Twitterの日本語サービスが始まったのは2008年。今の若者は子どもの頃からTwitterをはじめとするSNSを日常的に使ってきた世代だ。それだけSNSを使ったコミュニケーションのやり方にたけている。若者のSNSリテラシーに学ぶことは多い。 その筆頭が「複数アカウントの使い分け」だと筆者は考えている。 若者はSNSごとに複数のアカウントを登録し切り替えて使う傾向がある。実際の知り合いとつながるオフィシャルの役目を果たす「リアルアカウント」(メインアカウントともいう)、仲の良い人たちだけと交流するための「サブアカウント」、特定の趣味を持つ人たちとつながるための「趣味アカウント」、情報を収集する目的の「情報アカウント」などが存在する。アカウントは「アカ」や「垢」とも呼ぶため「リアアカ」「リア垢」といった表記になる。 複数アカウントが使われているSNSの代表格はTwitterだ。Twitte