「半導体や医療品、食品関連工場における『グリーン水素』需要が急増している」。水素タンク世界大手であるノルウェー・ヘキサゴンプルスのモルテン・ホーラム最高経営責任者(CEO)は1月25日、ドイツ西部のヴェーツェで開かれた新工場の開所式で、こう明かした。グリーン水素は再生可能エネルギー由来の電気を用い、水を電気分解してつくられる。半導体や医療品などの産業は以前から水素を利用しているものの、脱炭素化
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「半導体や医療品、食品関連工場における『グリーン水素』需要が急増している」。水素タンク世界大手であるノルウェー・ヘキサゴンプルスのモルテン・ホーラム最高経営責任者(CEO)は1月25日、ドイツ西部のヴェーツェで開かれた新工場の開所式で、こう明かした。 グリーン水素は再生可能エネルギー由来の電気を用い、水を電気分解してつくられる。半導体や医療品などの産業は以前から水素を利用しているものの、脱炭素化の潮流を受けてグリーン水素に置き換える動きが広がっており、ヘキサゴンプルスはヴェーツェにも新工場を立ち上げた。 鉄製の水素タンクもあるが、足元では運搬時の二酸化炭素(CO2)排出量を減らすため、高価だが軽量の炭素繊維製の需要が急増している。ヘキサゴンプルスはトラックや鉄道に積むコンテナなど多様な形状のモジュールに水素タンクを格納する形でも納品しており、新工場ではこのモジュールを造る。燃料電池を動力源
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、燃料電池自動車(FCEV)の車載燃料用や水素の陸上輸送用等に使用される圧縮水素タンク、システム及びバッテリーシステム、車両インテグレーション事業者のノルウェーのヘキサゴンプルス(Hexagon Purus ASA、以下「Purus社」)の転換社債5億ノルウェークローネ(約69億円)の追加引き受けに合意しました。今年3月に転換社債5億ノルウェークローネを引き受けたのに続く2回目となります。 三井物産は、世界最大の炭素繊維強化プラスチック製高圧ガス容器メーカーであるヘキサゴンコンポジット(Hexagon Composites ASA)に2016年から出資参画し、同社との協業に取り組んできました。また、同社子会社の一社で、圧縮水素タンク製造、及びタンクを用いた水素供給システム設計や商用車のインテグレーションにノウハウを
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、欧米で燃料電池自動車(FCEV)の車載燃料用や水素の陸上輸送用等に使用される圧縮水素タンク・システム及びバッテリーシステム、車両インテグレーション事業者のノルウェーのヘキサゴンプルス(Hexagon Purus ASA、以下「Purus社」)の転換社債5億ノルウェークローネ(約66億円)の引受けに合意しました。またPurus社と新たに戦略提携に関する諸契約を締結し、各種案件の共同推進と共に、将来のPurus社の増資機会を捉えて当社の追加出資参画を検討します。 三井物産は、世界最大の炭素繊維強化プラスチック製高圧ガス容器メーカーであるヘキサゴンコンポジット(Hexagon Composites ASA)に2016年から出資参画し、同社との協業に取り組んできました。同社子会社の一社であるPurus社は、圧縮水素タンク
三井物産は2日、ノルウェーの輸送用水素タンクの製造を手掛けるヘキサゴンプルスの転換社債を約66億円で引き受けると発表した。大手商社は「次世代エネルギー」と言われる水素事業の強化に動いており、丸紅も同日、サウジアラビアで水素製造などの実現性を探るため、同国の政府系ファンドと覚書を結んだと発表した。写真は韓国ソウルにある水素ステーション。2019年8月撮影(2023年 ロイター/Kim Hong-Ji) [東京 2日 ロイター] - 三井物産は2日、ノルウェーの輸送用水素タンクの製造を手掛けるヘキサゴンプルスの転換社債を約66億円で引き受けると発表した。大手商社は「次世代エネルギー」と言われる水素事業の強化に動いており、丸紅も同日、サウジアラビアで水素製造などの実現性を探るため、同国の政府系ファンドと覚書を結んだと発表した。
日鉄物産(東京都中央区)は1月17日、グリーン水素製造のための水電解装置の開発・生産・販売を手掛けるノルウェーのハイスター社の第三者割当増資を引受けたと発表した。今後増加が見込まれるグリーン水素需要を捕捉するため、ハイスター社へのチタン各種製品等の素材供給に加え、日鉄物産グループとして同社製品の販売にも積極的に携わるとしている。 ハイスター社は2020年、同国の欧州最大規模の研究機関の一つであるSINTEFからのスピンオフにより創業した。独自の特許技術により水電解装置の基幹部材であるスタックを内製し、グリーン水素製造のための水電解装置を製造する。
ドイツ電力大手RWEとノルウェーのエネルギー会社エクイノールが水素発電所とパイプライン建設へ/Fabian Strauch/picture alliance/Getty Images (CNN) ドイツの大手電力会社RWEとノルウェーの国有エネルギー会社エクイノールは5日、数年内に水素を燃料とする発電所をドイツに建設し、同発電所にノルウェーから水素を送る大規模なパイプラインを設置する計画を発表した。 ドイツは2030年までの石炭火力発電所の廃止と、エネルギー部門の脱炭素化を目指しており、今回の合意はその取り組みの一環。ドイツ政府はロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアのエネルギーに依存しない方向へと舵(かじ)を切り、代替のエネルギー供給国を確保する必要に迫られている。 エクイノールのアンダーズ・オペダル最高経営責任者(CEO)は「この提携を通じて、我々は欧州を代表する産業国ドイツの長期的なエ
石油ガスパイプライン輸送を担う米国のトールグラス・エナジー・パートナーズ(本社:カンザス州リーウッド)は9月27日、ノルウェーのエネルギー大手エクイノール(本社:スタバンゲル)と、北米での低炭素かつ大規模な水素・アンモニア製造プロジェクト開発に向け、連携することを発表した。両社は、水素とアンモニアの生産と市場の可能性、関連する流通インフラを評価し、広範な脱炭素化の促進で貢献するとしている。 両社は覚書に基づき、前工程設計(FEED)研究の共同出資を含む共同開発活動を進めることに合意している。研究では、95%以上の二酸化炭素(CO2)を回収・貯留(CCS)し、アンモニアと組み合わせて効率的に輸送・貯蔵する大規模な水素製造に焦点を当てるという。 トールグラスの天然ガス部門のプレジデント、ダスティン・バシュフォード氏は「エクイノールとこのような重要な取り組みを発表できることをうれしく思うとともに
2021年05月24日 デイリー版2面 外航全般 ノルウェー海事局、水素ウェビナー、次世代燃料の実証事業紹介 水素エネルギーの使用で環境上のメリット促進を目指すノルウェーハイドロゲンフォーラム(NHF)と駐日ノルウェー大使館は20日、「2021日本・ノルウェー 水素ウェビナー」を開催した。同国海事局のグリーンシッピング担当のコルビチェルン・ヘルグ氏は、国内での次世代燃料の実証事業などを紹介。水素燃料船は1隻が就航、今後2隻の竣工を控え、アンモニア燃料船は2024年ごろの竣工を予定する。バッテリー推進船は… 続きはログインしてください。 残り:457文字/全文:655文字
ガスの液化装置や供給システムを手がける中国の中集安瑞科控股(CIMCエンリック・ホールディングス)は3月3日、ノルウェー企業と合弁会社を設立し、中国国内で「タイプ4」と呼ばれる高圧水素タンクを生産すると発表した。 中集安瑞科控股は貨物用コンテナ製造で世界最大手の中国国際海運集装箱(CIMC)の子会社で、香港証券取引所に株式を上場している。今回の合弁プロジェクトへの初期投資額は6億5000万元(約107億円)としている。 高圧水素タンクは、有害な排出ガスや二酸化炭素(CO2)を走行時に出さない燃料電池車(FCV)に必要不可欠な中核ユニットのひとつだ。FCVはタンク内の水素と空気中の酸素を反応させて電気を作り、走行用モーターを駆動する。 現在、FCV用の高圧水素タンクは内張り材が金属製のタイプ3と樹脂製のタイプ4の2種類が使われている。タイプ4はタイプ3に比べて軽量かつ高強度で、より多くの水素
2020年11月24日 デイリー版2面 造船/舶用 【MariTech】 【MariTech 海事未来図】ハブヤード、水素燃料電池ソリューション 新会社を設立 ノルウェー造船大手のハブヤード・グループは19日、水素燃料電池を動力源とした大型船舶向けのトータルソリューションを提供するため、新会社ハブヤード・ハイドロゲンを設立したと発表した。2021年の完成を予定している舶用水素推進システムを使用し、ゼロエミッションで長距離航行が可能な船舶の実現を目指す。水素は使用時にGHG(温室効果ガス)が発生しないという特長があり、次世代燃料として各国で普及に向… 続きはログインしてください。 残り:448文字/全文:643文字
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