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ブックマーク / northpole587.blog17.fc2.com (1)

  • 百丁森の一軒家(本館) 「舌癒着症」もしくは「舌小帯短縮症」をめぐって

    20年くらい前には、まだ、舌小帯をハサミ(もちろん滅菌してある外科用の)でチョンと切る(麻酔なし)、ということが行われることはあった。「舌小帯が短いと舌の動きが制限されて哺乳の障害になる」と考えられていたためである。  その後、哺乳時の舌の動きが超音波などでリアルタイムに観察されるようになり、舌の前後・上下運動ではなく波状の運動によって哺乳が行われることが明らかになり、舌小帯による舌運動制限が哺乳に影響を及ぼすことはほとんどない、と考えられるようになった。  最近20年の医学の進歩で、超音波画像診断装置を使って、舌の動きをリアルタイムに観察したり、ほ乳瓶の底に内視鏡のカメラをつけて口腔内を撮影するなどの新たなテクノロジーが導入されて、かなり解明されてきました。  健康な乳児の哺乳運動は、その主体は舌の運動によります。  狭い口腔内で舌と口蓋との間で陰圧が生じる。そして、乳汁の「圧出」と「吸

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