1933年、カリフォルニア工科大学のスイス人天文学者フリッツ・ツビッキー(Fritz Zwicky)は世紀の大発見をしました。 宇宙には、望遠鏡で見える物体の質量だけではどうにも説明がつかない現象がある。そこには目に見えない何かが必ずやあるはず。宇宙に存する全物体の実に83%を占めるんだけど我々には決して見えることのない何かが...と。 そうです、これが「ダークマター(暗黒物質)」。宇宙のあらゆるところに触手を伸ばし、宇宙の構造を影で支える正体不明のツル、です。 光を吸収も発散もしないので観測は不能とされてきましたが、その観測に人類史上初めて成功したという研究成果が先週水曜(4日)、科学誌「Nature」に掲載になりました。ちょうどヒッグス粒子の発表に重なって、ほとんど誰にも話題にされなかったんですけどね。 独ミュンヘン大学の天文学者イェルク・ディートリヒ(Jörg Dietrich)氏率
by FlyingSinger スペースシャトルなどを使わなくても地上から宇宙までエレベーターのようなもので上がることができれば……という構想が「宇宙エレベーター(軌道エレベーター)」です。まるでSFの絵空事のようですが、安価に宇宙へアクセスできる手段として検討されています。 国内ではJSEA 一般社団法人 宇宙エレベーター協会という団体があるのですが、そこが行った宇宙エレベーター技術競技会のプロモーション映像を見ていると、本当に宇宙エレベーターがさほど遠くない未来に実現しそうな感じがしてきます。 JSETEC2011_J - YouTube 宇宙エレベーター技術競技会とは、宇宙エレベーターの実現に向けた技術の蓄積を目的とする競技会だそうです。 第3回の競技会は2011年8月初頭、静岡県富士宮市の大沢扇状地で行われました。 まずは競技会場の設営からスタート。 宇宙エレベーターといっても、実
宇宙が3次元になった仕組みを説明 12月22日 5時59分 現在の宇宙空間が「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元からなる姿になった仕組みを、日本の研究グループが、世界で初めて、スーパーコンピューターによる計算で説明することに成功し、どこかに存在する可能性が指摘されている「別の宇宙」の研究にもつながるものとして注目されています。 私たちの宇宙の姿は「タテ・ヨコ・高さ」の3つの次元から出来ていますが、現代物理学の理論では、137億年前にビッグバンによって宇宙が誕生する前の極めて微小な空間には、ほかに6つの次元があったとされ、なぜ3つの次元になったのかが謎になっています。茨城県つくば市にある高エネルギー加速器研究機構などのグループは、ビックバンが起きる前に、9つあった次元がどのように変化したのか調べるため、独自の計算式によって、ことし2月から京都大学にあるスーパーコンピューターで分析を進めてきました
太陽系の中で最も地球に似ていると言われ、おそらく次に人類が向かうことになる惑星・火星。無人探査機が測量した数値データをレンダリングし、各種エフェクトを加えたある意味本物よりもリアルなHDR画像です。 作者はオランダのデジタルアーティスト、キース・ヴェーネンボス。マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されていたレーザー地形スキャン装置MOLAによる高度データを解析し、地形をレンダリングしたもの。 非常にリアルな凹凸に「理論上たぶんこう見えるはず」という雲や太陽光の散乱が再現されており、遠く離れた星の風景に思いをはせることができます。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31. 32. 33. 34. 35.
宇宙。そこは私たちの想像を超えた驚異の世界です。ことしNHKでは宇宙をテーマにさまざまな番組をお届けします。この21世紀に入り、観測技術の進歩によって、これまでの宇宙像を覆す新発見が相次いでいます。 いま最新科学が解き明かしつつある驚異に満ちた真実の宇宙。 番組では、宇宙研究の最前線(コズミック フロント)ともいえる世界各地の観測拠点を訪ね、人類が知りえた最新の宇宙の姿を、観測による鮮烈な実写映像とダイナミックなCGにより描いていきます。 初めて出会う宇宙の世界、僕もとてもワクワクしています。宇宙の神秘と奇跡、そして研究されている最前線を皆様に「声」を通してお届けできる事の幸せと責任の重さを感じてます。 言葉を大事に真摯に向き合います! 初回は、人類の宇宙観に革命を起こし続けるハッブル宇宙望遠鏡が登場。数千億個の星々が渦巻き集う"銀河"の分布を調べると「銀河は石けんの泡のような形に集ってい
理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の写真(撮影日・場所不明)。(c)AFP 【7月25日 AFP】「どんな物体も光の速度を超えることはできない」との理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)の理論に、光の粒子である「光子1個」が従っていることを証明したと、香港の物理学者たちが発表した。つまり、SFの物語外では、タイムトラベルが不可能であることが示されたことになる。 Du Shengwang氏率いる香港科技大学(Hong Kong University of Science and Technology)の研究チームは、光子1個が「宇宙の移動の法則に従っている」ことを証明したと発表した。 香港科技大学のウェブサイトに掲載されたプレスリリースは、「アインシュタインは光速が宇宙の移動の法則であること、単純にいえば、どんな物体
宇宙エレベーターを 知っていますか? それは地上と宇宙をエレベーターでつなぐ、これまでにない輸送機関です。地上から天へと伸びる塔のようなものを想像してください。かつては突飛な夢物語として受け止められていましたが、理論的には十分実現可能なものであり、近年の技術発展によって、手の届く域に到達しつつあるのです。 宇宙エレベーターとは →
第1回:「ロケット開発」RACE FOR ROCKETS ナレーター :ロバート・リンジー ROBERT LINDSAY (声:谷口 節) セルゲイ・コロリョフ :スティーブ・ニコルソン STEVE NICOLSON (声:石塚 運昇) フォン・ブラウン :リチャード・ディレイン RICHARD DILLANE (声:森田 順平) japanese dub
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