オースティン(英語: Austin)は、アメリカ合衆国テキサス州中央部にある都市。同州の州都であり、州内の都市圏人口ではダラス、ヒューストン、サンアントニオに次ぐ規模である。経済規模の大きいテキサス州の州都である事から政治的影響力が大きく、イギリスが発表する「グローバリゼーションと世界都市研究ネットワーク」(GaWC)の2019年版においてはベータ-の都市と評価されている。これはデトロイトやミネアポリスなど全米の主要都市と並んでおり、アメリカ南部有数の世界都市である。 1839年にテキサス共和国の首都が置かれ、アメリカ合衆国への併合後もテキサス州の州都の地位にある。1930年代にコロラド川の開発によって家具や煉瓦、食料品、製油、皮革などの工業が発展した。また、1940年代に軍事産業も成立した。 顕著な発展を支えているのがIT産業であり、産学連携の元、目覚ましい経済成長と人口増加を誇っている