飲み会やイベントなどに参加すると、10~20%くらいの確率で40代~60代のはげたおっさんや厚化粧の鬼ババみたいな人が熱く政治を語り出すことがある。 内容としては「岸田がどうのこうのでダメだ」「自民が統一教会でうんたら」「日本はこれから沈んでいく」系が多い。 いったんスイッチが入ると止まらず、「やつらは何と戦っているんだ・・・?」という疑問がぬぐえなかった。 最近「衰退ポルノ」という言葉を知った。 原理はこうらしい。 ・「終わってるのは自分じゃなくて周りも」という安心感 ・「自分が終わってるのは国自体が終わってるから」という言い訳 ・自分を見捨ててきた国が衰退して行くのを見て復讐心が満たされる ・国を批判すると賢くなった気になれる てっきり「この人の両親とか親戚が中国人とかなんだろ」くらいに思っていたが、 そういう国籍的な理由とはべつに、シンプルにおっさんおばさんになり人生に絶望した結果、
平素より『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を応援していただき、誠にありがとうございます。 この度、月刊ガンダムエース2023年9月号に掲載されているインタビュー記事につきまして、紙の雑誌と電子版において一部記述が異なったことで、作品を応援してくださる皆様に混乱を招いてしまい、誠に申し訳ございません。 当該記事において、ガンダムエース編集者の憶測による文面が存在し、校正時に修正依頼を行ったにも関わらず、該当箇所の修正が反映されないまま責了となり、7月26日に発売されることとなってしまいました。 作品側としては、本編をご覧いただいた皆様一人一人の捉え方、解釈にお任せし、作品をお楽しみいただきたいと考えておりますので、ガンダムエース編集部とも協議の上、修正可能な電子版の記述は、本来の依頼通りに修正し、現在は配信しております。 この度は、作品を応援してくださる皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしてし
約30年の間にイタリアの鉄道は大きな変貌を遂げた。「フレッチャロッサ」や「イタロ」といった高速列車が次々と発着、ミラノとローマの間をわずか3時間足らずで結び、航空業界へ大打撃を与えたことが原因の一端となって国営アリタリア航空が消滅するなど、イタリア国内の交通網はとくにこの十数年の間に激変した。 筆者が初めて1人でヨーロッパを訪れたのは1995年。もちろん、その当時は現在の状況など微塵たりとも想像できなかった。事情により渡航できなかった何年かを除き、ほぼ毎年のように通い続け、ついには住むことになってしまったヨーロッパだが、その中でも圧倒的に訪問回数が多いのがイタリアだ。今回は1995年のイタリアの鉄道の様子を紹介したい。 都市間の主力は「インターシティ」 その当時、イタリアにはまだ最高時速300km以上の高速列車は運行されていなかった。その代わりに各都市間の移動を担っていたのは、都市間特急の
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「歌舞伎町ヤングスポット」として新装オープンした当時の中央広場(現シネシティ広場)。今では「トー横広場」とも呼ばれる=東京都新宿区で1973年9月13日撮影(新宿歴史博物館提供) 戦後に誕生してからまもなく80年。歌舞伎町は時代を映しながら、その姿を変え続けている。人に快楽を与えるものが集まる陰では、違法・不法な存在がはびこり続けてきた。 10代でテレクラを始めたアキエ(仮名、51歳)が売春の客を路上に求めたのは、2000年ごろだった。 歌舞伎町の路上を「居場所」にし、売春する女性たちの物語を描く「ルポ 路上売春」。第2部は日本最大の歓楽街・歌舞伎町が歩んできた歴史をたどります。 第1回 戦後復興とともに 第2回 路上の女性たち 第3回 女性を取り巻くもの 19歳で街頭に立つモモを描く第3部は8月20日ごろ公開予定です。 「既に大久保公園の周りは立ちんぼスポットになってたね。この年までやる
定年退職して同じ会社で嘱託職員として再雇用され、定年前後と同じ業務を行う。 しかし、基本給は大幅にダウンで賞与も支給されない。こういったケースを見聞きしたことはないだろうか。 【図表3枚】定年後再雇用の現状を統計資料からチェック 自動車学校の元職員が給与格差があるのは問題であるとして、自動車学校に対して格差是正を求めた。具体的には、定年前との差額分の支給などを自動車学校に対して請求する裁判を行った。 その行方から、定年後再雇用待遇格差問題を見ていく。 定年後再雇用の位置づけまず、前提として、定年後の再雇用自体は義務ではない。どなたも感覚として何となく分かるかと思う。 「骨太の方針 2019」を元に、法律で義務付けられているのは以下のとおりである(高年齢者等の雇用の安定等に関する法律、2022年改正)。 高年齢者が、年齢に関わりなく働き続けることができる「生涯現役社会の実現」を目指して、 ・
禅林寺にある太宰治の墓。この墓前で田中英光は自殺した=東京都三鷹市の禅林寺で2009年6月17日、長谷川直亮撮影 太宰治の弟子として知られる作家の田中英光(1913~49年)が、戦後間もない時期に友人に宛てた未公開のハガキや書簡が見つかった。「太宰さんと俺の間は先生と弟子ではない。あのひとの天才主義にもう我慢できない」と意外な胸中を明かす一方、太宰の死後には「太宰さん死去。いまは云(い)いたくなし」などと記し、その本音の一端がうかがえる。8月1日から東京都三鷹市の三鷹市美術ギャラリー太宰治展示室で初公開される。 太宰は48年6月、三鷹市内の玉川上水で入水自殺。代表作「オリンポスの果実」で知られる田中も翌49年11月、市内の禅林寺にある太宰の墓前で、36歳で自殺した。
ドイツ近代哲学の祖、カント。大器晩成型といわれ、57歳で書きあげた「純粋理性批判」など高齢になって次々に発表した著作は、世に大きな衝撃を与えました。「難しい」「歯が立たない」という印象もありますが、じつはその哲学には私たちが抱える人間関係のストレスを解消するヒントが隠れているといいます。そのヒントとは――。独トリア大学付属カント研究所研究員の秋元康隆さんに聞きました。 いつも人づきあいがストレスになる理由 ――「哲学の巨人」と呼ばれるカント(イマヌエル・カント:1724~1804年)ですが、どのような人だったのでしょうか。 ◆カントが生まれたのはケーニヒスベルク(現ロシア領カリーニングラード)といって、東プロイセンの首都だった都市です。国際的な港湾都市でしたが、ベルリンなどと比べるとやはり辺境ではありました。カントは生涯をほぼこの生まれ故郷で過ごしており、他の都市の大学から教授として招かれ
ラグビーは境界を軽々と飛び越えるスポーツだ。国・地域の代表選手となるのに国籍は必要ない。居住歴など一定の条件を満たせば資格を得られる。自らが選んだ国・地域のために力を尽くして競い合う――。そんな競技の特性を象徴する選手が、ラグビー日本代表にはいる。 19歳で日本代表に 東京・国立競技場で昨年10月に開催されたニュージーランド(NZ)代表「オールブラックス」とのテストマッチ(国・地域代表戦)。国歌斉唱で肩を組むジャパンの中で、201センチの長身はひときわ目立った。NZ出身の日本代表FWワーナー・ディアンズ選手(21)=東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)。 ポジションはFW第2列のロック。攻守の要で、大柄な選手が配置される。セットプレーの一つであるラインアウトでは、味方の選手に高々と持ち上げられて空中でのボール争奪戦で優位に立つ場面が多かった。かと思えば、上体を折り曲げるようにして激しいタッ
ポスターについて語る鈴木敏夫さん。「余計な情報はいらないと思った。必要なら映画館で書き込めばいいじゃない」=東京都渋谷区で2023年7月21日、渡部直樹撮影 なんだか珍しい体験をした。宮崎駿監督10年ぶりの新作長編アニメ映画「君たちはどう生きるか」をめぐって。事前宣伝がほとんどないなか、発表されたポスターに2羽の鳥らしき姿があった。ぞくっとした私は、鳥の謎を追い、妄想まじりの記事にしたところ……。 「ある新聞が、このポスターを見てね、『2羽の鳥』って書いてくれたんですよねえ」。7月上旬のNHKの番組。14日の映画公開を控え、スタジオジブリのプロデューサー、鈴木敏夫さん(74)が単独インタビューに応じていた。えっ? それって1月18日の夕刊特集ワイドに掲載した私の記事じゃないか! <くちばしの下にもう一羽、小さな鳥が隠れているではないか。その目の輝きがちょっと違う>……そんな書き出しだった。
インタビューに答える、絵本ぐりとぐらの作者・中川李枝子さん=東京都世田谷区で2023年7月12日、宮本明登撮影 2匹の野ネズミを主人公にしたロングセラーの絵本「ぐりとぐら」は今年、誕生から60年の「還暦」を迎える。作者の中川李枝子さん(87)はどんな戦中、戦後を過ごして、あの幸せに満ちた物語を生み出したのだろう。幼い頃に読んだ感動を胸に電話で取材を依頼すると、「光栄ねえ。私の読者が私をどんどん追い越して立派になっていくのがうれしいの」。東京都内の自宅に招いてくれた。 「ぐりとぐら」は、仲良しの2匹が森で大きな卵を拾い、鍋いっぱいのカステラを作って動物たちと分け合うというストーリー。1963年12月、福音館書店の月刊絵本「こどものとも」に掲載され、後にシリーズ化された。中川さんの妹で画家の山脇(旧姓・大村)百合子さん(2022年9月に80歳で死去)が描いた黄色いふんわりとした大きなカステラに
繁栄していく新宿で性風俗産業が急激に盛んになった時期がある。新宿区史は、それが1980年代だったと記している。 「ノーパン喫茶が出現。あっという間に70軒ほどになった。それに代わってのぞき劇場が進出するようになった」 歌舞伎町の路上を「居場所」にし、売春する女性たちの物語を描く「ルポ 路上売春」。第2部は日本最大の歓楽街・歌舞伎町が歩んできた歴史をたどります。 第1回 戦後復興とともに 第2回 路上の女性たち 第3回 女性を取り巻くもの 19歳で街頭に立つモモを描く第3部は8月20日ごろ公開予定です。 当時は規制する権限が行政になく、苦肉の策で建築基準法を持ち出し、のぞき劇場に建物の使用禁止を言い渡したらしい。 82年6月の区議会では「ポルノショップ、個室ヌード、個室付き浴場などとともに周辺の環境に著しい悪影響を与えており、商品化された性の氾濫は青少年の健全育成の大きな障害になっている」と
瀧本氏はタブー視されている性の知識を大人に広めることをテーマに、大人向けにYouTubeをはじめSNSで幅広い情報を発信している。その内容は主に、「性教育」「性交」「男女の性質」の3つ。瀧本氏自ら研究や論文を基に情報を精査しており、その理論的でわかりやすい解説は幅広い世代から支持されている。瀧本氏の活動の原点は、自身が「高校時代にすごく充実した性教育を受けた」ことにあるという。 「高校1年生の時の授業で、人が生まれる過程を包み隠さず映したビデオを見せてもらえたんです。そこには、男女が付き合って、性交をして妊娠をして、そして出産するまでの流れが描かれていました。赤ちゃんが産道から出てくるシーンもあり、生命の誕生がどれほど奇跡的であるかをまざまざと感じました。先生から価値観を強制されることなく、淡々と事実を見て自分なりの感想を持てたのがよかったのでしょう。中絶や避妊などの説明はありませんでした
日本には海外にルーツを持つ子どもたちが以前からいて、日々成長し、生活しています。 しかし、社会でその存在が十分に認識されているといえるでしょうか。 子どもたちの日本語教育や学習支援をしている「YSCグローバル・スクール」を運営するNPO法人青少年自立援助センター(東京都福生市)の定住外国人支援事業部責任者である田中宝紀(いき)さんは、「子どもたちは実際にいるにもかかわらず、まるでいないかのように注目されていないのです」と話します。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ 「ずっと日本社会にいる」 ――メディアも「外国人」というと労働力としての外国人ばかりです。 田中氏 技能実習生や留学生として「いつかは帰る人」という思い込みがあり、長期的にいる人とは思われていないようです。 もちろん、実態は違います。海外にルーツを持つ子どもたちは増え続けています。コロナ禍でも在留外国人は減りましたが、子どもの数は減
東京に駐在する外国メディア特派員の目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、英国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第81回はプロトム・アロ紙(バングラデシュ)のモンズルル・ハック東京支局長が、男女格差を示す世界の「ジェンダーギャップ指数」から見えた日本社会の現状について考えた。 6月下旬、栃木県日光市で、主要7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合が2日間の日程で開かれた。ここでは女性の政治参加や性的少数者(LGBTQなど)の権利など、ジェンダーに関する国際社会のあらゆる課題について話し合われたが、この会合でもう一つ注目を集めた出来事があった。 G7各国が、主に女性が直面する問題を担う機関に女性のリーダーを据える中、日本の小倉将信・男女共同参画担当相は、出席した閣僚らの中で唯一の男性だった。公式の記念撮影で閣僚らが並
首都圏では、中学受験に挑む子どもたちが増加する。一方で、地元の公立校を勧める声も(イラストはイメージ)=ゲッティ 首都圏を中心に過熱する中学受験。あえて中学受験を回避して、高校受験を後押しする声もある。 「東京は公立小中→高校受験ルートが最強です」。こう発信するのは、約3万人のフォロワーがいるツイッターアカウント「東京高校受験主義」で発信するマコトさん(仮名)だ。首都圏で塾講師をする傍ら、ツイッターで高校受験の魅力を語っている。 私立中学に通う生徒の割合が25・5%(2022年度の文部科学省学校基本調査)と日本一高い東京。発信を始めたのは、過熱化する中学受験への危機感からだった。「元々全く受験をしないつもりの家庭でも周囲の空気でせざるをえなくなっています」
日本人の発想の根底には、人間の意思よりも物事のなりゆき、筋道や道理よりもその場の勢いを重んじる傾向がある、そう丸山は考えていたようだ。言ってみれば、主体性が乏しいということだ。その主体性の乏しさが政治の場で作用すると、政治的な無責任がはびこるようになる。丸山が日本ファシズムと名づけた戦時中の全体主義的な体制は、そうした無責任が生み出したものなのだ。そしてこの無責任さをもたらした根本的な要因こそ、なりゆきやいきほひを尊重する日本人の思考の枠組みなのだ。その思考の枠組みを丸山は歴史意識の古層と名づけ、これが記紀の時代から今日までの、日本人の思考を制約してきた、そう考えるのである。 このように整理すれば、「歴史意識の古層」という論文は、日本人の思想の根源にあるものを抉り出したものだといえる。丸山がそれを「歴史意識の古層」と名づけたのは、二重の意味合いにおいてである。ひとつには、記紀神話に見られる
女性の住宅に侵入し、盗撮したなどの疑いで逮捕、起訴されていた福島県相馬市職員の男が25日、懲戒免職となりました。 ▼「被害者に興味があった」女性宅から下着盗んだ疑い 相馬市の下水道課長(55)再逮捕 福島 懲戒免職処分を受けたのは、相馬市総務課付課長の増田克彦(ますだ・かつひこ)被告(55)です。 増田被告は、今年6月、女性の住宅に侵入してカメラを設置し盗撮をした罪で7月に起訴されました。また、同じ女性の住宅に侵入し、下着を盗んだ疑いでも再逮捕されています。 市は、逮捕後に増田被告に聞き取りを行ったところ「間違いないです。バカなことをして申し訳ないです。」と事実関係を認めたことなどから、25日付けで懲戒免職処分としました。 市は今後、職員に公務員倫理の教育を徹底するなど、再発防止に努めるとしています。
あれは1970年代だったか。ジーンズが最も似合う作家は誰かという匿名コラムを文芸雑誌で読んだ記憶がある。答えは開高健だった。確かにベトナムをはじめとする世界各地の戦場を駆けめぐり、釣りざおを持ってアラスカなど世界各地を回り、川や魚と対話し続けた作家にふさわしいファッションかもしれない。 それでは、現代においてTシャツが最も似合う作家は誰だろう。もちろん、村上春樹だ。デビュー作の「風の歌を聴け」にはTシャツのイラストまで挿入されていた。 自身のコレクション 村上がTシャツへの偏愛を自身のコレクションの写真とともにつづった「村上T 僕の愛したTシャツたち」(新潮文庫)が刊行された。2020年に出版された単行本の文庫化だ。Tシャツの写真が次々と掲載され、それにまつわるエピソードが楽しめる。それにしても、よくこんなに集まったなあと感心するTシャツの数だ。 村上によるとTシャツはLPレコードや本と同
宮崎駿監督のアニメ映画「もののけ姫」(1997年)といえば、米良美一さん(52)の高くのびやかな歌声を思い出す人も多いかもしれない。女声の音域を歌う男性歌手「カウンターテナー」としての原点は、80年代のトップアイドル・松田聖子さんの歌。難病を抱えた切なさの日々から救ってくれたという。 下では、「もののけ姫」のテーマソングを歌って一躍脚光を浴びた米良さんが抱えた葛藤について語ります。 6歳で親元を離れて寮住まい 難病に指定されている先天性の「骨形成不全症」です。6歳の時に親元を離れ、実家から車で約1時間の全寮制の宮崎県立宮崎赤江養護学校(現・赤江まつばら支援学校)に入りました。少し転んだり、ぶつかったりするだけでもボキッと大きな音を立てて、骨が折れることがあり、年に2回ほど骨折しました。いつもギプスで手足が覆われていました。 それでも小学4年の夏から中学1年の冬までは地元の学校に通うことがで
今年度の最低賃金について協議する労使の代表ら=東京都千代田区の厚生労働省で2023年7月28日、宇多川はるか撮影 2023年度の最低賃金の引き上げ幅(目安)は41円上げの過去最大となった。全国加重平均1000円を達成した政府の思惑に迫る。 最低賃金を全国加重平均で1000円に上げる――。これまで「象徴的な数字」(厚生労働省幹部)として扱われてきた1000円は、もともと安倍晋三元首相が15年に掲げた目標だ。新型コロナウイルスの影響で足踏みした年はあったものの、政権の介入などによって年約20~30円上げ続けてきた。 現在の時給は1000円まであと39円とまだ小さくない開きがある中で始まった今年の中央最低賃金審議会。だが、岸田文雄首相は今年3月の段階で、労働界と経済界の代表を前に「今年は1000円を達成することも含めてしっかりと議論いただきたい」と機先を制するような発言をしていた。その後も記者会
日本でにわかに「小さな幸せ」ブームが起きている。 近年、従業員の健康や幸福の実現を図る「ウェルビーイング経営」が脚光を浴び、「世界幸福度ランキング」における日本の順位に対する関心が高まるなど、個人レベルから社会政策レベルまで「幸福」を重視する風潮へ様変わりしている。人気のビジネス書や実用書の傾向も、お金やコミュニケーションをテーマにしつつも、大きな成功よりも小さな幸せを目指すものが目立ってきている。 「幸福至上主義」の罠 もちろん、これまで放置されていた因習や悪習が見直されるきっかけになるなど、歓迎すべき点は多々ある。特に心身に過度の負担を強いる働き方が是正される意義は大きい。 だが、その一方で、単に〝ある状態〟を表しているにすぎず、かつ幅広い意味を持つ「幸福」という概念は、独り歩きしていく危険性をはらんでいる。「幸福」の獲得を人生における最重要項目に位置付ける「幸福至上主義」の罠である。
閉店後の屋台前で因幡堂の愛犬ラッシュと一緒に写真に納まる二郎さん。因幡堂の大釜諦順住職の妻、眞照さんが撮影した=京都市下京区で2010年5月22日午前(因幡堂提供) かつてその場所には、60年以上続いた屋台があった。京都・四条烏丸の南東、「がん封じ」で知られる因幡堂平等寺(京都市下京区)の門前。その名も「いなば」。酒好きで人懐っこい店主、二郎さんを慕う常連客でにぎわい、二郎さんの没後は長男夫婦が営業を続けたが、1月に撤去された。現在は近くの店舗に移り、屋台は別の場所で保管されているという。撤去の経緯と屋台の今を追った。 取材のきっかけは因幡堂前の張り紙だった。撤去、移転の報告と謝意、屋台は常連有志が保管していることが癖のある手書きの文字でつづられていた。「おやじは何とかの一つ覚えのようにお店が大好きで、日曜以外はずっと行っていました」。移転先を訪ねると、長男の太郎さん(63、仮名)夫妻が笑
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1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 Twitter → https://twitter.com/ogurapunk CONTACT → https://k-ogura.jp/contact/ ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 謝罪会見の場で、新社長が涙を流して再建を誓ったビッグモーターだが、会見における経営トップの他人事のような態度に加えて、過去にも会社が関与したとみられる不祥事を報じられており、
田中アハ太郎 @Aggregats おおよそ一年に一度のペースで面白記者会見はやっているのに、何故俺達はいつまで経っても記者会見といえば船場吉兆のささやき女将のことを思い出してしまうのだろう。 2023-07-25 09:24:17
濱中裕明 @Ototo_ 実は昔、とある大学(勤務校の兵庫教育大学ではないです。名前は伏せます)で『数学』の授業の非常勤を数年したことがあるのですが、内容はほぼ算数でした。 その初回でプレテストとして(状況把握のために)いくつか問題を出して、そのうちの一つが「1000円の2割引はいくらですか」という問題でした。 2023-07-30 21:33:50 濱中裕明 @Ototo_ そのプレテストの解答の中には、 「1000−2=998円」 「1000÷2=500円」 他にも 「2割=0.2である。よって 1000÷0.2=5000円」 という解答もあった。楽しい。 プレテストを返却するときに言ったんです。 「割引き、っていうから、割り算か引き算だと思ってるみたいだけど、掛け算だよ」(どよめき) 2023-07-30 21:37:19 濱中裕明 @Ototo_ そのあと色々ありましたが、割合とい
マイナンバー情報総点検本部の会合で発言する岸田文雄首相(右)。右から2人目は河野太郎デジタル相=首相官邸で2023年6月21日午後1時54分、竹内幹撮影 トラブルが相次ぐマイナンバーカード。とりわけ国民の不評を買っているのが、現行の健康保険証とマイナカードを一体化する「マイナ保険証」だろう。マイナ保険証の導入を推奨してきた有識者の山本隆一さんでさえ、政府の進め方に苦言を呈する。【金森崇之】 <目次> ・マイナ保険証巡り 性急な政府に疑問 ・好例のフランス 日本は「カードありき」 ・医療費支払いでどんなメリットが? ・なぜ保険証電子化? 政府説明不足 ・「2024年秋」の期限見直しを マイナ保険証巡り 性急な政府に疑問 「政府が導入を急ぎすぎたという非難は免れないのではないでしょうか」 マイナ保険証の導入や医療情報の電子化、標準化に向け、政府の数々の有識者会議で座長や委員を務めてきた山本さん
日銀は31日、黒田東彦前総裁が「異次元緩和」と称される大規模な金融緩和政策を導入した時期を含む2013年1~6月の金融政策決定会合の議事録を公開した。 「皆さんから発言を頂く前に、私から一言申し上げたい」。日銀総裁として初めての金融政策決定会合に臨んだ黒田東彦氏は、議論の冒頭でこう口火を切った。 日銀が31日に公表した2013年4月4日の会合の議事録は、黒田新総裁のもとで「2年で2%」の物価上昇を目指す「異次元の金融緩和」に踏み出した状況を記録していた。 なぜ「2年でデフレ脱却」か 東京・日本橋本石町の日銀本店で開かれた会合は4日午前8時59分に2日目の協議を始めた。まず金融市場や経済情勢について意見を交わし、コーヒーブレークを入れた。 午前10時23分。議題はいよいよ核心の「当面の金融政策運営」に入った。 冒頭に発言を始めた黒田氏は、こう続けた。「戦力の逐次投入は避け、(年2%の物価上昇
――「どうしますか、あなたなら」は明るい曲調でMVもコミカルですが、歌詞はなかなか強い調子で聞き手に問いかけるような内容です。印象に残ったフレーズを教えてください。 伊達 1番と2番のBメロ部分、「綺麗な丸をもらえても それ本当に欲しいのか?」や「綺麗な丸は躓けば そのまま止まらず転げるよ」というところは考えさせられますね。丸にたとえているのが一見かわいらしいのですが、めちゃめちゃ深いというか。私にはきっと一生かかってもこんな風には書けないと思いますし、素敵だなと思いました。歌い出しの「『良い自分』で居たいと思うほど 苦しい」というのも刺さるフレーズですね。
7月16日日曜日、「潮来育樹祭に反対する会議」主催の学習会が茨城県潮来市亀の井ホテルで行われた。われわれは反天皇制の立場から会議の趣旨に賛同する者として現地へ赴き、学習会に参加した。この記事ではその内容を報告し共有するとともに、天皇制の国家行事の一つである育樹祭へ反対の声を上げることを、より広範な市民に対し呼びかけたいと思う。 Ⅰ. 四大行事について 育樹祭という個別の行事に触れる前に、現在この国で天皇の名のもとに行われている恒例行事はどのようなものがあるか概観しておこう。恒例行事の中心は「国民体育大会」(2024年から「国民スポーツ大会」と改称)「全国植樹祭」「全国豊かな海づくり大会」「国民文化祭」の四大行事である。なお、政府や天皇主義者の側は「四大行幸啓」などというプロパガンダ的呼称を好んで用いる。一つずつ見ていくことにしたい。 ①国民体育大会(2024年から「国民スポーツ大会」と改称
【オンライン学習会のお知らせ】 8月14日(月)20時〜 「自由になるための反・天皇制入門」 ※参加希望の方はTwitter(@kantoCken)、もしくはメール(kantocken@gmail.com)でご連絡ください。 ◯元号、日の丸・君が代、姓、祝日、パスポート…… これらはすべて天皇と何らかの繋がりがあるものです。この国に生まれて「日本国民」という属性を与えられ、今日まで過ごしてきた人はみな、程度の差はあれこうしたものと身近に接しながら生きてきたはずです。探してみれば同じような例はいろいろ見つかります。「令和元年」つまり2019年に実施されたとあるアンケートによれば、回答者のうち全体の7割が「天皇に親しみを感じる」と答えたそうです。日頃の経験と感覚から考えてみても、天皇制が日本社会の大多数のあいだに根を張ってしまっていることは否定できない事実だといえます。 しかし、大多数の人々が
自民党の今井絵理子参院議員(39)が30日、自身のツイッターで、党女性局の所属議員らによるフランス研修について意図をつづった。 【写真】今井絵理子議員が投稿したフランス研修の様子(インスタから) 女性局は今月末に海外研修のためフランスへ出発。今井氏は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と、研修の目的を説明した。現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子も写真付きで公開した。 一方で、局長の松川るい参院議員のSNSには、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと、旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子で、国民からは批判の声が相次いで上がった。 ツイッターのトレンド上位には「自民党女性局」「今井絵理子」「フランス」など、関連ワードが続々ランクインした。「庶民の生活がどんなに苦しくても、まるでそんなものないような幸せそうな顔してるな」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が31日、フジテレビ系「めざまし8」で、女子中学生が部活帰りに死亡したのは熱中症の疑いがあるという痛ましいニュースについて、「意識改革しかない」と主張。象徴的なものとして甲子園での高校野球の開催時間についても言及した。 この日は全国的に危険な暑さとなっている中、熱中症と思われる痛ましい死亡事故について取り上げた。1つは女子中学生が部活帰りに倒れて死亡した痛ましいニュースを報道。これに橋下氏は「意識改革しかない」と断言。 「僕らの頃は日陰に入るな、足を止めるな、水を飲むなって、30何年前はそういう部活」と振り返り、当時と比べかなり意識は改革されてきているとしたが「熱い中でのクラブ活動、2、3年前、僕の子供も高校ラグビーやってたんですけど、暑さ指数完全に無視してやっていた」と振り返り「これはある程度、公、行政が強制力を持ってやらないと。勝ちたいために練習、やめません
東日本大震災に始まり、安倍政権が長く続いた2010年代。大阪公立大の酒井隆史教授(社会思想史)は、新著『賢人と奴隷とバカ』(亜紀書房)で、「知」を巡る当時の状況を考察した。酒井さんは反知性主義などを論じながら、「賢人」らしくふるまう知識人に疑問を投げかけ、自らを偽れない「バカ」に光を当てる。局面を変える大きな力を持つものとして「バカ」をポジティブに捉えた背景には、日本で「過激な中道」が極端な形で広がることへの危機感があった。 本書は12~22年に執筆した時事評論を集め、書き下ろしを加えたもの。タイトルは中国の文学者、魯迅(1881~1936年)が描いた寓話(ぐうわ)「賢人と馬鹿と奴隷」(25年)に由来する。いつも不平を口にする「奴隷」▽そのことに同情しつつも偽善的にやり過ごす「賢人」▽そして不正に怒り、実直に解決しようとする「馬鹿」--にまつわる物語だ。そこでは、現状を変えようとする「馬鹿
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【白老】マイクロアグレッション(小さな攻撃や、けなし)と呼ばれる無意識の差別や偏見に基づく何げない言動が、今月開業3周年を迎えたアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(胆振管内白老町)で働く職員を悩ませている。中にはアイヌ民族の存在を否定するような発言もあり、専門家は「発言した側に悪意がなくても、アイヌ民族にとって深刻な精神的ダメージにつながる」と対策を訴えている。...
東京大学は、令和9年度までに女性の教授と准教授、合わせておよそ300人を新たに採用する計画を発表しました。東京大学の女性教員の採用としては、これまでにない規模だということです。 東京大学は、教員などの多様性を高めようと令和9年度までに教員全体に占める女性の比率を25%以上とする目標を掲げていますが、ことし5月時点で、およそ16%にとどまっています。 このため東京大学は、今年度から令和9年度までの6年間で▽女性の教授141人と▽准教授165人の合わせて306人を新たに採用する計画を発表しました。 東京大学の女性教員の採用としては、これまでにない規模だということで、大学は「多様な視点を取り入れる意識改革に取り組むとともに、女性研究者のキャリアアップも支援したい」としています。 女性教員の割合をめぐっては、OECD=経済協力開発機構がおととし(2020年)加盟国を対象に行った調査で、大学などの高
アメリカでは映画『バービー』と『オッペンハイマー』が同日公開(2023年7月21日)となったことで、2作を一緒に楽しむ『バーベンハイマー(Barbenheimer)』が現地で大きなトレンドとなっているようだ。一方はマーゴット・ロビーが演じるバービー人形を楽しく描くポップでカラフルなコメディ、もう一方はクリストファー・ノーラン監督が“原爆の父”を描くダークな重厚作。真逆の属性を持つ2作をハシゴして楽しもうという、珍しい映画体験を共有するための自然発生的なブームだ。 『バービー』ワーナー・ブラザースと『オッペンハイマー』ユニバーサル・ピクチャーズにとって、このブームはありがたい追い風となった。初週末の興収ランキングではトップワンツーを飾り、とりわけ『バービー』は1億6,200万ドルの記録的超ヒット。どれくらいすごいかというと、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』初
若林選挙区で、共産新人の吉田剛さん(41)が初当選を果たした。市議を3期務め、引退表明した妻の庄司あかりさん(38)からの「バトン」を受け取った。 若林区荒町の事務所に当選確実の一報が入ると、支持者と握手し喜びを爆発。二人三脚で戦った庄司さんからねぎらいの声を掛けられ、「支援が必要な人に寄り添う」…
声優&アーティストの斉藤朱夏と〈マンガート ビームス〉のコラボレーションアイテムが登場!POP UPイベントのほか、直筆サインプレゼント企画やミニライブ&トークショーの開催が決定 2023.07.21 声優&アーティストの斉藤朱夏さんと〈マンガート ビームス〉がタッグを組んだスペシャルコラボレーション企画が登場。声優、アーティストとして活動され、小さな身体から繰り出されるパワフルなライブパフォーマンスが魅力の斉藤朱夏さんをイメージしたスウェット、ワークシャツ 、さらに漫画家の博先生に今回の企画のために描き下ろしていただいた斉藤朱夏さんのイラストを使用したTシャツ、アクリルキーホルダー等計6型を「ビームス ジャパン」(新宿)4階〈トーキョー カルチャート by ビームス〉および「ビームス公式オンラインショップ」にて8月4日(金)より発売します。 また、発売を記念して2023年8月4日(金)〜
一度流出したらもう止まらない。中古車販売大手「ビッグモーター」が、行きすぎた利益追求のため、多岐にわたる不正に手を染めていたことが次々と発覚している。不正を助長したといわれている兼重親子の素顔とは──。 【写真】約3mの外壁やシャッター付き車庫、奥にそびえる家も総石張り…ビッグモーター・兼重宏行前社長宅(ボカし処理あり)。他、別アングルや、巨大な幹線道路沿いの店舗も ビッグモーターは、兼重宏行社長(71才)の生まれ故郷である山口県岩国市で1976年に「兼重オートセンター」として創業した。 「小さな事務所でスタートし、資金繰りに奔走していた時期もあったようです。兼重さんは地元の工業高校出身。大学は出ず、自衛隊に入っていた時期もあるようです。生家は自宅近くの川であさりを採って生計を立てていました」(兼重家を知る人物) 事業を軌道に乗せ、息子で同社の副社長を務める宏一氏が生まれた1988年には地
2023年の土用の丑の日は7月30日。“庶民の味方”の外食チェーン店もこぞって鰻メニューを展開している。うなぎマニアとして知られる高城久氏がチェーン店4社の傾向を解説する。 「各社、2年前から鰻の加工技術が上がってきており、美味しさもアップしています。ただ、燃料など物価高の影響やウナギ原価の高騰などを受け、昨年よりも値段が若干高くなっていますね」 鰻が2枚入る商品は腹側、尾側の両方が入る場合が多く、「自宅で家族とシェアもおすすめ」(同氏)という。 各チェーンの鰻メニューの違いはどうなっているのか。吉野家、松屋、すき家、なか卯のチェーン店4社の鰻丼・鰻重(ダブル相当)を高城久氏が品評、徹底比較した。(※品評対象はテイクアウト商品、※採点は各項目5点満点で評価 ※重量は編集部の計測結果)
顧客の車に故意に傷をつけるなどして保険金を不正に水増し請求していた問題で注目を集めるビッグモーターだが、問題の背景にはその特異な経営体質があったとして批判が過熱している。これまで数々の不正を指摘されながら無視を決め込んできた兼重宏行・社長(71、7月26日付で辞任)は7月25日、ようやく記者会見を開いた。 不正請求問題について一貫して「板金塗装部門単独で、経営陣は知らなかった」と組織的な関与を否定し、不正を働いた従業員を刑事告訴する可能性まで言及。報道陣から「自身を被害者と思っているのか。加害者の一端なのか」と質されると、会見の最後に「刑事告発までする必要はない」と撤回する始末だった。 本来であれば隣にいるべき息子の宏一副社長(35、7月26日付で辞任)は不在で、頻繁な降格人事などを主導してきたとされる宏一氏についての質問も相次いだが、「一生懸命確かにやって、なんとか会社業績を上げようと動
記者会見するビッグモーターの兼重宏行社長=東京都港区で2023年7月25日午前11時32分、猪飼健史撮影(肩書は当時) 「社員のせいにするなんて」「近年まれにみるひどい会見」。25日、中古車販売大手ビッグモーター(東京)の兼重宏行社長(26日付で辞任)が開いた記者会見に対し、SNS上ではこうした批判が相次いだ。ガバナンス(企業統治)に詳しい専門家2人はどう見たか。【坂根真理】 <目次> ・青山学院大の八田進二名誉教授「隠蔽体質」 ・キーパーソン? 会見に副社長の姿なく ・「不正知らぬ」 社長として不適格 ・「トップ交代も、企業風土変わらず」 ・近畿大の芳沢輝泰准教授「会見になっていない」 ・株の大量保有 その影響は 青山学院大の八田進二名誉教授「隠蔽体質」 「ゴルフを愛する人への冒とく」。兼重氏は、ゴルフボールを振り回して車体を傷付けていたとされる問題についてこう述べた。 この発言に対し、
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