Image credit: Roskosmos ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は4日、新型ロケットのアンガラの1号機を、6月25日にプレセツク宇宙基地から打ち上げると発表した。開発が始まってから約20年、ロシア連邦初の新型ロケットがいよいよ誕生する。 アンガラは、現在活躍中のプロトンやゼニートロケットの後継機となるロケットで、モジュール式であることを最大の特長としている。アンガラの第1段はユニバーサル・ロケット・モジュール(URM)と呼ばれ、これを束ねることにより、打ち上げ能力を高めたロケットを簡単に造ることができるという仕組みだ。またそれに合わせて第2段を換装したり、第3段を追加で装備することで、様々な大きさ、質量の人工衛星に対応することができる。言い換えれば、アンガラと名の付くロケットは、小型ロケットであり、中型ロケットでもあり、また大型ロケットでもあり、そして超大型ロケットにもなれ