その1 その2 ●監督がいない! ――監督がいない、ということに驚いているのですが、どのように成り立っているのでしょう? 石舘:映像表現ではそうたくんが監督ですし、オタク向けアニメの知識やバラエティ的表現では僕が監督ですかね? 全体的な内容を作るのが僕で、それを映像世界にするのがそうたくん。『バクマン』のシュージンとサイコーのような役割分担ですね。 菅原:脚本&音声というネームを作るシュージンが石舘さん、絵コンテというネームを描くサイコーがぼく、福原さんという編集長がいる感じでしょうか(笑) ――なるほど。アニメの3つのパートで作業も分かれいるのでしょうか。 石舘:最初に脚本を作るのは僕の作業です。「メンタイ」に関しては「そうたくんの得意分野で思いっきり勝負しよう!」というコンセプトだったので、やりやすそうなテーマを相談したり、他のスタッフから案を募集させてもらい、コント台本として作り直し