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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (138)

  • コミックストリート更新。東陽片岡「レッツゴー!! おスナック」 - 深町秋生の序二段日記

    sphynx
    sphynx 2011/10/16
  • これこそ真理「ピラニア3D」 - 深町秋生の序二段日記

    つーわけで、「ピラニア3D」がついに、山形にもやってきたのですよ。 相変わらず胃が痛くなるほど時間がないのだけれど、無理やり時間を作って(さぼってとも言う)、小生も山形駅前の映画館「ソラリス」に行ってまいりやした。 長々と書く余裕はないのですが、やっぱりジェームズ・キャメロンが何百億という金を投じて、どんなに意匠をこらしにこらしたところで、飛び出すパイオツ、飛び出すケツに勝てるものなんか、この世にはなにもないんだなと、なんかこう真理ってもんが見えたような気がしました。まさか「ピラニア3D」で悟りが開けるとは思わなかったな。しかし、当にそういうものだと思います。 それほど立派なものでしたよ。じつにすばらしい映画でした。「10代のころから楽しく愉快にセックスしてそうなやつなんか、みんなチンポコいちぎられて死んじまえ! あといちゃついてる高校生みんな死ね!」と、常日頃から思っている私のような

    これこそ真理「ピラニア3D」 - 深町秋生の序二段日記
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    sphynx 2011/10/16
  • 安藤健二氏「ミッキーマウスはなぜ消されたか」に解説を - 深町秋生の序二段日記

    さて、お仕事の話。 今日あたりから発売される封印ライター・安藤健二さんの「ミッキーマウスはなぜ消されたか」(河出文庫)に、解説を書かせていただきました。 これは「封印されたミッキーマウス」(洋泉社)の文庫化作品なのですが、文庫のまえがきで、「単行は玉石混交だった」と率直に語っており(そういう率直さが安藤さんの偉いところ)、半分くらい原稿を差し替えております。ほとんどオリジナルのような作品に仕上がっております。 私がお気に入りなのは、第四章の「捏造された日人差別――タイタニック生還者が美談になるまで」というエピソード。あの細野晴臣の祖父があのタイタニック号に乗っていて、かろうじて救助ボートに乗って助かったものの、偏見丸出しのイギリス人が手記で「女子供を押しのけてまで、ボートに乗ってきた卑しい日人がいた」と書いたもんだからさあ大変。祖父さんは「日人の恥」と非難をあびまくり、職を辞めざる

    安藤健二氏「ミッキーマウスはなぜ消されたか」に解説を - 深町秋生の序二段日記
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    sphynx 2011/10/16
  • アウトバーン特設サイト - 深町秋生の序二段日記

    や、8月になりました。 毎日、暑い日が……続いてないですね。天気が悪くて、ぱっとしない空模様ですな。 宣伝です。『アウトバーン 組織対策犯罪課八神瑛子』の売れ行きが大変好調。このように。 http://www.kinokuniya.co.jp/ranking/pocketbook.htmlランキング 文庫 | の「今」がわかる 紀伊國屋書店) 日、版元の幻冬舎のWEBマガジン内に特設サイトができました。 http://webmagazine.gentosha.co.jp/special/outburn.html(Webマガジン幻冬舎: 深町秋生『アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子』特設サイト) 著者インタビュー、杉江松恋さんによる書評、序盤がちょっとだけ読める立ち読みコーナーが設けられてあります。どうぞよろしく。

    アウトバーン特設サイト - 深町秋生の序二段日記
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    sphynx 2011/08/09
  • 「龍が如く」と私。 「OF THE END」を終えて - 深町秋生の序二段日記

    ようやく引っ越し先のネット環境がよくなった。光回線はいいものだ。 さて、今月は私の文庫書下ろしが発売されるのだが(そのあたりの紹介は後日)、そんなわけで少し余裕ぶっこいてゾンビゲーム「龍が如く OF THE END」(以下、OTE)をプレイ。徹夜して一気にクリアしてしまった。ちょっとだけネタバレあります。 「極道ステゴロゲーム@歌舞伎町」から、いきなりバイオハザードみたいな「ゾンビガンシューティング@歌舞伎町」に変わったがゆえに、賛否両論の評価だけれど、私は大変おもしろくプレイした。 ガンシューティングというと、ずっとプチプチ敵を撃ち続けるばかりで、飽き飽きしてくることが多い。しかし「OTE」は無駄に個性の強い極道が、それぞれ二丁拳銃だのショットガンだの片腕ガトリンクガンだのを携えていたりして、最後までフレッシュに楽しめた。トリに登場する我らが桐生さんにいたっては、対戦車ライフルをかついで

    「龍が如く」と私。 「OF THE END」を終えて - 深町秋生の序二段日記
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    sphynx 2011/07/16
  • 今年のベスト級「ザ・ファイター」 - 深町秋生の序二段日記

    久々に映画館に行った。もう「映画ファン」なんて、二度と言えないくらいに久しぶり。 ようやく「ザ・ファイター」が、山形にやってきた。駅前のフォーラムで見たっす。東京あたりの人はとっくに確認済みだろうが……。(あと文学フリマに行けなかったっす。申し訳ない) それにしても、重い腰を上げてでも見に行ってよかった。日じゃ話題にならなかったようだが、ものすごい傑作だ。傑作というより、これほど肌に合って、愛おしく思えた作品もめずらしいというか。役者の演技、端役までしっかりキャラ立ちした脚と演出、客の目をひきつけるストーリー展開、すべてが愛おしかったです。 もちろん男泣きしたけれど、隣で見ていたおばあちゃんなんか(最終日だったにもかかわらず、けっこう混んでいた)おいおい泣いていてびっくりしてしまった。ウェルメイドな感動作でありましたよ。 マサチューセッツ州の労働者階級の街・ローウェル在住のボクサー兄弟

    今年のベスト級「ザ・ファイター」 - 深町秋生の序二段日記
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    sphynx 2011/07/04
  • 新興中国のスプラッタ・ノワール「ドリーム・ホーム」 - 深町秋生の序二段日記

    地震以来、映画をさっぱり見てなかった。 ようやく見たのが香港映画の「ドリーム・ホーム」だ。今月28日から、ホラーの殿堂シアターNで公開される18禁なぶっ殺し映画である。一足先に見ることができたのだが、これがえらくすごかった。 弱った心にガツンとくる凶暴な映画で、「ああ、そうか。香港映画ってここまでやるんだっけ」と、限界を知らないスプラッタ演出に、ひたすら驚かされたのだった。 主演は超セレブ女優のジョシー・ホー。(この映画のプロデューサーでもある)マカオのカジノ王であるリスボアグループ総帥スタンレー・ホーの娘である。しかし、けっして親の七光りなどとは言わせない熱量と狂気を、フィルムに叩きつけることに成功した。セレブ娘につきまといがちな甘ったれたスイーツ度はゼロで、梶芽衣子や山田辰夫さん的なダークなオーラをまとっておりました。ただ者ではないと思ったら、なんでもカナダの陸軍士官学校出身なのだそう

    新興中国のスプラッタ・ノワール「ドリーム・ホーム」 - 深町秋生の序二段日記
  • コミックストリート更新「ふらり。」と震災から二ヶ月半 - 深町秋生の序二段日記

    さて、また久々な更新になってしまった。 コミックストリートが更新されました。今回は谷口ジローの新刊「ふらり。」を取り上げました。 http://www.sakuranbo.co.jp/livres/cs/2011/05/post-24.html(マンガ界の魔術師が送る時間旅行。江戸放浪記「ふらり。」) 「いつかはきっと暇ができるはず。できるはず」と願って五ヶ月が経ってしまった。昨年の十二月以来、休みがまったく取れなくて、うるおいのない日々を過ごしております。せっかく二月には沖縄に行ったのに、喫茶店で仕事しているうちに終わってしまい、海さえも見ず、ホテルの近所にある“パチンコ”の“パ”の字が消えた“チンコ”看板を撮影して、うひゃうひゃ笑うぐらいの日々でした。 昨日はラーメン店で、みそラーメンをすすりながら「ミヤネ屋」をぼんやり眺めましたけれど、トップは二宮くんと佐々木希嬢(格闘技番組ではすば

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  • 中編小説「スラッシュ&バーン」を寄稿。どうぞよろしく - 深町秋生の序二段日記

    宝島社の「オール・ミステリー」(発売中)に読み切り中編小説を寄稿しとります。 「スラッシュ&バーン」というタイトルで、東映スケバン映画と「マッドマックス」と「悪魔のいけにえ」とケッチャムをごちゃまぜにした話です。 荒廃した未来の東北(言い訳がましいが、校了したのは震災前)を舞台に、仙台のスケバン女子高生・桐崎マヤが、山形産のマリファナ目当てに、バイクで山形の山奥に来たら、おっかない悪党たちが待ち構えていたという展開。 マヤは仙台のワルいストリートで、「切り裂きマヤ」という異名を持つ刃物の使い手。一方、山形の悪党も一筋縄ではいかない連中。両者が激しく死闘を繰り広げる……と、頭のネジをかなり緩めて、勢いだけで書きました。 読んでくださると、たいへんうれしいです。どうぞよろしく。

    中編小説「スラッシュ&バーン」を寄稿。どうぞよろしく - 深町秋生の序二段日記
  • 震災後の仙台を歩く - 深町秋生の序二段日記

    仙台のワッシュ君(id:washburn1975)に会ってきた。 「高速道路も通ったし、ガスコンロか灯油を持ってこうか?」と言ったら、「電気も水道も復旧したし、うちは灯油を使ってないんですけど、とりあえず映画秘宝読みたいです」 という答えが返ってきたので、今月の秘宝やマンガを持って仙台に行ってきた。 仙台空港近くを通る仙台東部道路を通った。仙台平野の沿岸部を走る高速道路だが、巨大津波がこの道路にまで届いたらしく、道路周辺の田んぼや家は泥と瓦礫と化していた。東部道路自体も、あちこちに凸凹ができている。 ワッシュ君が「あの道路周辺はこの世の地獄です」と言ったが、当に地獄だった。田んぼにはひっくり返った車や漁船、ねじれた自販機が転がり、油にまみれた粘つく泥が瓦礫と一緒にすべてを埋めつくしていた。 名取インターチェンジ周辺は瓦礫と泥の山に埋もれていた。それでもETCを出ると「割引1000円」とい

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  • 遠くにいる素人の個人でもできること - 深町秋生の序二段日記

    この大災害で、自然の獰猛さを嫌というほど思い知らされた。 しかし同時に人々の底力や隣人愛もたくさん目撃した一週間でもあった。もちろん残念な人もたくさん目撃した。悪意と善意の両方を一生分見てしまった。目を見張るような寄付金を出す企業や個人がいたと思えば、平時ではまともそうに見えた人物も、一気に化けの皮がはがれてしまったり。 情報もめまぐるしい。阪神大震災の教訓をもとに動こうとすれば、その教訓が足かせになっているとの意見もある。 http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20110317/p1(「被災地からの報告 阪神震災とは違う実情」を読んで気になったこと - 荻上式BLOG) しかし、遠く離れた素人でもわかるのは、被災地では想像を絶するような欠乏と苦しみが覆っているということ。被災地の窮状を知るたびに右往左往する日々が続いている。とにかくガソリン不足で、被災地どころか、

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  • 今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記

    三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら

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  • 2011年03月08日のツイート - 深町秋生の序二段日記

  • 2011年02月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

  • 2011年02月15日のツイート - 深町秋生の序二段日記

  • 2011年02月09日のツイート - 深町秋生の序二段日記

  • 娯楽業界の苦しい今。「パチンコがアニメだらけになった理由(わけ) - 深町秋生の序二段日記

    ノンフィクションライター・安藤健二の新作「パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)」を読んだ。タイトルがすべてを表しているが、パチンコ業界とアニメ業界の両方の現状を描き切った、安藤健二の新たな代表作だと思う。 「封印作品の謎」でセンセーショナルなデビューを果たした著者だが、デビュー当時からミステリファンの読者が多かった。表現の自由をむしろ潰すほうに回っていた事実に気づいた著者が、新聞記者という職を捨て、なぜ世間から封印される作品が生まれるのかを追ったデビュー作は、まるでヴァクスやルヘインといったネオ・ハードボイルド作品のようだった。円谷プロや藤子不二雄といった強大な敵にひとりでぶちあたるところは、いかにも己しか頼るものがない一匹狼の探偵という感じ。 こうなるとミステリ作品と同じで、敵が強大であればあるほど、読み手にとってはうれしい。今回はパチンコ業界という、秘密主義かつ複雑怪奇な利権がご

    娯楽業界の苦しい今。「パチンコがアニメだらけになった理由(わけ) - 深町秋生の序二段日記
  • 2011年02月01日のツイート - 深町秋生の序二段日記

  • 「美味しい名古屋を食べに行こまい」でふくらむ名古屋 - 深町秋生の序二段日記

    とにかく雪の季節になると、具合が悪くなってしまう。 雪国育ちで豪雪地帯で暮らしているわりには、さっぱり雪に慣れることがない。慣れるどころか、どんどん耐性がなくなっている感じがする。ブログの更新もできないくらいに、わりと深刻なダメージを与えるのである。2011年はドカ雪の年で、ちょっと故郷を捨てて放浪の旅に出たところであります。 とりあえず雪のない宇都宮へと逃れたが、できれば足を伸ばしたいのは名古屋だ。年末に発売されたメシコミック「美味しい名古屋をべに行こまい」を読んだら、一度くらいしっかり旅をしてみたいなと思うようになった。名古屋を。 しかし名古屋ほど小バカにされてきた土地もないだろう。鳥山明の「ドクタースランプ・アラレちゃん」くらいなら地元愛にあふれていると解釈(ヨシモトが大阪をネタにするようなものか)できたが、三池映画のヤクザホラー『牛頭』あたりになってくると、完全に名古屋を理解不能

    「美味しい名古屋を食べに行こまい」でふくらむ名古屋 - 深町秋生の序二段日記
  • 2011年01月25日のツイート - 深町秋生の序二段日記