伊勢湾の入り口に浮かぶ人口250人の離島・神島(三重県鳥羽市)が、にわかに沸いている。ゲームの舞台となったことをきっかけに、ファンたちが「聖地巡礼」で訪問。三島由紀夫の小説「潮騒」のモデルになった島として有名だが、地元は「潮騒に次ぐ大きなブーム」と盛り上がる。 (大見亜蘭) 「ブームから入った人をリピーターにしたい」と語る山本欽久さん。山海荘にはキャラの等身大パネルが設置され、訪れたファンからゲームの関連グッズをプレゼントされることもある=三重県鳥羽市で 7月下旬の平日。午前7時半過ぎの始発にもかかわらず、本土から神島に向かう鳥羽市営定期船には若いファンの姿があった。東京から友人と訪れた30代女性は「神島に朝一番で行くために昨日から三重に来た」。神島までは40分。急斜面に民家が張り付くような島特有の景色が姿を現すと、「ゲームの雰囲気と似てる」と笑顔で話した。

