評論家の佐高信氏が、「サンデー毎日」6月3日号の自身のコラム「政経外科」で、幸福の科学を批判している。これは、佐高氏が4月29日号の同コラム内で幸福の科学を揶揄したことに対し、幸福の科学グループ広報局から申し入れがあり、それに対する反論を展開しているかたちだ。 4月29日号のコラムに対しては、 本欄でも批判 しておいた。繰り返しになる部分もあるが、改めて今回の記事の問題点を指摘しておきたい。 霊言を軽々しく否定するのは教養の不足まず、佐高氏の「霊言」に対する無理解を正しておきたい。前回のコラムで、佐高氏は、財務事務次官である勝栄二郎氏の守護霊の発言(霊言)をまるで大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の意見であるかのように取り上げた。これについて同グループ広報局がその間違いを指摘したところ、佐高氏は「オイオイ、幸福の科学信者には、守護霊が言ったこととして通用するかもしれないが、非信者には