4月から後期高齢者医療制度が始まりました。 後期高齢者医療制度は診療報酬を別建てにして、保険がきく医療を制限します。すべての高齢者から取り立てる保険料は二年ごとに改定し、高齢者の人口や医療費が増えるにともなって値上げします。原則として年金から有無を言わせず天引きし、払えない人からはこれまでの老人保健制度ではできなかった保険証取り上げをやるようになります。 さっきテレビを見てたら、月5万円の年金で生活しているお年寄りの声が紹介されていました。彼女は年金記録に不備があり、昨年夏に申立をしたのですが、確認の連絡はまだないそうです。その一方で、年金からはさっそく保険料が天引きされているという。 おかしいだろ。順番が。 制度そのものは別のものかもしれないけど、年金生活者にとっては年金収入にせよ健康保険にせよ、生活の基盤となるものです。これらを制度が別だからといって総合的に対応することをしないのでは、