先週、ブログにてKing & Princeがビルボードジャパンソングスチャートにおける総合ポイント、およびルックアップにおいて他のアイドルと異なる売れ方をしていると書きました。 ジャニーズ事務所所属のアイドルはデジタル未解禁ゆえ、デジタル3指標であるデジタルダウンロード、ストリーミングおよび動画再生は基本的に加算されません。ゆえにCDレンタルへ流れる人が少なくなく、またレンタル店側は他事務所のアイドルより圧倒的に多く在庫を取り揃えるため、さらにルックアップが高くなる傾向があります。 とはいえKing & Princeについては事務所所属のアイドルの中でも抜きん出ていると思うのです。そこで、デジタル3指標やルックアップの仕組みも踏まえた上で、今年度のジャニーズ事務所所属アイドルのチャート推移(3週分)をまとめてみました。なお、今週チャートを制覇した嵐「君のうた」は、現段階においてセールス指標
2月11~17日を集計期間とする2月25日付チャートが昨日発表されたビルボードジャパン。STU48「風を待つ」が高いシングルCDセールス指標を武器に、初登場で首位を射止めました。 【ビルボード】302,533枚を売り上げたSTU48「風を待つ」総合首位獲得 あいみょんアルバム発売で13曲チャート・イン https://t.co/Ah8HEvOzTD pic.twitter.com/u0sSMYi4Js — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) February 20, 2019 しかしながらルックアップは4位、さらにシングルCDセールス指標がポイント全体のおよそ9割を占めていることを踏まえるに、次週の急落は必至ではないでしょうか。それを免れるためには、他指標をいかに伸ばすかが求められます。 前週相応首位の #KisMyFt2「#君を大好きだ」は総合11位にダ
Summary*English report here ストリート・ディベートは路上で問題提起をし、世論を硬貨で可視化する職業である。これは、路上での「ものごい」に代わる行為でもあり、尊厳を損なわずにお金を稼ぐことができる誰もが出来る方法である。 路上で暮らすことを余儀なくされた人々が、友好的な会話を通して社会へ対等な立場で再接続する最初のステップとなることを目指している。 ロンドンではストリート・ディベートで1時間に平均13.5ポンドを稼ぎ、12.5人を議論に巻き込むことが明らかになっている。 Why I started designing the act of beggingもしあなたが、ロンドンやパリといったヨーロッパの都市を訪れたなら、道端で「ものごい」を行なう人を見ることは、そう珍しいことではないだろう。
---今回の展覧会「質量への憧憬〜前計算機自然のパースペクティブ〜」に込めた想いとは? デジタルで撮られているのに、これらの写真を見て、温もりというか、懐かしさを感じるのですが。 鉄骨の写真に温かさを感じましたか。モバイルやIoTが普及する前、つまり計算機自然がここまで広がる前に見えていたパースペクティブや視点って何だったんだろうと思うんですよね。僕らはデジタルとアナログの区別がつかない世界に踏み込んでいて、その考え方の多くがデジタルに寄っていると思う。SNSを使って情報を受け取ったり発信したり、ほとんどの情報がインターネットで検索すれば出てくるし、スマートフォンで誰でも簡単に写真が撮れる。 デジタルがこんな風に現実に着地する前の捉え方を考えたとき、そこでの質量、例えばあたたかさとか温もりを感じるものって何だろう、と。それは、質量に対する愛着、ノスタルジアなんじゃないか。デジタルの空間には
根岸秀樹氏(以下、根岸氏):当社は1998年、モバイルのキャリアプラットフォームビジネスをきっかけとして創業しました。最初の約10年間はキャリア公式月額サイトが主力事業だったといえます。その後、スマートフォンの普及と共にいわゆるフリーミアムモデル(基本サービスを無料で提供し、高度な機能の提供は課金する仕組み)での事業を核として適応変化してきました。そして今後はまさにスマートスピーカーなどVUIによる新しいソリューションが市場を産み出す第3フェーズを迎えつつあると考えています。 我々のようにデジタルコンテンツビジネスに関わる事業者にとって、主戦場のプラットフォームが何たるかを理解し、何を成すべきかは命題といえます。当然海外でのスマートスピーカープラットフォームの立ち上がりやVUIによる新しいUX(ユーザーエクスペリエンス)は、ゲームチェンジを予感させるには十分なものでした。 ちょっと気は早か
(アイキャッチ写真はSLF!!さんと僕) J-POP DJのメモシリーズは読んで頂けたでしょうか。 これを書いていて思ったのは、あっ、iTunesについてもちょっと言いたいことが…ということでした。 PCDJに関する現場でのトラブル事例はJ-POP DJのメモ Vol.4 機材編で既に書いたとおりですが、その番外編として、iTunesでやってはいけない事を3つ書いてみます。 (本当はもっとあると思いますが…) そのiTunes、そんなに信じて大丈夫? 僕は2004年頃からWindowsにてiTunesを使ってます。 当時はiTunesもバージョン3くらいで、iPodに曲を転送するための単純なソフトでした。 あれから15年が経った2019年の今、iTunesはバージョン12.9とかいうものになってまして、これでもか!と機能が満載された複雑怪奇なソフトに退化成長しました。 スティーヴ・ジョブズ
宇野 米津玄師の「Lemon」とDA PUMPの「U.S.A.」ね。 柴 ビルボードの年間チャートも、YouTubeの「トップトレンド音楽動画」も、カラオケランキングも、CDの売り上げ枚数を元にしたオリコンのチャート以外ではありとあらゆるヒットチャートで「Lemon」は2018年の1位でした。 宇野 そのオリコンも、2018年12月24日付からようやくCDの売り上げとデジタルダウンロードとストリーミングの3要素を合算した「オリコン週間合算ランキング」を発表するようになった。 「Lemon」は年間18位、「U.S.A.」は年間61位。ヒットの実態とオリコンチャートのチャートの乖離はもう何年も前から言われてきただけど、今後はそれも少しは解消されていくだろうね。 柴 出ないんじゃないかと思われていた紅白でも、米津玄師は徳島の大塚国際美術館で素晴らしいパフォーマンスを披露しましたね。 宇野 紅白っ
おじさんになって感じた「変化」 「もう間もなく、マウンティングはダサいことになると思うんですよ。どんだけ自分が没頭できるものを持っているかということが大事な時代に、そろそろなってくる気がしています。 若い人たちがナナメに構えがちなのはわかります。ネットだと特にそうなんでしょうね。でも、そういう人たちは世間の変化にも敏感だと思うので、どんどん変わっていくんじゃないかな。ただ僕がそう願っているだけかもしれないけど……」 漫才コンビ、オードリーの若林正恭。新著『ナナメの夕暮れ』が、10万部を超えるヒットになっている。エッセイ集のタイトルは「20~30代はナナメに構えていたけれど、そんな青春が終わっていく感じが、夕暮れを思わせた」ところからつけられた。 ナナメはもう、終わりにしよう――。 一見して変人の春日(俊彰)に対して、大人しそうな童顔で、ちょっと斜に構えた若林。絶妙な関係性の「ズレ漫才」とキ
量子コンピューターとブロックチェーンという未来の情報処理技術を中心テーマに世界の科学者・技術者が集う会議体「Table Unstable」が、初めて日本で開催された。このイベントには、欧州から欧州原子核研究機構(CERN)も参加しており、スイス・ジュネーブから3名の研究者が京都府宮津市を訪れた。 日本からは国内量子コンピューター研究の第一人者である京都大学の藤井啓佑准教授、計算機ホログラムや最適化計算のアプリケーションで知られる筑波大学の落合陽一准教授、量子力学と情報理論の融合によって生まれた量子情報に関する研究で知られる大阪大学の井元信之名誉教授らに加え、科学的根拠を元にしたリアリティーのある表現で展開されるアニメやゲームでの人気コンテンツ『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)原作者として有名な志倉千代丸氏が参加した。 本記事では「Table Unstable」夜の部として開
otocoto(オトコト)は、こだわりのある"大人のための映画エンタメ"メディアです。制作陣や出演者のインタビューをはじめ、作品の深掘りコラムや海外情報、最新の予告編動画、最新映画ランキング、ニュース記事などをはじめとした、映画やドラマなどの最新情報をお届けします。 長年、放送番組制作に携わってきた中で、時々不思議に思うのが「TV番組としてのアニメ」の特殊性だ。その特殊性とは、ほかならぬ「製作費」である。あくまで「TV番組」として考えた時、深夜1時過ぎに放送されている30分番組で1千万円以上の製作費がかかる(かかってしまう)のは、間違いなくアニメだけだ。 民放地上波に限って言えば、ドラマ、バラエティ、情報番組、ほとんどのTV番組の製作費は放送される時間帯や視聴率といった条件が大きく反映される。ゴールデンタイムと深夜帯では、深夜番組の方がもちろん製作費ガクッと下がる。当然、その低い製作費にあ
SPEEDA総研では、SPEEDAアナリストが独自の分析を行っている。一般的にコンテンツ産業に属するものはたくさんあるが、日本においてアニメは重要な位置を占めている。今回は、日本のコンテンツ産業とアニメの業界構造に触れながら、今後の方向性について考える TVアニメと製作委員会方式の発展日本のコンテンツ産業においてアニメは重要な位置を占めているが、そのビジネスモデルは非常に複雑な権利構造を有する。 その要因の1つとして、現在のアニメ製作は、製作委員会方式が主流であることが挙げられる。 従来のTVアニメは、TV局、広告代理店、スポンサーとアニメ制作会社が、番組として共同企画もしくはアニメ制作会社の企画を採用するという形でつくられていた。 この場合、作品の著作権者は主にアニメ制作会社であった。 一方、製作委員会方式は、1995年に放送が開始された「新世紀エヴァンゲリオン」(エヴァ)の大ヒットによ
中国で、ネットで無料で視聴できるグルメアニメ「食神魂」が、累計再生回数1.2億回というヒットになっている。内容についても話題になっているが、もうひとつの大きな話題が「どうやってマネタイズしているの?」というもの。「アニメを作り続けたい」という情熱を持った学生たちが、試行錯誤をしながら、新しいアニメのビジネスモデルを構築したと鉛筆道が報じた。 先にマネタイズを考えるアニメ制作、後から考えるITスタートアップ アニメ制作は、いくらデジタル化をしたところで、膨大な人手がかかることは変わらず、莫大な制作費が必要となる。しかも、公開前に資金が必要となるので、この手当をどうするかという現実的な問題が立ち塞がる。 結局、テレビ放映を前提にした制作、あるいは企業の意向に沿ったアニメ制作をしてその企業のプロモーションに利用するといった「下請け制作」の枠を超えることができない。 一方で、IT系のスタートアップ
現実の必要性って…? VR会議は導入しない理由がないくらい便利だった2018.08.23 12:0037,709 K.Yoshioka あとは普及を待つのみ、マジで。 突然ですが、最近めちゃくちゃ暑くないですか。毎朝出社するためにチャリで汗だくになりながら駅に向かい、そのあと満員電車にのって数十分耐え忍ばないといけない…なんて辛すぎます。 ちょっと前にアメリカでバーチャル出社している企業のニュースがありましたけど、かなり多くのかたに読んでいただきました。そう、それだけ多くの人が出社しない未来に興味を持っているということ! しかし現実的に導入するとなると簡単にはいかず、結局幻想のまま終わりそうな気もします。 しかし、日本にもバーチャルでの仕事を可能にするサービスが存在するのです。それがVRベンチャーのSynamonが提供するサービス「NEUTRANS BIZ」。どんな場所からでも、VR空間の
両方に共通しているのは「家から出なくてもいい」こと。VRのヘッドセットをかぶってもいいし、普通のPCでもいい。クラスターが提供する空間にアクセスすることさえできれば、自分はどこにいても構わない。まさに「ひきこもりを加速する」サービスだ。 なお、8月31日にVRで行われるライブは、「普通の映像」として、全国全国14カ所の映画館でパブリックビューイングが行われる予定となっている。輝夜月の人気の高さゆえだが、こちらは映画館で行われるので、実際に足を運ばねばならない。「家から出ないで見られるライブを、チケットがないために家から出て見なくてはいけない」というメタな状況にクラクラする。 冒頭で述べたように、VRというとゲームやバーチャルYouTuberのような、コンテンツ面に注目が集まることが多い。だが、クラスターが提供しているのはコンテンツではない。コンテンツを提供したいと思っている人々、コンテンツ
突然ですがベルギー大使館に先日編集部メンバーで言ってまいりました! 国旗が飾ってありますね。緊張します。 会場はこちら! そして会場後方には大量のベルギービールが! 有名なあのビールや見たことのないビールまでたくさん揃っていますね。 そうです、こちらは8月9日から日比谷公園で開催されるベルギービールウィークエンドの記者会見の会場です! さっそくですが、ベルギー大使館の大使からの話をいただきました(こんな機会あんまりないので楽しかったです) さっそくベルギービールウィークエンド日比谷の説明です。 163種類のベルギービールが飲めます! なんと72%が樽生! ビールタイプはかなり多く揃えられています。 200ちかくの醸造所からのビール。 もちろんベルギービールウィークエンドといえば、ベルギー料理が名物ですよね! そのほか2018年の新しいニューポイントがいくつかありました。飲み比べセットは本当
そう遠くない未来、我々は現実世界ではなく、仮想現実に生きているという。とすると、その未来には一体何が待ちうけているのだろうか──? これまで人類は、そうした仮想現実に対して、例えば『マトリックス』や『ソードアート・オンライン』などSF作品を中心にその想像力の翼を思う存分に広げてきた。 だがその一方で「実現性がある近未来」としての仮想現実の話は、あまり語られてこなかったように思う。 (画像はAmazon | マトリックス [WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] | 映画 より) そんな中、2018年。 ふと周りを見渡してみると、テレビ出演や声優デビューまで果たし始めた「VTuber」なる存在の爆発的増加、『サマーウォーズ』のOZ(オズ)のような世界「VRchat」で睡眠を始めた人々の出現、そしてまさに本対談の実施日にTwitterトレンド入りをし
5月27日、東京・新木場若洲公園の『METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2018』、通称『METROCK2018』の2日目に行った。仕事で行ったんだけど、ライブを観てレポを書くとかは一切ないという、自分的にちょっとめずらしい参加のしかたでした。 その仕事の事情で、男性ひとり女性ひとりと、終日一緒に過ごした。ふたりともフェスは初体験だったそうだが、開演30分前の11時頃に着いて、3つのステージを移動しながらいくつかライブを観終わった頃のこと。 「体力が残り3割を切りました……」 「私もです……ちょっと休みながらにした方がいいかもです」 と、ふたりが言う。 びっくりした。いやいやいや、まだ14時じゃん。ちょっと歩いただけじゃん。確かに5月にしては暑い日だけど、真夏のフェスに比べたら……あ、そうか、この人たち、その経験はないのか。でも、『METROCK』って端から端まで歩いても
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