ソバの新芽(そばもやし) ソバもやしとは、ソバの若芽のことで「蕎麦萌」と書きます。地方によっては「そばなえ(蕎麦苗)」「蕎麦貝割れ」ともいいます。 一般に、もやしというと、大豆もやしや緑豆もやしなどの豆もやしを指すことが多いですが、種子を水に浸して発芽させた穀類や野菜の若芽全般をもやしといいます。たとえば、ビールや飴の原料になる麦芽(ばくが)は、別名、大麦もやし。また、アルファルファは、本来は牧草として栽培されたムラサキウマゴヤシの若芽です。 豆もやしは、暗室内で軟白化させたもので、「もやしっ子」などという言葉もあるくらいですが、ソバもやしの場合の「もやし」は、たんに若芽という意味です。その意味では、「もやし」とは呼んでいるものの、貝割れダイコンなどのツマミ菜の一種といえるかもしれません。 近年、ソバもやしが注目されているのは、毛細血管を強化して脳出血などの予防に効果があるルチンが大量に含