１年間書いてみて - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-12-12 １年間書いてみて さて、ピザ５０００枚達成した先日１２月９日。 実はこの日、もう一つのメモリアルでもあった。 １年前のこの日、このブログを書き始めた。 このブログのタイトルは、 城山三郎先生の『打たれ強く生きる』からもらった。 大人が一年間ムキになってやれば、 たいていの事は立派な専門家になれます。 *1 さあ、俺はどうなったのか・・・。 長女の不登校、俺のアルコール依存、 逃れられない倒産の過去、死んだ二人の父への思い、母との不仲。 いろんなモヤモヤを書いた。 小さい頃からなんの取り柄もない分、 ずっと「仕事だけは成功させたい」と思っていた俺は、 だけど神戸で倒産。 クチでは「もう一度挑戦したい」と言いながらも思うようには行かず 、 島根に帰ったところで、正直「残りの人生は惰性だ」と思っていた。 商売がうまくいかなくなった頃から常に他人の目が気になり、 「理想の自
自家製リキュール - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-09-03 自家製リキュール ９月３日（水） ６月末に漬けたコーヒーリキュール、 そしてブルーベリーとパイナップル。完成した。 ストレートやロックで飲むのも美味いが、 そこは一応、俺もバーテンダーでもあるのだから。 いろいろカクテルを作ってみた。 ・大人のフラペチーノ 自家製コーヒーリキュール、牛乳、バニラアイス。 仕上げに生クリームとキャラメルソースをトッピング。 食べるデザートカクテル。 ・ブルーベリーカルピスソーダ ・パインとキウイのモスコミュール ブルーベリーリキュールとカルピスとブルーベリーのシロップ漬け。 案外あっさり仕上がったブルーベリーリキュールは、 意外に男性向けな味。アルコール感が強く、飲み堪え十分。 ただ、甘く飲みたい人も多いだろうから、カルピスで柔らかく。 パイナップルリキュール。 これはそもそもあまり美味いのが手に入らない。もしくは高価。 そこで自分
冷たいカルボナーラ - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-08-29 冷たいカルボナーラ ８月２８日（木） 「また『学校行きたくない』って言い出す事もあるかもな」 と、ビビっていたが、 長女も次女も、いたって普通に今日から２学期。 時間通りに歩いて登校していった。 こども達の夏休みパワーに奪われていたカミサンの体力も、 どうやら回復してきたもよう。 キッチンや各部屋の、片付けというか模様替えというか、 とにかくあらゆるところがきれいになっていく。うれしい。 今日は空いた時間に二人でホームセンターに。 カミサンの友達からプレゼントしてもらった 「伝票吊るし」を天井にセット。 新しい時計をキッチンや店内に飾り直したり。 夜、俺も一品晩ご飯を。 混ぜたたまごどうふをソースにしただけの「冷たいカルボナーラ」。 簡単だったが、子供達には好評だった。 今日お店は暇だった分、明日は取り返すぞ〜 kasa1121 2014-08-29 00:18 コメ
餃子の残りで - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-07-29 餃子の残りで 昨日、カミサンと娘が作ってくれた 「大葉たっぷり餃子」がメチャクチャ美味かった。 今夜も食いたいくらいだったが、 確かに包むのはけっこう手間だ。 そこで、カミサンは餃子のタネでハンバーグを作る。 娘たちのお弁当のおかずにするみたい。 その「お弁当のあまり」を冷蔵庫で発見した。 ピーマンもたくさんある・・・。 というわけで、俺はそれを晩御飯に。 照り焼きのタレと山椒を効かせてから、 生ピーマンにそのまま突き刺す。 ギュウギュウに全部詰め込む。 完成「ピーマンの肉詰め」だ！！ 写真はスライスしたが、実際は横に切って、 手で食べるのがイイ。 生のピーマンは瑞々しくて、 そもそも餃子としてもサイコーだったが、 つくねになってもまた美味い！ 甘くて苦くてピリリとしてる！子供にはわかるまい！！ 実はこれ、『孤独のグルメ』のＴＴＰ。 ゴローさんが訪れた、門前仲町の焼き
トイレを振り返る - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-07-11 トイレを振り返る ２年前にトイレを改装した。 島根に戻ってすぐに改装いれるべきだったが、 カミサンと「あーでもない、こーでもない」と話し合ってたら、 （実際はほぼカミサンの趣味。俺にはセンスも想像力もない～） けっこう時間が過ぎてしまっていた。 本当に、ボロかった。 オフクロがずっと酔客相手にスナックしてたお店。 築４０年だしね・・・。 お金もかかるし、 トイレ工事、なかなか踏ん切りがつかなかった。 でも、いろいろ工夫したり 大工さんに相談したりで、なんとか構想を。 で、どーなったかといいますと、以下。 壁も壊れかけてるし、変なすだれも・・・。 手洗いも汚い・・・。 これは全部取っ払って、壁に窓を開けた。 面影もなにも無いが、上の写真の場所だ。 明るくなったし、換気機能もアップ。 左側の壁も穴開けてもらって、ステンドグラスはめた。 一応取り外し出来るので、別のステンド
辞めても、始まらないよ。カクテル作りは続く。 - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-03-09 辞めても、始まらないよ。カクテル作りは続く。 先日、東京時代の部下から電話。 久しぶり、何かあったかと聞いてみると 新しく事業を始めるつもり ついては会社を辞めたい しかし会社は「今辞められては困る」と言っている 円満退社するにはどうしたらよいか 全体的にどう思うか という内容だった。 意見を求められた。 外食というジャンルでは、独立したいという相談をよく受ける。 それ自体は常に応援だ。 けど、この後輩も多くの相談者と同じトラップにかかってしまっている。 現状ではトータルで反対だ。 どこが？ それは１だ。 新しく事業を始めるつもり 僕のこのブログのタイトル『打たれ強く生きられるまで』というのは 城山三郎の『打たれ強く生きる』から拝借した。 打たれ強く生きる (新潮文庫) 作者: 城山三郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1989/05/29 メディア: 文庫 購
喫茶店のカクテル、そうじゃないハイボール - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-03-03 喫茶店のカクテル、そうじゃないハイボール 確定申告、前半戦終了。 個人的なやつは終わったので、あとは店の分だ。 今日はイイ天気だった。 お店の春メニュー、ソフトドリンクやカクテルの試作を。 コアントロー（ケーキなどにも使うオレンジのリキュール） ブルーキュラソー（これもオレンジ、両方果実じゃなくて果皮ね） グレープフルーツ 爽やかな苦味がある、スッキリしたカクテル。 「アルコールは弱めで、甘くない柑橘系、炭酸のないやつ」 と言われる事が多いので、作ってみた。 食事と一緒なら、このままで。 バーとして使うお客様には、もうすこし甘味を足す予定。 「スッキリ」系のカクテル作るのって、結構難しい。 これは美味くできた。さっぱりして後腐れがない、夏向き。 「スッキリしたやつ」と頼まれる場合、 案外バー利用の回数は少ないお客様が多い。 バーというものを頻繁に利用されてる場合、 も
イタリアンでもないし、カフェでもない。喫茶店なのだ。 - 島根、喫茶店のマスターが打たれ強く生きられるまで
2014-02-22 イタリアンでもないし、カフェでもない。喫茶店なのだ。 昨日も忙しかったが、今日も盛況！ ありがとうございました！ 昨日と違うのは、今日はカミサンがいてくれた事。 昨日は次女がマイコプラズマ肺炎で急に入院。 カミサンは一晩中付き添いに。 今日の昼にふたりとも帰って来てくれた。 お昼はドリアの注文が重なった。 スキレットはお店の定番になりつつある。 最近は和風のパスタをよく作る。 ヒジョーーーーーーーーによくあるパスタで、 「ま、そのうち食う時もあるかな」くらいにしか思っていなかった、 『なめたけと大根おろしのパスタ』。 茹でたパスタに、バターとめんつゆを合えて、 大根おろしとなめたけと海苔。 それだけ。 最近、常連のさとし君に出してみたら随分褒めてくれた。 実際自分も食べてみると、うまいね！！ それに、イタリアンやお洒落カフェっぽくなくて 「喫茶店のスパゲッティ」って
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