ジジェクいわく、日曜の午後、(子どもが)祖母を訪ねなければならないとしよう。古き良き全体主義的な父は言うだろう。聞きなさい。お前がどう思おうが知ったことではない。お前は行って行儀良くしていなければならないのだ。これならば良い。抵抗することもできるし、何も損なわれはしない。 しかし、いわゆる寛容でポストモダン的な父だとしたら、彼が言うのは次のようなことだ。お婆ちゃんがどれだけ君のことを愛しているかということはわかっているね。けれども、お婆ちゃんのところに行くべきなのは、君が本当にそうしたい場合だけなんだよ。さて、バカではない子どもは(そうだ彼らはバカではない)、この自由選択の外観は、はるかに強力な命令を隠匿しているということを知っている。つまり、祖母のもとに行かなければならないだけではなく、そうすることを好まなければならないということだ。 [05:50くらい以降] I want a thir