日本海中部地震から28年 5月26日 23時30分 遠足中の児童が津波に巻き込まれるなど合わせて100人以上が犠牲になった、日本海中部地震から、26日で28年となります。大きな被害が出た秋田県では、津波を想定した訓練や慰霊式が行われました。 昭和58年5月26日に起きた日本海中部地震では、津波などで、秋田県、青森県、北海道で合わせて104人が犠牲になりました。このうち83人が亡くなった秋田県では、5月26日を「県民防災の日」と定め、毎年、各地で防災訓練を行っています。ことしは東日本大震災を受けて、過去に津波による被害がほとんどなかった沿岸の潟上市でも、3600人を対象に津波を想定した避難訓練が初めて行われました。また、地震による津波で遠足中の児童13人が犠牲となった、男鹿市の海岸近くに建てられた慰霊碑には、遺族などが訪れて、飲み物などを手向けて冥福を祈っていました。津波で当時小学5年生だっ