新型コロナウイルス患者の軽症・中等症病床の使用率がついに115%を超えた大阪府。医療現場の負担は限界に近づいています。オミクロン株の容赦ない感染力は病院内でもクラスターを次々と引き起こしています。患者と職員合わせて70人規模のクラスターが起きた大阪市内の病院を取材しました。 大阪市此花区にある「大阪暁明館病院」。第3波の頃から新型コロナの軽症・中等症患者を受け入れてきました。そして今年1月下旬に院内で初めてクラスターが発生したといいます。この病院では36床のベッドがある外科病棟を2020年11月から新型コロナ病棟に転用。ゾーニングなどの観点から19床を運用していました。しかし、2つあるリハビリ病棟のうちの1つで、1月24日に患者1人の新型コロナ陽性が判明。その後、感染者は雪だるま式に増え、1月31日には32人の新型コロナ患者がコロナ病棟で治療する事態となりました。 (大阪暁明館病院 西岡崇
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