東京都は4月18日、燃料電池商用車に関して、車両別の導入目標を設定し、2035年度に約1万台を目指すと明かした。導入は段階的に増やす方針で、2028年度に約2900台、2030年度に約5000台の導入を見込む。 2030年度に燃料電池小型トラック約3600台導入へ

日機装の子会社であるClean Energy & Industrial Gasesグループは、米国バス会社向けに液化水素ステーションを新たに米カリフォルニア州に完成、開所した。 日機装は2024年10月28日、同社子会社のClean Energy & Industrial Gases(CE&IG)グループが米国バス会社SunLine Transit Agency(サンライン)向けに液化水素ステーションを新たに米カリフォルニア州に完成および開所したと発表した。CE&IGグループは、米国と韓国で安定運行が可能な商用車向けを中心に水素ステーションの受注を得ている。今回の開所により、全世界における納入件数は2025年に35カ所を超える見込みだ。 新たに開所した液化水素ステーションは、サンラインのバス32台に水素燃料を供給する。35MPa対応車両と70MPa対応車両のどちらの充填方式(H35、H70
浪江町の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」で製造された水素を東京都内で将来にわたり継続的に利用する取り組みが20日、本格化した。東京都は今後、水素で走る都営の燃料電池バスや、業務で利用するトラックを運行する際に定期的に"浪江産水素"を活用する。東京電力福島第1原発事故の被災地発の水素製造技術が都民の生活を支える身近な存在となり、エネルギーの大消費地で脱炭素社会の実現を後押しする。 東京五輪パラで実績 都によると、同フィールドで製造された水素は2021年の東京五輪・パラリンピックの大会運営バスなどで使用した実績はあるが、都営バスの定期運行を含め継続して利用するのは初めて。当面は月1回、同フィールドから東京・江東区の新砂水素ステーションに水素約2600立方メートルを運び、燃料電池バスなどに供給する。水素で走る都営バス計75台のうち、十数台分の動力となり、1台当たり二百数十キロ走行
「さあ、福島から水素で未来を紡ごう」ラッピングバス(燃料電池バス)が運行開始 ―NEDOと東京都が水素の普及でコラボ― 2024年4月18日 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構) NEDOは、「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」(福島県浪江町)において、クリーンな水素製造技術の開発と、この施設を活用した水素に対する理解増進のための取り組みを進めています。 2020年1月にNEDOと東京都は、水素エネルギーの普及促進に関する包括的な協定を締結し、東京都と連携した広報・啓発活動を行っています。この一環として、今後NEDOは、FH2Rで製造された水素の利用を東京都内で進めていく予定です。この度、水素をより身近に感じていただくための取り組みとして、都営バスが保有する一部の燃料電池バスに、FH2Rの地元、浪江町の子どもたちがデザインしたラッピングバスの運行が開始
都庁総合トップ お知らせ 報道発表 2024年 4月 東京都内でのグリーン水素利用拡大に向けたPR 「さあ、福島から水素で未来を紡ごう~」ラッピングバス(燃料電池バス)の運行開始! 東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向け、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化に取り組んでいます。特に、脱炭素社会の実現に向けては、再生可能エネルギー電力由来の水素(グリーン水素)の活用促進が重要です。 都と水素エネルギーの普及促進に関する包括的な協定を締結しているNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、福島県浪江町内において、太陽光発電の電力を利用した世界有数規模の水素製造施設「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」で実証を行っており、都は今後、本協定に基づき、FH2Rで製造されたグリーン水素【注】の都内利用拡大を進めていく予定です。 グリーン水素
都バスの保有台数は23年4月1日時点で1448台で、128系統が運行。営業距離は765.7キロメートルと国内有数の規模で、22年度の1日当たりの乗車人員は約57万3000人に上る。ただ、その誕生は1923年に発生した関東大震災による副次的なものだった。(AFP) 東京23区内を中心に「都民の足」の役割を果たしてきた都営バスが、2024年1月、乗り合いバスの営業開始から100周年を迎える。関東大震災の翌年から運行を続け、時代とともに新技術を導入。東京都では今後、水素ステーションも新設する方針で、公共交通機関でも、小池百合子知事が旗振り役となる脱炭素化を加速していく。 都バスの保有台数は23年4月1日時点で1448台で、128系統が運行。営業距離は765.7キロメートルと国内有数の規模で、22年度の1日当たりの乗車人員は約57万3000人に上る。ただ、その誕生は1923年に発生した関東大震災に
大分県内のエネルギー関連企業など産学官でつくる任意団体「県エネルギー産業企業会」は7日、JR日田彦山線のバス高速輸送システム(BRT)で実証実験中の燃料電池バスに、県産の「グリーン水素」を供給すると発表した。
ことし8月に開業したJR日田彦山線の一部区間をバスで結ぶ「BRTひこぼしライン」で水素を使って走る燃料電池バスの実証運転が始まりました。 実証運転は、6年前の九州北部豪雨で被災した日田彦山線のうち、ことし8月に、BRT=バス高速輸送システムとして開業した添田駅と大分県の日田駅の間のおよそ40キロの区間で28日から始まりました。 燃料電池バスは全長およそ7メートルで座席数は14、水素と酸素を化学反応させて発電した電気を使い、二酸化炭素を排出せずに走ります。 観光で日田市に行くという北九州市の女性は「ニュースで知っていたので、とても楽しみです」と話していました。 添田駅で行われた出発式でJR九州バス添田支店の納所英孝支店長は「実証実験を本日から開始します。BRTひこぼしラインFCバス、出発」と告げると、バスは警笛を鳴らし日田市に向けて走り出しました。 この燃料電池バスの実証運転は週に3日のペー
ブリュッセル「バスワールド 2023」で、初の水素バス「IVECO BUS E-WAY H2」が発表に CarsTech 2023.10.28 文:Pen編集部 10月6日、Hyundai Motor CompanyとIveco Group N.V.は、ブリュッセルで開催された「バスワールド 2023」で、初の水素燃料電池を利用した電気バス「IVECO BUS E-WAY H2」を発表した。 Hyundai Motor Companyは1967年に設立。25年にわたり水素技術の分野をリードしてきた。早期の段階からスマートモビリティ事業に乗り出し、その後ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資するなど、世界の持続可能な未来のために日々進化を遂げている。 この新型車は、“脱炭素化に向けた取り組みや、交通システムの切り替えを加速させる”という両社の意
神戸の街を走る「市バス」といえば、緑と白の2色の車体カラーです。この色は1971年に廃止となった神戸市電(路面電車)の伝統を引き継ぎました。市営地下鉄の車両も同じ色使いです。 ところが、全部で486台ある市バスの中で、たった一台だけ、黒を基調に明るい「青」を使った近未来的なデザインのバスが存在します。 それがことし4月、神戸市バスで初めて導入された「水素バス」です!別名は燃料電池バス。車体の天井部にあるタンクに貯蔵した水素と大気中の酸素を反応させて電気をつくりだし、モーターを動かして走行します。 これまで神戸市交通局でバスや地下鉄を整備してきた私ですが、水素バスの導入した理由とその魅力を説明したいと思い、記事を書きました! 「水素社会」のランドマークにバスといえば、ちょっと昔はディーゼルエンジンが当たり前。そんななか、神戸市バスでは、エンジンにバッテリーとモーターを組み合わせて、燃費を良く
中国の吉林省・長春市は4月13日、同市で水素燃料電池路線バスの一般道路運行に関する実証実験を開始したと発表した。同実験では6台のバスを長春市内6路線で運行する。片道の最長運行距離は72キロ、1台につき最大46人まで乗車可能。 同燃料電池バス用の水素は、「中韓(長春)国際協力モデル区」にある、グリーン水素製造・貯蔵・充填(じゅうてん)の機能を一体化したステーションから補給される。水素製造の電力は、同モデル区敷地内の工場屋根に配置される太陽光パネルによる発電およびその蓄電システムに由来し、PEM(注)型水電解により水素を製造している。製造後、バッファータンク経由で圧縮してから水素貯蔵ボンベに移すことにより、水素圧縮に必要なエネルギー消耗を軽減することができる。同ステーションは、1日当たり最大450キログラムの水素を製造可能で、約20台の燃料電池バスへの補給が可能となる。なお、同燃料電池バスの充
袖ケ浦市が運営しており、東京湾アクアライン連絡道の袖ケ浦インターチェンジ近くの国道16号沿いにある。1997年12月の東京湾アクアライン開通を機に高速バスへのパークアンドライドを目的に設置されたもので、高速バスに乗り換えて東京都・神奈川県に移動することができる。 2010年1月16日より路線バス2路線の乗り入れが開始され、周辺各地域から路線バスと高速バスを乗り継ぎできるようになった。 袖ケ浦市内の主要観光テーマパークの東京ドイツ村への路線バスとの乗換ターミナルとしても機能している。 また、木更津金田バスターミナルに停車せず袖ケ浦バスターミナルのみ停車する便や路線の利用者向けに、木更津市金田にある竜宮城スパ ホテル三日月の送迎バスも発着する。 新聞報道によると、年間利用者数は約112万人にのぼる[1]。
神戸市は4月1日から水素で走る「燃料電池バス」の運行を始める。市で初めての導入で、2路線を走る。運行開始を記念し、オリジナルのミニカー「トミカ」も抽選販売される。 温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、市が取り組む「水素スマートシティ神戸構想」の一環。トヨタ自動車が2018年に開発した「SORA」1台を導入する。 市交通局によると、燃料電池バスは水素と空気中の酸素を反応させて発電するため、二酸化炭素(CO2)などを排出しない。モーターによる走行で騒音や振動が抑えられ、快適な乗り心地という。 車体は神戸の海や空をイメージし、青色を基調とした。災害時には避難所などで電力を供給することができ、目安として、体育館で使用する4、5日分の電力を賄える電源供給能力を備えているという。 燃料電池バスは、神戸駅前と市民福祉交流センター前をつなぐ7系統と、三宮駅前と新港町を走
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