鈴木 「出産についてです。 手術で赤ちゃんを取り出す『帝王切開』。 近年、増加しています。 こちらのグラフにもありますように、帝王切開で出産する女性の割合は、この20年でおよそ2倍に増えていて、今や赤ちゃんの5人に1人が『帝王切開』で産まれてきています。」 阿部 「『帝王切開』は、母親やおなかの赤ちゃんを救うために行われる大切な医療行為です。 しかし、経験した女性たちの中には、お産によって心の傷を受けている人が、少なからずいることが分かってきました。」 東京都内の大学病院です。 ひと月およそ100件の出産を取り扱っています。 そのうち帝王切開が、およそ4分の1に上ります。 この日も、朝から2人の女性の帝王切開が行われました。 帝王切開が増加している背景には、女性の出産年齢の上昇に伴って、分べん時間が長引いたり、医療技術の進歩で、妊娠中に、母親とおなかの赤ちゃんの状態が詳しく分かるようになり
これまでにも、あちこちに書いている文章を読んできたし、何より、一緒に本作りに関わったりもしましたから、その文章力も、内容のおもしろさも、よく知っているつもりだったけど、でも、あらためて、こうしてまとまった分量を読むと、この人の書くものは、ほんと、おもしろいなあ。 なんの話かというと、この本のゲラを読ませてもらったのです。 島田潤一郎『あしたから出版社』〈就職しないで生きるには21〉(晶文社) サイトの内容紹介を引きます。《吉祥寺のひとり出版社 夏葉社 の 5年間の歩み!! 設立から約5年――。一冊一冊こだわりぬいた本づくりで多くの読書人に支持されるひとり出版社は、どのように生まれ、歩んできたのか。編集未経験からの単身起業、ドタバタの本の編集と営業活動、忘れがたい人たちとの出会い……。いまに至るまでのエピソードと発見を、心地よい筆致でユーモラスにつづる。》 ブックンロールまであとひと月だし、
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