SKYACTIV-Xがバージョンアップする。新バージョンの発売は来年初頭とアナウンスされている。さて、となると興味はいくつかに分れるだろう。何がどう良くなるのかと、何で今バージョンアップなのか。おそらくその2つが焦点になる。 2つの意味 筆者は10月25日にマツダの山口県・美祢試験場に招かれて、そのプロトタイプに試乗した。おそらく興味のある方はすでに他のWeb記事で確認済みだと思うが、出力が132kW(180PS)から140kW(190PS)へ、トルクが224Nm(22.5kgf-m)/3000rpmから240Nm(24.4kgf-m)/4500rpmへと増加した。なお最大出力の発生回転数は変わりがない。改良の詳細については後述する。 で、乗ってどうか。率直にいって、速くなったことが体感できるかといわれたら、ほぼ分からない。ただし、途中の過渡領域のフィールはいろいろと改善されていて、こっち
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