お気軽ライターによる火遊びが原因と見られる火災や事故が相次いでいることを受けて、監督官庁の総務省では 「悪質で低レベルなライターは回収する」 方針を明らかにした。 ライターについては、昨今のインターネットの普及とブログの流行で「誰でも自称ライターになれる」風潮がすすんでいる。しかし、こうした自称ライターはデタラメや煽り記事ばかり書いて「炎上」を起こすケースが多く、世間を騒がせてきた。しかも、今や「一億総ライター」と言われ誰もが情報発信できるため、いつ大炎上が起こるかわからないリスクもある。 事態を重くみた総務省では、ライターの定義を 名前を冠した連載記事をもっている 3万部以上の単著がある 場合に限定。条件を満たさないのにライターを名乗った者は回収するという方針を決めた。 回収された危険なライターは分解・加熱などの処理をしたうえで、缶詰にして恵まれない人々への支援食料にするという。