佐賀県は新幹線の整備をこれまでも求めていないし、今も求めていない――。4月26日、政府与党の長崎新幹線検討委員会で、佐賀県知事の発言は衝撃的だった。佐賀県に対する、政府、長崎県、JR九州の配慮の全否定だ。とんだちゃぶ台返しだ。いや、佐賀県から見れば、ちゃぶ台すらなかった。しかし、佐賀県の考え方は一貫して筋が通っていた。どんな譲歩案を示したところで、それが新幹線建設を前提とするなら、受け入れられない。 【長崎新幹線の検討ルート】 佐賀県が長崎新幹線のフル規格新幹線化やミニ新幹線化に反対していることは承前。その理由は佐賀県の費用対効果、負担金だと考えられていた。だからこそ「長崎県が肩代わりすればどうか」「JR九州の負担を増やしたらどうか」などと議論されてきた。政府もそろばんを何度もはじき直して、佐賀県の主張する負担金額より低い見積もりを示してきた。 【注】フル規格新幹線:東海道新幹線と同等の完
横須賀線・北鎌倉駅ですれ違うのは、湘南新宿ラインのE233系電車。 横須賀線といえば、かつては青と白の横須賀色の電車が殆どでしたが、平成13(2001)年の湘南新宿ライン開業以降、宇都宮線から「湘南色」の列車が逗子まで乗り入れるようになりました。 宇都宮線~新宿経由~横須賀線直通列車は、日中はほぼ毎時2本の運行となっており、そのうち1本は宇都宮線内(大宮~小山間)を「快速」として運行します。 「大船軒」の押寿し駅弁といえば、かつては鯵が基本でしたが、2000年代以降は、様々なバリエーションが増えています。 その1つが「鯵と小鯛の押寿し」(1,050円)。 スリープ式の包装には、大きめの鯛に鯵が寄り添うように、温かい雰囲気で描かれています。 実は「大船軒」には、包装(掛け紙)専門に担当されているデザイナーの方もいらっしゃるんです。 「鯵と小鯛の押寿し」は、小鯵を使った「伝承 鯵の押寿し」が3
東海道線の普通列車熱海行が、右に大きくカーブを描いて大船駅に入ってきました。 今年(2017年)で開業130周年を迎えた、東海道線の横浜~国府津間。 大船は当初、戸塚~藤沢間に設けられたすれ違い設備のみの「信号場」で、駅に昇格したのは、翌・明治21(1888)年のことです。 さらにその翌年、大船駅の発展を決定づける出来事が起こります。 それは「横須賀線」の開通。 明治時代、横須賀には海軍の鎮守府が置かれ、軍事上、重要な街となりました。 合わせて、横須賀と東海道線を結ぶ鉄道の敷設が求められるようになり、横須賀から最短距離にあった大船駅が分岐点となった訳です。 以来、大船は東海道線と横須賀線の接続駅として、大きな発展を遂げていきます。 (参考)鎌倉市、横須賀市ホームページ この大船で明治31(1898)年から駅弁を手掛けているのが「大船軒」。 来年で創業120周年を迎える、全国の数ある駅弁屋さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く