東京都に住む大友秀逸さん(50)のXに、男性から突然連絡が来たのは7月1日だった。 2008年6月8日に発生した「秋葉原無差別殺傷事件」を特集したインターネット番組が今年6月に放送され、大友さんはそこに出演した。男性は、その動画をYouTubeで見て、大友さんのXに辿り着いたとみられる。 「最近生きるのにも疲れてきたんで、秋葉のように楽しくヤッてタヒもいいかとよく思うようになりました」 「タヒ」とは、ネット上の隠語で「死」を示す。無差別殺人を肯定し、自らも事件を起こして死にたいとほのめかす内容だった。 こうした相談を普段から受けている大友さんは、頭ごなしに否定したり刺激したりせず、ダイレクトメッセージ(DM)に誘導してやり取りを続けた。 そこで、男性は、自身が抱える困難や生きづらさについて吐露したという。 「東京に出てくるなら、まず飯でも食いませんか」 大友さんは、相手に予定を入れさせ、犯

