アート展「2018年のフランケンシュタイン‐バイオアートにみる芸術と科学と社会のいま‐展」が、2018年9月7日(金)から10月14日(日)まで、東京・表参道のギャラリー「EYE OF GYRE」にて開催される。 ディムット・ストレーブ 「sugababe」-2014- 合成DNA、軟骨細胞など イギリスのSF小説家であるメアリー・シェリーが「フランケンシュタイン」を発表して200年。その小説の中で科学者が生物の断片を繋ぎ合わせて生み出した怪物は、その後何百という芸術作品のテーマとなった。そして、AIや遺伝子組み換え技術が飛躍的に発展した今日、そこで提起された「創造物による創造主への反乱」や「神に代わり生命を創り出すことの矛盾」といった問題は、ますます現代的となっている。 例えば、iPS細胞の研究発展に伴って再生医療は現実的かつ身近のものとなりつつあるし、進化を続けるAIは百戦錬磨の将棋棋