娘8歳「なんで女の人や雌しか子供とか卵を産めないの?」 私「うーん…どっちかというと、女の人だから、雌だから卵や子供を産むというわけではなくて、矢印が逆で、卵とか子供を産む、その素になる卵子を自分の体で作れるのを女性とか雌ってことにしようってことになってるんだよね、確か。ええと…生物学的には、だけど。ほとんどの動物は雄と雌がいないと子供を殖やせないけど、雌だけで卵を産んだりして子供を殖やせる種類の動物もまれにいるわね」 娘「結婚しないで子供を産むとか?」 私「あああ〜、そうか、そこから説明しなくちゃいけないのか。結婚っていうことは人間どうしなんだよね、ほんとは。たとえば、生物としてのヒトはさ、結婚するしないに関わらず、男の人がいないと子供はできない。結婚するかしないかは「社会的な」事柄であって「生物学的な」事柄ではないのね」 私「この前、テレビ番組で卵子に精子が到達して受精が完了…ってやっ
冬のアニメをいくらか積み残したまま春のアニメがはじまる。毎度のことながら膨大な量と思う。この量産体制がアニメ業界の労働状況を地獄にしているなら「そんなにいらないですよ」と言いたい。すべて潰れてしまっては元も子もない。とはいえ量があるからこそ自分好みのアニメがあるという面も否めない。自分好みではないアニメしか放送されていないという面も否めない。 おれが深夜アニメを見始めたのは二年くらい前からだ。そのくらいになると好む好まずの傾向のようなものが見えてくる。まずおれは剣と魔法のファンタジー的な作品をあまり好まない。和風の妖異ものもあまり好まない。学園青春モノもあまり好まない。ハーレムものは好まない。むろんすべて見ないわけではない。そうであれば見る見ないを悩むことも少ない。ずいぶんと削られはするが。好みをいえば同性同士がキャッキャしているものが多いように思う。SFも好む。 今期の話をする。最低限一
ローゼンメイデン 10 (ヤングジャンプコミックス) 作者: PEACH-PIT出版社/メーカー: 集英社発売日: 2014/04/18メディア: コミックこの商品を含むブログ (11件) を見る 『ローゼンメイデン』が完結してもうた……というても、おれは古くからのファンなどじゃあないのだ。いつからのファンか……2011年3月からのファンだ。だいたいのことについて「2年くらい前」としか答えられないのに、これははっきり言える。おれは2011年3月に、アニメをレンタルしてから……『ローゼンメイデン』に入った。漫画を全部買い揃えた。CDを買った。その他いろいろ。 アニメ『ローゼンメイデン』を観るのこと - 関内関外日記(跡地) 震災のあとの……たぶんおれも少しは狂っていたのだろうが……すっぽりと入ってきたような気がするんだ。震災や原発の怖さと、少女人形のアニメ、その取り合わせが妙な結合を見せて、
おれはだいたいガンダムと同じ年に生まれた。なので本放送をリアルタイムで知る由もない。かといって自分がガンダムの世代であるという感覚はある。SDガンダム。ガン消しにカードダス、SDガンダムのゲーム。ガンダムにまつわるなにかについて、小学生の間などずっぽりはまりこんでいた。SDではあるが、たくさんのプラモを作り、モビルスーツやモビルアーマーの名前を知った。 ストーリーはいつ知ったのか。おそらく、再放送やレンタルビデオの形でいくらかは見知っていたはずだろう。だが、おれの中では富野由悠季による小説版によって知った、という思いが強い。小学校高学年、性描写に敏感な思いもする。しかして、ビジュアルはSD、ストーリーは小説という妙なガンダム観を持つおれができた。 では、その小説版にはどう触れたのか、という話である。家にあったのだ。おれに年上のきょうだいはいない。だれのものか。母のものだった。母はガンダムの
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