21世紀の日本で「罪悪」に関してアンケート調査を行うと、日本国憲法に記されている内容とは似ても似つかないものが「世論」のようにして現れます。 例えば「信賞必罰」「喧嘩両成敗」といった古くからの道徳訓と並んで「目には目を」という復讐法的な善悪感、さらにそれを直接行う「あだ討ち」への親近感(「忠臣蔵」などに見られる)や、武士にのみ許された「あだ討ち」以外は「おおそれながら・・・」と「おかみ」に訴え出て、そこで「ご沙汰」を「下していただく」といったメンタリティ。 こうした全般が「関東御成敗式目」の定めと、面白いほど符合を見せていることに、前回触れてみました。 鎌倉幕府以来のこの「ご成敗」のあり方は、なぜ現在のような形で固まってしまったのでしょう? また、こうした「無形の封建遺制」が憲法をはじめとする現行法と、どのような局面で抵触する可能性が出てくるのか? 鎌倉幕府は本当に武士支配? 「関東御成敗
南極探検 白瀬矗の日本刀展示 7月13日 5時54分 日本人で初めて南極を探検した白瀬矗が、100年前、南極に向かう前に滞在したオーストラリアで支援を受けた恩人に贈った日本刀が、秋田県にかほ市の記念館で展示されています。 展示されている日本刀は、100年前の1911年、陸軍中尉だった白瀬が南極出発前に滞在したオーストラリアで、支援を受けたシドニー大学のエッジワース・デビッド教授に感謝と友情の証しとして贈ったものです。この日本刀が、白瀬の南極探検100年を記念して、シドニーのオーストラリア博物館から白瀬の出身地、秋田県にかほ市の白瀬南極探検隊記念館に貸し出されました。地質学者だったデビッド教授は、白瀬に対する人種的な偏見やスパイ疑惑の解消に努めたほか、南極に関する自分自身の研究成果の提供などの協力を惜しまなかったといわれています。記念館の学芸員の石船清隆さんは「100年の記念の年に刀を展示出
中朝 友好協力条約から50年 7月12日 1時2分 中国と北朝鮮は11日、「友好協力相互援助条約」の調印からちょうど50年を迎え、それぞれ相手国に祝賀訪問団を派遣していますが、有事の際には互いに軍事介入をすると定めた条項の扱いを巡って、両国は微妙な隔たりをみせています。 「中朝友好協力相互援助条約」は、1961年の7月11日に調印され、50周年という節目を記念して11日、北京の人民大会堂で、胡錦涛国家主席が、中国を訪問している北朝鮮のヤン・ヒョンソプ最高人民会議常任副委員長と会談しました。ピョンヤンでも10日夜、晩さん会が開かれ、訪朝している中国の張徳江副首相が参加しました。この条約には、1953年に休戦となった朝鮮戦争の経験を踏まえ、どちらか一方が第三国に武力攻撃された場合は、もう片方が軍事介入すると定めた「参戦条項」があります。北朝鮮は、軍事的な側面を含め、この条約の重要性を盛んに強調
2011年07月08日22:50 カテゴリ本 日本政治の「古層」 民主党政権のグダグダぶりをみていると、丸山眞男の格闘した問題は日本人の永遠の問題だという感を強くする。彼は一般には西洋的モダニストとして知られているが、講義録などを読むと、むしろ「日本的なるもの」についての考察が大半を占めている。晩年の有名な論文「歴史意識の『古層』」(『忠誠と反逆』所収)は、彼の日本人論の集大成である。経験的な人間行動・社会関係を律する見えざる「道理の感覚」が拘束力を著しく喪失したとき、もともと歴史的相対主義の繁茂に有利なわれわれの土壌は、「なりゆき」の流動性と「つぎつぎ」の推移との底知れない泥沼に化するかもしれない。これは思いつきで消費税やら雇用やら「脱原発」やら、つぎつぎとなりゆきにまかせて看板を掛け替える、どこかの国の首相の行動を描写しているようにみえる。もともと日本の政治家には原則とかイデオロギーと
石見銀山 新たな坑道発見か 7月7日 4時11分 ユネスコの世界遺産に登録されている島根県大田市の石見銀山遺跡で、銀を採掘した坑道とみられる穴が新たに20か所見つかりました。専門家の調査で、坑道と確認されれば、登録後では初めての発見となり、石見銀山全体の解明に向けた貴重な発見になりそうです。 石見銀山遺跡は、戦国時代から江戸時代にかけて最盛期を迎えた世界でも有数の銀鉱山の遺跡で、4年前、ユネスコの世界遺産に登録されました。遺跡からは、「間歩」と呼ばれている銀を採掘する坑道が、これまでに583か所確認されていますが、島根県教育委員会によりますと、ことし5月から進められている調査で、横穴やたて穴などが、新たに20か所見つかったということです。穴が見つかった場所は、銀の精錬所があった清水谷周辺で、壁にノミで掘ったような跡があることから、新たな坑道とみられ、島根県教育委員会は、ことし10月に専門家
約200年前の1910年(明治43年)に2000年がどうなっているのかを描いた絵です。機械化と電化にものすごく期待してたんだろうなぁ……という感じのかわいい絵柄です。 車輪がすごく気になる。 建築現場は全自動 動力付き靴でしょうか。操作がかなり難しそうです。 召使い制度は残ると思われていたのでしょうか……秋葉原とかには残っていますね。 全自動の散髪マシーン 女性のお化粧も全自動です。 イスが3本足に。 軍用バイク。騎兵も残ると思われたのでしょう。 テレビ電話的なもの。 飛行タクシー乗り場。 戦車? 壁にたくさんのスイッチが。 機械で身体を測定し、全自動で服が出来るようです。ただ気になるのは、完成した製品が床に付いているところ。 飛行船。しかも水陸両用。 飛行機は個人で所有しているようですね。現在の車のような感じでしょうか。 どうやって静止するつもりだったのかは気になります。 機械的な何かを
1 2008年3月時点での世界各国の核兵器保有状況 図表:「核兵器の状態と戦域核の能力(2008年3月時点のデータ)」にある通り。 資料源:Hans M. Kristensen and Alicia Godsberg, “Status of Nuclear Weapons States and Their Nuclear Capabilities, “Foundation of American Scientists, http://www.fas.org/nuke/guide/summary.htm 拡大画像表示 2 2009年3月までの各国の核兵器の備蓄状況 (1) 米国 2200発の戦略核弾頭と500発の非戦略核弾頭を含む、2700発の核弾頭を、作戦状態の備蓄として保有している。さらに、2500発の核弾頭が予備として保管され、別に4200発の核弾頭が核弾頭からの取り外し(disman
第1次世界大戦まで中欧に広大な領土を有したオーストリア・ハンガリー帝国最後の皇帝の長男で、元欧州議会議員のオットー・フォン・ハプスブルク氏が4日、ドイツ南部ペッキングの自宅で死去した。98歳。同氏のホームページで関係者が明らかにした。死因は不明だが、2年前に階段から落ちて以来、体調が万全ではなかったという。欧州融合を訴える「汎欧州運動」を唱え、1979年から20年間、欧州議会議員を務めた。地
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く