥寺先輩が地方に勤めてるっていうから、司と遠距離恋愛ってのもやや無理筋かなと確信が持てなかったんですが(笑)、いやーよかったよかった
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.recordchina.co.jp/a156895.html で「配給会社の買取だった」ことにブコメの話題が集中しているが、あちらの外国映画事情 (中国ではもちろん日本の邦画も外国映画である)について基本事情が全く知られていないようなので少々。 外国映画の輸入枠について 中国(厳密には中国本土)では外国映画の輸入(公開)に政府による本数制限がある。 a.枠 一般映画レベニューシェア方式 20本/年 b.枠 一般映画買取方式 30本/年 c.枠 3D/4DX映画(通常レベシェ方式) 14本/年 (少し前に聞いた数字なので今年は少し違ってるかもしれない) *末尾に追記 これが枠の全て。中国の映画オタは年間64本見るだけで「俺は今年公開された洋画全部見たぜ!」と言えるわけだw 当然、中国の配給会社は貴重な外国映画枠を確実にヒットが狙
映画『この世界の片隅に』を観てきました。いい……とてもいい…… 身も蓋も無い程号泣するかなとも思ったんですがそういう風でもなく、じんわりぐっと涙がこみあげてきて、頬をつうと伝う感じの落涙。いい…… 以下、ネタバレ上等の感想。でも、ネタバレで魅力が薄れるタイプの作品ではないので、読んでもらってもいいのかなと思います。一応隠しておくけど。 なによりの感想は、優しい物語。そして、柔らかい物語。戦争の悲惨な物語ではないし、反戦を訴えるような物語でもない。ある時代のある場所の、世界の片隅で生きる人の物語。楽しいこともあるし、嬉しいこともあるし、驚くこともあるし、死にたいほど辛いこともあるし、身を引き裂かれるほど悲しいこともあるし、でも、それでも生きている、何処にでもいる人の、当たり前で、万人万色の、日常の物語。誰にでもある当たり前で、でもその人にとってはかけがえのないドラマを、情感柔らかく描き出した
『君の名は。』感想と考察(『秒速』『言の葉の庭』『君の名は。』ハッピーエンド論について) ※本稿には『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』のネタバレあり。 さらに本稿は『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』に否定的な発言が多々ありますので、両作品が好きな方はスルーしてください。 どんなに面白い映画でもさすがに三回目ともなれば、冷静に見られるというもの。さて、今度はお気楽気分で拝見いたしますか……。 「み゛づ ば~~~~~~っ!!」 (涙と鼻水まみれ) という即堕ち2行をかましてしまいました!!! いや~~~『君の名は。』最高じゃないですかっ!! 僕の人生のオールタイムベストに、間違いなく文句なくエントリされました!(『トリコ』の美食家のフルコースに、ひらひらとメニューが追加される感じで) ※ちなみに私のオールタイムベスト、他には、原田知世の『時をかける少女』、アニメの方の『時
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