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ブックマーク / somethingorange.net (49)

  • それは星ふる夜のお伽話――アニメ『アイドルマスター』を刮目して見よ! - Something Orange

    アイドルマスター 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray] 出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/10/27メディア: Blu-ray クリック: 96回この商品を含むブログ (70件) を見る ■良かった。素晴らしかった。最高だった。■ たったいま、アニメ『アイドルマスター』を見終えたわけですが――もう、この感動と高揚をどう伝えよう!と表現に迷う思い。テレビアニメを2クールも見終えたのはひさしぶりなのですが、そういうこと以上に、内容の充実と、表現の洗練に驚かされます。 否。ただよくできた、面白い作品なら、ほかにもあるかもしれない。しかし、ぼくはいま、その「よくできた」という次元を超えた何ものかに打たれ、こうべを垂れる思いでこの文章を書いています。 この思いが、読んでいるあなたに届くと良いのですが。空間と時間とを超えて、少しでも伝われば良いのですが。伝わると信じて書くこと

    それは星ふる夜のお伽話――アニメ『アイドルマスター』を刮目して見よ! - Something Orange
  • 恋人もいなければ結婚の予定もない、それでもぼくの人生がハッピーな理由。 - Something Orange

    一年の初めに、幸せについて話をしようと思う。ぼくたちはふだん真面目な顔をして幸せのことを語ったりしない。そういうことは少しばかり気恥ずかしいと思っている。そうだろう? でも、今日は新しい一年が生まれた神聖な日。いくらか襟を正して話をしてみてもいいはずだ。 それにしても、いまの日で「幸せ」のことを語るのは何だかためらわれる。それだけ、社会全体が閉塞感に包まれ、誰もが出口を見失って走っているように思える。ぼくたちはいま、「幸せ」よりも「不幸」のことを実感をもって語れるように考えがちだ。しかし、だからこそ「幸せ」には語るだけの価値がある。そう思う。 ひとが「幸せ」を実感するのはどんな時だろう? それはおそらく、何かしらの望みが叶った時だろう。欲望が満たされた時、と言い換えてもいい。長年望み続けたことが現実になった時、ひとは魂の充足を感じるものだ。 より一般的な「幸福」のイメージとしては、多少俗

    恋人もいなければ結婚の予定もない、それでもぼくの人生がハッピーな理由。 - Something Orange
  • 月間6億PV! 史上最大の小説投稿サイト「小説家になろう」に注目しよう! - Something Orange

    どもです。風の噂に聞いたところによると、年末のコミケでサークル敷居亭の新刊『敷居亭の混沌』が発売されるそうなので、ちょこっと記事作成を手伝った者として告知&宣伝をしてみようと思います。 http://d.hatena.ne.jp/sikii_j/20111223/p1 いやあ、敷居さんがスカイプで書けない書けないと泣き言を言っていたときはもうダメかもしれんねと思いましたが、結果としてはいつものように無事印刷にこぎつけた模様。どうして毎回毎回ぎりぎりのスケジュールなのに締め切りに間に合うんだろう。何? 魔法? いやたぶん、何か怪しげな邪神あたりに貢物でも捧げているのだろうと思いますが、オカルトの深淵を覗くことはやめておくとして、題に入りましょう。 このでぼくは「「小説家になろう」座談会」という企画に参加させてもらっています。ついでに座談会注釈の大半もぼくが書いているのですが、経緯をご存知

    月間6億PV! 史上最大の小説投稿サイト「小説家になろう」に注目しよう! - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2011/12/27
    どうして毎回毎回ぎりぎりのスケジュールなのに締め切りに間に合うんだろう。>日頃の行い!
  • なぜひとは「昔は良かった」と思ってしまうのか。 - Something Orange

    まあ、じっさい良かったからなんだろうけれど。ただし、そのひと個人にとっては、というだけの話。 ああ昔は良かった、最近の若いものはダメだ、というノスタルジーは非常に普遍的なもので、ふしぎなことにダメだダメだといわれていた時代の人々が年長の世代になると、最近の若者は――と言い出す。 古代の石碑にも「最近の若いものはうんぬん」と書かれていた、とかいう話がまことしやかに語られたりしているくらいだ。いったいどうしてこういうことが起こるのか。 客観的に見れば、どう考えても人類の文明は進歩していて、また豊かになっている。「昔よりいまのほうが良く、未来はさらに良くなる」というのが冷静な結論のように思えるのに、どうしてみんな「昔」を懐かしく思い出し、礼賛するのか。 それは実は簡単な話であって、「時代」と「時期」を錯覚しているのだね。ひとがなつかしく思い出すのは70年代とか80年代とかいう「時代」ではなく、「

    なぜひとは「昔は良かった」と思ってしまうのか。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2011/07/28
    これとは逆の「あの所為で人生が駄目になった」というのとセットかもしれないと最近思っている。
  • 島田紳助は何を楽しみに生きているのか。 - Something Orange

    おそらくレビュー記事をめあてに「Something Orange」を読まれている方はそんなものべつに読みたくねえよ、と感じられるかと思いますが、また同人誌の話から始めます。いやあ、一冊目も大変だったけれど、二冊目も大変だわ。 しょうじき、書き始めたときは楽勝ムードだったんですよ。前作は穴だらけなんだから穴を埋めればいいじゃん、そしたら完成度が上がっておもしろくなるじゃん、楽勝楽勝、という単純な発想だったんですが、じっさい書いてみるとそううまくはいかない。 いや、穴を埋めることはできるんです。でも、穴を埋めても最高到達点は高くならないじゃん! 最高到達点高くないと意味ないじゃん! という、目を背けていた事実(笑)が立ちふさがるわけですね。 前作の最高到達点はあきらかに最終章にあって、これはそうなるよう計算して構成したわけですけれど、その高さを超えないと前作を超えたことにはならない。そこで、四

    島田紳助は何を楽しみに生きているのか。 - Something Orange
  • 最先端がここにある! ブログ「レスター伯の躁鬱」がマジ斬新な件。 - Something Orange

    昔話である。 かつて漫才ブームはなやかなりし頃、かの天才芸人島田紳助は、無名の新人コンビダウンタウンの漫才を見て、当時人気絶大だった紳助竜介の解散を決めたそうだ。 そこには、天才なればこそ見抜ける後発の新人の圧倒的な「斬新さ」、絶対的な「同時代性」があったのであろう。 いかに優れた文化、芸術、芸能といえど、時の波濤には耐えられない。あらゆる才能はいつかは「あとから来るもの」に追いつかれ、追いぬかれ、「過去の遺物」にされる運命にあるのである。 ブログもまた然り。だから、ぼくがブログ「レスター伯の躁」(id:pushol_imas)を初めて読んだとき感じたのは、「やべぇ」という、形容しがたい危機感であった。やべぇ、「Something Orange」とかもう古いじゃん! これからはレスター伯の時代だよ! いや、このように書いてもまた身内ぼめのたぐいかと思われるだけだろう。だから、これから「躁

    最先端がここにある! ブログ「レスター伯の躁鬱」がマジ斬新な件。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2011/01/11
  • 「Something Orange」冬コミ参加&新刊発売のお知らせ! - Something Orange

    ■お知らせ■ お知らせです! 前々から述べていた通り、個人サークル「Something Orange」として冬のコミックマーケットに参加します。サークルスペースはざんねんながら落選してしまったので、極楽トンボさんと敷居さんにお願いして委託させていただくことになりました。 2日目「西地区〈し〉ブロック−42b」 3日目「東地区〈R〉ブロック−18a」 2日目はぼく自身売り子をやっています。3日目はまだちょっとわかりませんが、何らかのかたちで現地にいると思うので、よければ遊びに来てください。 初参加なので当然ですが、新刊を発表します。題して『BREAK/THROUGH −たとえあなたがエヴァに乗らなくても−』。小説漫画/アニメ/ゲームの批評です。しかし、タイトルが予感させているように、普通の批評とはちょっと違っています。 某入江君人さんはそれを「書評小説」と称しましたが――べつに実験的、

  • 乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange

    先日、Twitterにこのようなことを書いた。 特にネットでは、ぼくは意見の正否「だけ」で相手を判断するつもりはもはや全くない。下品な人間の相手をすることはいやだし、ひとの悪口を安全なところから吐く人間にかかわるのもいやだ。しらないひとと不毛な議論をする意欲もない。それで当然だと思っている。そうすべきでない理由はあるだろうか? 「意見と人格は切り離して考えるべき」「嫌なやつのいうことでも正論は正論」という考え方があることはわかるけれど、逆にいうと「いくら正論をいっていても嫌なやつは嫌なやつ」であるわけで、そういう人間は遠ざけたい。遠ざけることが逃げだとは思わないし、閉塞だとも感じない。精神衛生上の問題。 まあ、「意見だけはとりあえず受け入れて、その人物は遠ざける」というのがいちばん適切な対応かな……。「批判は受け容れるべき」という言葉には条件付きで賛成できるけれど、「批判は無条件で受け容れ

    乱暴な言葉遣いの人間は差別する。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2010/09/04
     「伝わる言葉を考えない」って態度は「分かり合えそう」と思う可能性を小さくするよね。
  • 『アバター』。 - Something Orange

    たまにはまともな更新もしよう。 ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』を観てきました。宇宙の彼方の遠い星を舞台にした作品ということ以外、事前情報ゼロで観にいったのですが、非常に楽しめました。 興行的には『タイタニック』の記録を塗り変えるかもしれないという大成功を記録しているとか。観るまえは何でこんな一般受けしそうにない設定の異星SFが受けているんだといぶかしく思っていましたが、観てわかった。超単純。超明快。全然SFじゃなくて、インディアン&騎兵隊映画でした。 物語はある元海兵隊員が亡くなった兄の代わりに惑星パンドラを訪れるところから始まります。「アバター」と呼ばれる装置を用い、現地人と同じ姿になったかれは、現地人に溶け込み、その信頼を得ていきます。 しかし、その裏では現地人を虐殺する作戦が進行していて――と、一応はサスペンスフルに進んでいくわけですが、ここらへん、全く新味はありませ

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  • 『Steins;Gate』。 - Something Orange

    5pbとNitro+の新作ギャルゲー「Steins;Gate」がネット各所で好評のようです。 曰く、十年に一度の傑作。歴代の名作エロゲにも並ぶ、史上最高峰のノベルゲー。あのEver17に及ぶが如き衝撃。 などなど、ちょっと度を超して誉めすぎな感があり、怪しくもあるのですが、ここまで評判がいい作品に興味を持たずいることはできません。 しかし、ミステリー小説を紹介する時にトリックの内容を伝えてしまうと未プレイ者の楽しみを奪ってしまうのと同様に、何が面白いのかを説明するのが中々難しい作品らしく、具体的にどこがどう面白いのかといった内容で、参考になりそうな感想が全くありません。 また、ネタバレ怖さに積極的な情報収集が行い辛いという難点もあり、購入判断が出来ずにいる状態です。 うだうだ言ってないで買って確かめればいいじゃんという話ではあるのですが、残念なことにXbox360をもっていません。 さすが

    『Steins;Gate』。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2009/10/31
     じゃあ敷居さんを応援する方向で
  • 非モテが死にたくなってもべつにいいんじゃね? - Something Orange

    少し前の話になるが、id:GiGirさんが映画『サマーウォーズ』を正面から批判していた。 ぼく自身はこの映画を非常によく楽しんだので、異論を書くつもりだったのだが、巧くまとめられずにいるうちに、id:north2015さんが秀逸な感想記事をアップされた。 ぼくはこの記事に全面的に賛成する。ただ、「賛成!」と挙手するだけでは芸がないので、ちょっと違う側面から書いてみたいと思う。 さて、id:GiGirさんはこの映画に一定の評価を与える一方でこう評している。 その一方でこの映画は、いわゆる非コミュ的問題を抱えた人や家族という形態に不信感を持つ人たちのアレルギー的な拒否反応を呼んでいる。そういった心象を持つ人たちが仮託すべきキャラクターがちゃんと用意されているにも関わらず。この映画の抱える欠陥の根はここに見ることが出来る。 「サマーウォーズにみる、表層の豊かさと、深層の軽薄さ - 未来私考」 こ

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    taitoku
    taitoku 2009/08/27
    嫉妬文化とでもいうのかな。今のところ人間の治癒力に頼るしかやり方が無い。
  • くたばれネット評論家。 - Something Orange

    藤子不二雄の名作『エスパー魔美』に、芸術と批評の関係を扱った「くたばれ評論家」という有名なエピソードがある。 主人公、魔美の父親は画家なのだが、あるとき、某評論家から手ひどい批判を受け、怒る。その姿を目にした魔美は超能力を使ってその評論家にいたずらするのだが、父は喜ぶかと思いきや、諄々と魔美を諭すのだった。 「公表された作品については、みる人ぜんぶが自由に批評する権利をもつ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにもみせないことだ」 魔美が、でも、さっきは怒っていた癖に、というと、父はこう答える。 「剣鋭介に批評の権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!! あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」 芸術家の矜持を見事に描き出した名エピソードである。であるのだが、もしかしたら既に通用しなくなっている考え方かもしれない、とも

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  • 文章を綺麗に見せる九つのテクニック。 - Something Orange

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    taitoku
    taitoku 2009/05/11
  • 韓国反日文学のトンデモない世界。 - Something Orange

    韓国・反日小説の書き方 作者: 野平俊水出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 1996/06/01メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログ (7件) を見る タイトルからわかる通り、韓国の反日小説、反日紀行文を笑い飛ばした一冊。韓国の反日文学がいかにトンデモないか、一々例を挙げて解説している。 たとえば、韓国史上空前絶後のベストセラーになったという『ムクゲノ花ガサキマシタ』は、ヤクザの勢力をバックに政界を支配する闇の政治家カネマルやその手下のハシモト、オザワなどによって韓国侵略が開始されるという話である。 ついに日は独島(竹島)の領有権を口実に韓国戦争を仕掛け、ハイテク戦闘機で韓国全土を襲撃、焦土化させる。 この国家的危機を打開するため、大統領は北の金日成と手を結び、日に対して侵略を開始しなければ核攻撃を加えると警告する。 日がこれを無視したため、ついに日

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  • はてなーがお奨めするいまおもしろい漫画一覧。 - Something Orange

    先日取り上げた最近の漫画おもしろくないという記事にかんして、敷居大先生(id:sikii_j)がこんな記事を書いていた。 続編記事のブックマークコメントでお薦めされている漫画がかなりいい感じだなあと。 マイナーどころからメジャーどころまで幅広く面白いのばっか抜き出してあって、お薦め漫画まとめとして普通に価値があると思う。挙げられているタイトルをチェックするだけでかなり楽しくなっちゃいました。ぶっちゃけ文とか反論とか読むよりそっちのほうがおもしろかった。 「『最近の漫画はつまらない』という記事のブクマコメントで薦められている漫画がとてもおもしろい」 さすが敷居大権現、良いところに目を付ける。 敷居大明神のいうとおり、このブクマ欄は非常に充実している。マイナーからメジャー、『ジャンプ』から『ビーム』、大長編から4コマ、と一通りそろっていることには驚かされる。そこで、一の記事としてまとめて

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  • 『神のみぞ知るセカイ』が示す『DEATH NOTE』の「その先」。 - Something Orange

    いまさらだけれど、若木民喜の『神のみぞ知るセカイ』がおもしろい。 神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス) 作者: 若木民喜出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/07/11メディア: コミック購入: 7人 クリック: 212回この商品を含むブログ (237件) を見る 主人公は「落とし神」の異名を取る天才的な美少女ゲームプレイヤー、桂木桂馬。「現実はクソゲーだ」とうそぶくかれのもとに、ある日、悪魔か死神を思わせる少女エルシィがあらわれる。 些細な誤解からエルシィと契約してしまった桂馬は、現実の世界でも少女たちを「攻略」する羽目になるのだった。と、まあ、ひと言でいえば荒唐無稽な話。しかも、どこかで見たような話でもある。 天才的な頭脳をもつ少年のもとに死神があらわれ契約を結ぶ、そう、『DEATH NOTE』の冒頭を思わせるのである。 DEATH NOTE デスノート(1) (

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    taitoku
    taitoku 2008/12/09
    なにがすごいって、回収してるようで複線がどんどん増えていることだなぁ。あと現実をちゃんとみようとする今のシリーズはすごくわくわくする。明日が楽しみです。
  • 使えない料理本。 - Something Orange

    丼名人になる―プロの調理テクニックに学ぶ (旭屋出版MOOK) 出版社/メーカー: 旭屋出版発売日: 2001/11メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る このに掲載されていた「唐揚げの卵とじ丼」の分量。 鶏もも肉……適量 片栗粉……適量 酒、醤油、みりん……各適量 長ねぎ、玉ねぎ……各適量 卵……適量 のり……少々 ツユ……適量 ご飯……適量 ……わかるかっ! その「適量」の中身を知りたいんだってば。いやあ、使えないであった。

    使えない料理本。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2008/10/30
    調味料はともかく本体が適量ってのは適当すぎるw
  • 愛されるために生まれてきた。 - Something Orange

    たかが虚しいゲームと知りつつ、今も心は捕らわれたまま ある夜のこと。 古い友人の敷居さん(id:sikii_j)とスカイプで話している最中に、何となしにニコニコ動画プレミアムに入会した。ほんの気まぐれ、意識の亡霊の些細ないたずら。 しかし、それが始まりだった。ぼくは知らなかったのだ。昔馴染みのその男が、ひとを異世界にさそいこんでまわる白ウサギの化身だということを。 かれに案内されて迷いこんだ異世界とは、俗に「アイドルマスターMAD」と呼ばれる世界。同名のビデオゲームをもとに作り出された映像の森。 それまでもその存在を知らなかったわけではなかった。むしろ昔からうわさを耳にしたり、横目で眺めることは少なくなかった。ただ、自分とは無縁の世界だと思っていた。 さまざまな音楽を背景に人間のように踊る電子の少女たちに興味があったわけではないのだ。彼女たちの名前すらろくに知りはしなかった。 それなのに、

    愛されるために生まれてきた。 - Something Orange
    taitoku
    taitoku 2008/10/27
    いらっしゃいませ、Mr.海燕
  • 「オタク」を主語にするな。 - Something Orange

    すでに下火になっているかもしれないけれど、はてなで処女論争が盛り上がっているらしい。発端はここ。 天涯孤独、友達もいない、恋愛初心者。こういうキャラに惹かれてしまう。綾波然り、長門然り、こういう要素があるヒロインって何故こんなにも魅力なのかしら。 まぁ結局の所、女性の広い意味での処女性に惹かれてるわけだ。 処女性なんて、現実の世界では全然気にしないけど、アニメのヒロインにとって、処女か非処女は何故か重要になってくる。 この記事を皮切りに、やっぱり処女じゃなくちゃね、とか、処女崇拝のオタクきめぇとか、いろいろ話題になっているのだとか。ぼくがいうのも何だけれど、業が深いことです。 ま、じっさいには男性経験のある人気キャラだっているわけで(『月姫』のあのひととか)、そんなものひとそれぞれじゃね、としかいえないわけだけれど、気になるのはやたらに「オタクは〜」と「オタク」を主語にした文章が目立つこと

    「オタク」を主語にするな。 - Something Orange