「イスラム国」がタリバンと交戦=27人死亡、勢力争いか−アフガン 【ニューデリー時事】スペインのEFE通信は25日、イランとの国境に近いアフガニスタン西部ファラー州で24日に過激派組織「イスラム国」が反政府勢力タリバンと交戦し、双方の戦闘員少なくとも27人が死亡したと報じた。 「イスラム国」は中東からアフガンやパキスタンに勢力を伸ばし、勧誘活動を展開。アフガンに根差すタリバンとの勢力争いが顕在化しつつある。アフガン軍関係者が同通信に語ったところによると、戦闘で「イスラム国」の15人とタリバンの12人が死亡。タリバンは外国人女性4人を含む「イスラム国」の戦闘員12人を捕虜にした。 「イスラム国」は1月、アフガンやパキスタン、イラン北東部にまたがる地域を「ホラサン州」と名付け、新たな「領土」にすると宣言していた。(2015/05/26-05:53)2015/05/26-05:53 フォーカ