ブレーキを装備せずにオフロード競技用自転車を公道で走らせたとして、大阪府警旭署は10日、同府守口市の会社員の男(28)を道路交通法違反(制動装置不良)容疑で取り調べた、と発表した。 近く書類送検するという。男の自転車のハンドルにはブレーキレバーを付ける「偽装」が施されていた。 発表によると、男は10日午前8時15分頃、同市内の市道で制動装置を取り付けていない「BMX」と呼ばれる自転車を走らせた疑い。男は「友人に勧められ、ブレーキがあるよう偽装した。通勤で乗るとストレス解消ができ、やめられなかった」と話しているという。 男は3月にも2回、ブレーキのない別の種類の競技用自転車「ピスト」で走行したとして交通切符(赤切符)を交付されていた。