今、僕は多くのスマホ用ゲームのコンサル的なことをやっております。特にこれからリリースされるゲームの基本ループや、画面遷移、ソーシャル機能等のチェックをしています。 自分の中でチェックリストも当然あって チュートリアルは最小限で作っているか 体力が無くなった際に体力回復アイテム購入への導線はあるか ガチャページはSRを訴求できているか 初心者用ガチャは設置できているか 絶対値報酬や相対値報酬は適切か などなど、細かく見ています。 でも、作っていて「このチェックリストは絶対では無い」と思っていますし、自分にもそう言い聞かせています。 その代表例がパズドラです。 まず、パズドラはマイページがありません。マイページは更新情報等を教えるために必要な物です。パズドラとドラコイを比べてみると、明らかにドラコイの方が訴求できていることが分かります。 ガチャページなんか、一目瞭然で、ドラコイの方が豪華で凄い
パズドラの売上がヤバいヤバいとソーシャル上で大騒ぎされています。こんな記事やこんな記事も書かれてますし、株価も凄いことになりそうです。 ただ、タイトルにも書きましたが、数字を“浅く”掘り下げてみるとARPPU(Average Revenue Per Payed Use)などの値も相当異常な数字な事に気付きます。 ※まぁ売上が異常なので当たり前といえば当たり前ですが… 勝手にパズドラの売上を 60億 と仮定して話を始めます。 800万ダウンロード から適当に類推すると MAU:500万人 ※こんなにいない気もするけど、これくらいいないとARPUや他の数字が説明できない数字になってしまいます…という事はやっぱこれくらいはいるのかなと考えてます。 この時点で ARPU:1,200円 という驚愕の値が算出できます。 MAUがもう少し少ないと考えると、もっと高いARPUって事になります(笑) ここか
先日書いたベンチャーがグローバル展開するためのブログ記事は気がついたら4500近くfacebookでいいねを押されていて驚きました。今日は本職のGooglePlayとAndroidの情報を書いていきたいと思います。 スマートフォンの普及で一番影響を受けている市場のひとつにゲーム業界が上げられます。日本ではスマホはガラケーの進化版として捉えられていますが、グローバルで見るとスマホはゲームのハード機の代替物としてゲームメーカー各社には捉えられていることが多く、実際に海外のユーザはDSやPSなどの代わりとしてスマホで遊んでいる人がたくさんいます。 スマホ普及でゲーム業界はハードウェアのプラットフォーム自体が変わってしまったので、またゼロから収益を上げるためのノウハウを蓄積しなければならなくなっています。さらにソーシャルメディアの普及もからみ合って、従来のマーケティングも通用しなくなってきています
ソーシャルゲームの上位企業KLabの決算が楽しげなことになってますね。 KLabの第4四半期の営業益はQonQで87%減…売上の低下と費用増で このグラフ、ヤバすぎでしょう。 売上が落ちている上に、利益の落ち込みが激しすぎで、2012年度の第4四半期(6月~8月)の利益が激減し、2013年度の第1四半期(9月~11月)は赤字! 決算短信を読む限りでは第2四半期は黒字転換するものの、第1四半期と第2四半期の累計ではまだ赤字。にもかかわらず、2013年12月期では売上330億円、営業利益50億円なんて、トンデモな数字が計画されています。会計方式を切り替える事もあり、来期だけ12か月→16か月になる訳ですが、それでこれかよ! 前もって書いておくが、四半期ベースでの収益の低下に関して、それほどネガティブな印象は持っていない。KLabは、もともと第4四半期は落ち込む見通しとしていたし、施策をみていて
9月27日付の日本経済新聞朝刊は、NTTドコモが約6000万人の顧客基盤を生かして、ソーシャルゲーム事業に参入すると報じている。通信料の収益が頭打ちになってきたことから新しい収益獲得手段と判断したとしている。 報道によれば、バンダイナムコゲームスなど十数社からゲームの提供を受け、11月下旬をメドに30種類のゲームを配信するとのこと。ゲーム会社から受け取る配信手数料については売り上げの2割前後とし、グリーやDeNAのほぼ半分に抑える。手数料を売上原価に計上していた場合、粗利で2割変わってくるため、ソーシャルゲーム会社にとっては魅力的なプラットフォームとなりそうだ。 なお、サービスは、NTTドコモのユーザーだけでなく、他社の携帯電話からも利用できるようにする方針。ゲーム内で使う有料の仮想通貨は、クレジットカードなどで決済できるようにするほか、ドコモの契約者なら通話料などに応じて毎月付与されるポ
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もう情報解禁ってことでいいの? SNSゲーム会社「グループス」社長の脛に傷 http://facta.co.jp/article/201205051.html 脛に傷どころか普通に反社の可能性が指摘されておかしくないのですが、彼らの場合は普通に証券会社の反社反市リストに入りますし、何よりコナミとの訴訟で思わぬものが飛び出す可能性があるということで、上場申請したくてもできない、というのは致し方のないところであります。 で、問題はそれ以外のソーシャルゲーム業界の上場予備軍においても、いわゆる上場ゴロによる株転がしや、事前の株発行で不透明な経営陣への割り当てが数多く見られまして、確かにいまは利益率が高く急成長はしているけれど、それはさすがにやりすぎだろうと思われる事案も見られ、5月ごろに有力上場予定企業のキャンセルを市場から言い渡される可能性もあるのではないかと思われます。 ソーシャルゲームの収
ソーシャルゲーム企業Zyngaとコナミデジタルエンタテインメントは米国時間3月8日、新たに開設する「Zynga Platform」でコナミのゲームを提供する契約を締結したと発表した。Zyngaは、ゲーム開発企業であるRebellionおよびPlaydemicとも提携を結んでいる。 「Metal Gear Solid」「Contra」「Silent Hill」といった多くのヒット作品を擁するコナミは、世界で最も高い評価を受けるゲーム開発企業の1社。コナミとの提携は、まだ始動したばかりのサービスであるZynga Platformにとって追い風になる。 Zyngaは2012年3月に入り、Platformサービスを発表し、Zynga.comで自らのゲームに加えてサードパーティのゲームをユーザーに提供する意向を示した。この動きは、Facebookに深く依存した状態から脱却し、成長するオンラインゲーム
矢野経済研究所は1月17日、国内のソーシャルゲーム市場に関する調査の結果を発表した。調査によると、2011年度の国内ソーシャルゲームの市場規模は前年度の1.8倍となる2570億円で、2012年度は同1.3倍となる3429億円に拡大する見通しとなった。 現在、大手ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で提供されているソーシャルゲームは4000タイトルを超える氾濫状態にある。だが、「版権もの」と呼ばれるIP(Intellectual Property:知的財産)タイトルを中心とした売れるものと、売れ難いものとに二極化しているという。コンシューマーの人気タイトルを移植したゲームや有名キャラクターを起用した新作ゲームなど、知名度の高いIPタイトルを有する大手ゲームパブリッシャーに有利な市場環境になっているようだ。 課金収入は現時点ではフィーチャーフォン経由が大半を占め、スマートフォン経由は全
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日本国内では、2009年の後半から凄まじい勢いでモバイルソーシャルゲームの市場規模が拡大しました。そのインパクトは、老舗ゲームメーカーを巻き込み、独自の家庭用ゲーム機を持つ大手企業の不安を煽るまでになりました。 今までゲームなんか作ったことのなかった小さなITベンチャーや、暗中模索していたシステム屋の中には、ソーシャルゲーム開発へ方向転換して、一気に急成長したところも少なくありません。 ネット上では、ソーシャルゲームについて賛否両論ありますが、結果として「いっぱいユーザーがいて、たくさんお金を使っている」というのが現実です。 日本のモバイルソーシャルゲームが急成長した理由を考えれば、ネットで課金ビジネスをする上で参考になります。今回は、そこに興味を持っている人向けのエントリーです。 なぜユーザーは携帯のソーシャルゲームにお金を使うのか 現状の結果を見ても、MobageやGREEのソーシャル
少し時間が経過してしまったが、上場しているソーシャルゲーム関連企業の直近四半期決算をまとめてみた。今回は、ボルテージ、ケイブ、ドリコム、KLab、クルーズの四半期決算を取り上げており、ケイブとKLabが6-8月期、その他の会社は7-9月期の業績が対象となっている。また、%表示されているものは、前年同期ではなく、前年同四半期と比較した数字である。 総論的にいうと、ソーシャルゲーム関連企業は明暗分かれたといえる。2011年4-6月期あたりを境にして、前四半期比ベースで高い収益成長を達成している企業と、そうでない企業とに明確に分かれた。こうなった要因については様々な視点がありうるが、ソーシャルゲームの中でも顧客単価の高いカード系・バトル系ゲームに注力しているかどうか、という点がポイントになったと見ている。ドリコムやKLabが高い収益の伸びを見せたが、両者ともカードゲームやバトルゲームに注力してい
GREEの探検ドリランドで強烈なサンクコスト体験をした 2011-10-26 目次 探検ドリランドをやってみた ソーシャルゲームをまともにやったことが無かったのですが、CMバンバン出てるし周りでもやってみたという人が多かったので、GREEの探検ドリランドをやってみました。 無料でどこまで楽しめるのか試したかったので、簡単には課金しないユーザーとしてやってみたのですが、ある時点でどうしても課金したくなった話です。 時間制限のあるボス戦 ゲームを進めていると「キング」というボスが頻繁に登場します。自分だけで倒せる強さのキングもいれば、仲間の助けを借りたりアイテムを駆使しないと倒せないキングもいます。(というか無料ユーザーとしてやってると後者の場合がほとんどになります) キングには何度も挑戦でき、キングへのダメージは蓄積されます。ただし時間制限があります。2時間とか、短い時は40分とか。こちらの
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