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ブックマーク / juangotoh.hatenablog.com (2)

  • バックスラッシュと円記号の悲劇 - 仮想と現実

    Windowsのパス表示を見てみよう。Explorerでは コマンドプロンプトでは というようにパスの区切りは「¥」で表示される。これ、おかしいと思わないだろうか。なぜ円記号なのだ。通貨の円に、なにかを切り分ける意味があるわけでもないし、見た目、文字の形が区切りにふさわしいとも思えない。Yに横棒二つけた記号である。通貨の円を表す以外に使うべきではない。そもそもファイルパスの区切りに円記号を使おうと思った人は誰だ?となるだろう。もちろんそんな人はいない。これはMS-DOS登場以来現在に至るまで、日PC環境でずーっと続いている文字化けである。MS-DOSやWindowsの解説書でも円記号で印刷されているので、文字化けだとは思わない人も多いだろうが、どう考えても文字化けである。日以外の多くの環境ではWindowsのパス区切り文字はバックスラッシュ「\」で表示される。 UNIXではパスの区

    バックスラッシュと円記号の悲劇 - 仮想と現実
  • MacOS Xの誕生はわりとゴタゴタしていた。 - 仮想と現実

    Appleは、初代Macintosh以来のOSを、極力互換性を損ねないように拡張していた。擬似マルチタスクの導入、仮想記憶のサポートと32ビットアドレスへの対応。このへんはDOSや初期のWindowsに比べても先進的でスマートだったと思う。しかし、Win32アプリがプリエンプティブに動くWindows95が喝采とともに登場した頃、Macはまだ擬似マルチタスクだったし、メモリプロテクションもなく、アプリケーションの不具合で容易にOSを巻き込んで爆弾を出していた。AppleはコードネームCopland、予定ではMacOS 8となるOSにおいて先進的OSへと脱皮することを試みた。マイクロカーネルのもとでメモリは保護され、プリエンプティブ・マルチタスクが実現し、オブジェクト指向の環境が実現するとされていた。UIも大きく発展するはずだった。しかもこれまでのOSと完全な互換性をもつとされていたのだ。

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