日本が南極海で行ってきた調査捕鯨について、国際司法裁判所が現在のやり方での捕鯨は認められないとする判決を言い渡したことについて、オーストラリアのアボット首相は、日本が判決を順守することに期待を示しました。 これは、アボット首相が1日に行った記者会見の中で述べたものです。 この中でアボット首相は、先月31日の国際司法裁判所の判決を歓迎するとしたうえで、今後の日本の対応について「日本は模範的な国際市民であり、私は日本が判決を順守すると信じている」として、日本が判決を尊重することに期待を示しました。 アボット首相は今月5日から日本を訪問する予定ですが、今回の判決が両国の関係に影響をもたらすことはないかという質問に対しては、そうした懸念はないという認識を示しました。 そのうえでアボット首相は、「われわれは日本とすばらしく良好な関係を築いてきた。 日本訪問でこれをさらに築き上げたい。 そして両国間の