ウクライナ南部クリミア半島に位置する軍港都市セバストポリ(Sevastopol)にある軍の施設で待機するウクライナ兵(2014年3月3日撮影)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【3月4日 AFP】ロシアのウクライナ介入が3日、チェコの原発拡張事業に参入するロシア企業の数十億ドル契約をめぐるチェコ国内の対立に火をつけた。 ウクライナで親欧米の暫定政権が発足したことを受け、同国南部クリミア(Crimea)半島にロシア軍が展開し実効支配を強めつつある中、チェコの閣僚らはロシア企業による入札の是非をめぐって割れている。 チェコは南部テメリン(Temelin)にある原子力発電所に新たな原子炉2基の増設を計画している。推定80~120億ユーロ(約1兆1200億~1兆6800億円)規模とされるチェコ電力(CEZ)のこの建設事業には、ロシアの原発建設企業アトムストロイエクスポルト(At