ことし3月、兵庫県の元西播磨県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発し、県は「事実無根」としたものの、その後、疑惑の一部が事実だと判明しました。 真偽を調査するための百条委員会が設置され、証人として出席が決まった元局長は、ことし7月、百条委員会側にある文書を提出していました。 「プライバシーに関わる資料については、貴委員会に開示されないか、適宜マスキングするなどの配慮をするよう要請されること」 疑惑と関係のない私的な資料について、公開方法などの配慮を求めていたのです。 要請の直後、元局長は死亡。自殺とみられています。