東京・秋葉原の無差別殺傷事件後、インターネットの掲示板に何らかの犯罪の予告を書き込む事件が23日現在、全国で17件あり、17人が摘発・補導されていたことが24日、警察庁のまとめで分かった。このうち12人が逮捕、4人が書類送検され、1人が補導された。また警視庁は24日、1人を逮捕した。 容疑者の7割にあたる12人が定職に就いておらず、このうち7人は20代男。また、17人のうち6人が未成年で、最年少は13歳の男子中学生だった。摘発の罪名は、刑法の業務妨害や脅迫がほとんどだが、警察庁では、社会への不安の波及を重視し、軽犯罪法違反(いたずらによる業務妨害)も積極的に適用、「犯罪予告の書き込みは犯罪」という認識を国民に広めたいとしている。 人気アイドルグループ「AKB48」の公式サイトで殺人を予告したとして、警視庁万世橋署は24日、威力業務妨害の疑いで、東京都立川市の無職少年(18)を逮捕した。
福岡県警少年課は26日、インターネットの掲示板に殺人を予告する書き込みをしたとして、威力業務妨害容疑で北九州市の17歳と18歳の無職少年を逮捕。軽犯罪法違反(業務妨害)の非行事実で県内の11−13歳の小学6年男児と女子中学生2人を、27日に児童相談所に通告すると発表した。 調べでは、少年2人は共謀し、25日夜に知人の携帯電話からインターネットの掲示板に「明日大量殺人します」「(北九州市の)小倉駅に昼の十二時にいきます」などと書き込み、JR九州の職員などに駅周辺の警戒にあたらせ、業務を妨害した疑い。「世間を騒がせたかった。いたずら目的だった」と供述しているという。 また、男児らはそれぞれ18−19日に、自宅のパソコンなどからネット掲示板に「福岡に住む小中学生を殺します」などと書き込んだ疑い。
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