3月19日、中国からの資金流出は一面では妥当な投資の分散化だが、経済成長や改革プログラム、ひいては共産党の支配体制の行く末に不透明感があることも意味している。北京で2011年3月撮影(2015年 ロイター/David Gray) [北京 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 1979年に中国の最高実力者だったトウ小平氏は、当時のカーター米大統領との会談で中国人の海外移住をもっと自由化するよう求められると、「米国に1000万人よこしてほしいなら、喜んでそうする」と答えた。
A China Railways high speed train arrives at Wuqing Railway Station in Tianjin, China, on Wednesday, March 11, 2015. Premier Li Keqiang last week set this year's growth target at about 7 percent, which would be China's slowest full-year expansion since 1990. Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg via Getty Images
”ドミノ倒し”は3月12日、英国政府による発表から始まった。この日、同国は主要7カ国(G7)では初めて、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明。オズボーン財務相は声明文の中で英国企業へのメリットの大きさを強調した。 かねてAIIB構想に批判的だった米国政府は不快感を示したが、3月17日には仏独伊も参加を表明。AIIBをめぐってG7が真っ二つに分断される形となった。 アジア向けの開発金融機関としては日米が主導するアジア開発銀行(ADB)がある。日本ではAIIBの運営方針の不透明さへの懸念、審査能力に対する疑問を繰り返し表明してきた。だが、豪州も参加するとの報道が流れた3月20日には、麻生太郎・財務相が融資審査の透明性確保を条件に、参加の可能性を示唆。米国と比べても際立っていた厳しいトーンの修正を図っているように見える。 ADBだけでは対応できない? AIIBの構想は中
プリスタップ氏は国家戦略研究所、国防大学の上級研究員。それ以前は、ヘリテージ財団アジア研究センターの所長、米国下院議会のアジア・パシフィック業務小委員会の職員、国務省の政策計画事務局の職員、国防長官室の政策計画スタッフの地域安全戦略責任者を歴任しており、東アジア地域の安全保障問題のエキスパートだ。 なおインタビューにおけるプリスタップ氏の回答は、国防大学、国防総省など、米国政府を代表するものではない。本人の個人的な見解を述べたものである。 日本をより魅力的な同盟国に ―― 日米防衛協力のためのガイドラインの見直し作業において、日本が望んでいることは? 安倍政権は、アジア太平洋地域において米国からの強い支援を得ることを望んでいる。現在、日本は、増大し続ける北朝鮮からの脅威、東シナ海や南シナ海における中国の強引な行動に直面しているのだから、これは当然のことだ。 同時に、多くの日本人は、オバマ政
豪、邦人スパイ養成を支援か=「日本版CIA」準備の一環? 【シドニー時事】21日付のオーストラリアン紙は、対外情報活動を担当する豪秘密情報部(ASIS)が、日本政府の依頼を受け、日本の当局者にスパイ養成訓練を施してきたと伝えた。 〔写真特集〕歴代ボンドガール〜スパイもたじたじ!?〜 日本では、中国との関係緊張や過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件などを受け、対外情報収集力の強化が課題になっている。米中央情報局(CIA)のような対外情報機関設置の是非が議論を呼んでおり、安倍晋三首相も2月、「政府としても研究していきたい」と述べた。 豪州にスパイ訓練を委託していたとすれば、「日本版CIA」実現に向けた情報収集や準備作業の一環とみられる。同紙によれば、2008年ごろ始まり、これまでに20人以上にスパイ活動のノウハウを提供したという。 ビショップ外相は同紙に「豪情報機関は多くの関係国
李氏朝鮮の宗主国だった明の役人が日本の地理についてまとめた「日本図纂(さん)」(1561年)に、韓国領の鬱陵島(ウルルンド)が日本領として記載されていることが、島根県竹島問題研究会の調査で分かった。 韓国が不法占拠を続ける竹島(隠岐の島町)は、鬱陵島より日本側にあることから、同研究会は「明は竹島も日本領として認識していた可能性が高い」としている。 同研究会によると、日本図纂は倭寇(わこう)対策などの一環として、地理学者でもあった明の役人が編集した。掲載された地図には、当時は「竹島」と呼ばれていた鬱陵島が、「因幡」と「伯岐(伯耆)」(いずれも現在の鳥取県)の北の日本海に記載されている。 一方、同じ役人が1562年頃に李氏朝鮮の地理をまとめた「朝鮮図説」には、朝鮮半島の周囲に済州島や珍島などの記載はあるが、鬱陵島はない。 日本図纂の地図では、鬱陵島の西側に「隠岐」が描かれており、実際の位置関係
心の中で「自分なら絶対に飲みたくない」と思っていても、患者には言えない。副作用がひどい、飲んでも意味がない—じつは、そんなクスリを処方している医者は多い。 風邪薬で死にそうになった しんクリニック(東京・蒲田)の院長、辛浩基医師は「あるクスリ」を飲んで命を落としそうになった経験がある。 「私が研修医の頃でした。毎日深夜まで働いて身体がひどく疲れているときに、風邪をひいてしまったんです。熱があって鼻水もすごく出ていたので、症状が治まればいいと風邪薬を飲みました。 仕事を終え、車を運転して自宅に帰っている途中、ものすごい眠気が襲ってきた。危うく事故を起こしそうになったんです。自分だけでなく、他人の命まで奪ってしまうところでした。あのクスリはもう飲みたくないですね」 そのクスリとは、非ピリン系感冒剤顆粒。商品名で言えば、「PL配合顆粒」などの風邪薬だ。風邪をひいて病院に行けば、かなりの確率でこの
アメリカではいまだにゾンビ黙示録を恐れている人が多数いる。それどころかゾンビは存在すると信じている人だって多い。ゾンビ映画では、どこに隠れようと生ける屍に捕まるのは時間の問題だ。 2010年のテレビドラマ『ウォーキング・デッド』を例に挙げよう。本作品におけるゾンビは”ウォーカー”と呼ばれているが、この怪物から逃れるため、登場人物たちは刑務所から農場、教会から丘の上までありとあらゆる場所に隠れている。だが、どこに辿り着こうとも長い間ゾンビから身を隠すことはできないのだ。 しかし、米コーネル大学の研究チームは、ゾンビの襲来という万が一の事態に備えて、理想的な隠れ場所を導き出した。同チームが実施したのは疾病の特徴をモデル化することで、ゾンビ・アウトブレイクの結果をシミュレートすることである。
「そりゃ離れるよ 若者は…」 日本の自動車税はアメリカの49倍 高すぎると話題に 1 名前: バーニングハンマー(神奈川県)@\(^o^)/:2015/03/18(水) 23:19:15.48 ID:nV4rOHIN0.net そりゃ離れるよ、若者は… https://twitter.com/tm2501/status/578147821200625664 2: TEKKAMAKI(茸)@\(^o^)/ 2015/03/18(水) 23:20:35.85 ID:akUsGjq50.net 車売るしか能が無い国なのに何がしたいんですかねぇ 4: スパイダージャーマン(神奈川県)@\(^o^)/ 2015/03/18(水) 23:24:09.29 ID:2LN/e9Yk0.net 昔よりずいぶん高くなってね? もう何十年も車買ってないからしらんけど 8: クロイツラス(愛知県)@\(^o^)/
言葉の乱れはメディアが好んで取り上げる題材だが、英文法の細かい誤りを指摘するようなことは歴史の本にでも入れておけばいいと、Oliver Kamm氏は主張する(WSJの記事、 本家/.)。 言語学者は「正しい」用法をルールブックで調べるのではなく、実際に人々がどのように言葉を使っているのかを検証していく。ある言語で一般的に使われている用法であれば、すべて文法的に正しいといえる。一方、物知り顔の人々が引き合いに出す文法規則には一般的な用法の裏付けがなく、良くて文体上の慣習に過ぎないという。言葉にうるさい人たちは、秘かに迫る文化的な相対主義から伝統を守る者と自分たちを表現するが、「正しい英語」と呼ばれるものは18世紀の文法家が勃興する市民階級に礼儀を教えるために作り出したものであり、それほど伝統的なものではないそうだ。 言語の慣習を教えることは重要だが、ひどく誤った2つの考えが教育に結び付けられ
自転車の価格が上がっている。原因は円安と中国の人件費高だ。実は、国内で販売されている自転車はほとんどが輸入品。2014年の場合、国内供給に占める輸入品のシェアは89%にも上る。そのほぼ全量が中国で造られた製品だ。 軽快車(いわゆるママチャリ)の輸入単価は2012年には年平均で7246円だった。が、2013年は8684円、2014年は9511円と年を追って上昇している。 中国の部品なしでは成り立たず 1990年ごろはまだ国内生産が9割と、部品から組み立てまで一貫供給体制が維持されていた。ところが輸入関税の撤廃も後押しとなって、1990年代後半から2000年代初頭の間に、安い人件費を生かした輸出主導型成長を志向する中国からの輸入が急増した。わずかに生き残った国内生産も、中国で造った部品なしでは成り立たなくなった。 自転車生産は労働集約的であり、部品も標準化されているため人件費の高い国内に生産拠
「アラブの春」がシリアに波及して、この3月15日で4年が過ぎた。「今世紀最悪の人道危機」と評される同国の惨状は、今でも「独裁」対「民主化」という勧善懲悪のもとで捉えられることが少なくない。「アサド政権が20万人以上の市民を虐殺した」、「アサド軍は「樽爆弾」を無差別に投下し、市民を殺戮している」といった批判がその典型だ。 むろん、国内では、シリア軍の作戦で多くの人命が絶たれ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、人口(約2,200万人)の半分に相当する1,000万人が被災し、650万人が国内外での避難生活を余儀なくされている。しかし、実証や裏付けを伴わない一方的な批判は、もはや暴力停止に向けた建設的議論をモラトリアムするための口実にしか見えない。 今日の混乱は、政治犯の釈放や地方行政の改革を求めて2011年3月に始まった散発的デモに、バッシャール・アサド政権が過剰とも言える厳しい弾
3月21日、3年ぶりの日中韓外相会談が行われる。一方、外務省ホームページにおいて、韓国を紹介する記述から「基本的価値を共有」の文言が削除されたことが確認されるなど、日韓関係は膠着状態だ。今回の会談を機に関係性はどう変わっていくのか。いま、日本がとるべき戦略とは。TBSラジオ荻上チキ・Session- 22 「国交正常化50年の日韓関係」より抄録。 ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら → http://www.tbsradio.j
リビアに関するエジプトアルジェリアの意見の調整(イタリア) 2015年03月18日 21:15 リビアエジプト リビア情勢から大きく影響を受ける北アフリカの国として、これまでもエジプトとアルジェリアの外相の訪問とかで、リビアに関する意見交換をしていると報じられていましたが、両国の考え方(の相違)についてはこれまで、殆ど報道はありませんでした。 この点についてalarabiya net はイタリアが、18日双方の使節団とリビア問題について協議をして、両国の立場の差の解消に努めると報じています。 記事の要点は次の通りで、真偽のほどは不明ですが、非常にあり得るところか、と言う気がするので、ご参考まで。 リビア問題にいかに対す処するかで、エジプトとアルジェリアの意見には差がある。 エジプトは、過激派に対する対応では中間的なものなどなく、宗教を口実に暴力を肯定する組織は同一に扱うべきであるとして、ム
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
注)本コラムは筆者の個人的見解を示すものであり、JICAの公式見解を反映しているものではありません。 vol.347 20 Mar 2015 フリージャーナリスト 杉下恒夫氏 2月末、久しぶりにNHKラジオに出演した。「私の一言」という夕方のオピニオン番組で、テーマは「これからのODA、どうあるべきか」というものだった。話の核心は先日、3度目の改定が成された「開発協力大綱(旧ODA大綱)」についてだ。 私は新しい大綱についていくつか首を傾げる部分もあるが、大要は昨今の国際、国内情勢、それに途上国の援助現場の変化に適切に対応するものと肯定しており、NHKからの出演依頼も、いわば賛成派としての話をしてほしいということだったと思う。もちろん、新大綱肯定派の私の話だけでは番組の公平性が保てないため、懐疑的な意見を持つNGOの代表の方も招かれており、2人が相互に意見を述べた。 いつものことだが、私が
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