6月9日、内閣府は、中国景気は昨年秋以降減速しており、需要項目別にみても14年に入って内外需ともに伸びが低下しているとの見方を示した。写真は上海で2011年10月撮影(2014年 ロイター/Carlos Barria) [東京 9日 ロイター] - 内閣府は、中国景気は昨年秋以降減速しており、需要項目別にみても14年に入って内外需ともに伸びが低下しているとの見方を示した。世界経済の現状や見通しを分析した報告書「世界経済の潮流」で明らかにした。 内閣府では中国経済の足元の動向をより敏感に表す指数のひとつとして「李克強指数」を独自に試算している。これによると、同指数は昨年4月に2.0まで低下した後、10月には10.6まで上昇したが、その後、今年3月まで5カ月連続で低下している。