「090」と「080」で始まる番号はすべて使われ、「070」で始まる番号も近く枯渇する恐れがあるため、「060」の割り当てを検討していた。しかし、機器同士の通信などデータ通信専用に、新たに「020」を割り当てることで、番号の枯渇を防げると判断した。 総務省の有識者会議が16日、番号割り当てに関する報告書をまとめた。総務省は来年4月以降に省令を改正し、早ければ来年中にも「020」の利用を始める。「020」では従来よりも2桁長い13桁の番号とすることで、80億件の番号を用意する。 音声以外の契約にも「070」などを割り当てていたが、「020」に一本化する。多くの番号を作ることであらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」技術の進展に備える考えだ。